《超奇天烈 ベガスダラー》
超奇天烈 ベガスダラー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 8000 |
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−水のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を見せ、その後山札の一番下に置く。そのカードのコストが5以上なら、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。それ以外なら、カードを2枚引く。 |
DMR-17で登場した水のマジック・コマンド/侵略者の進化クリーチャー。
水コマンドから侵略でき、cipで相手の山札の上を確認。コスト5以上なら相手全軍バウンス、外れても2ドローできる。
バウンスが入れば敵陣をリセットできるので殴り返しに強く、外してもドローになるため無駄がない。
だが相手に左右されやすく、思うように発動できないのが欠点。特にバウンスしたい小型〜中型の多いビートダウン相手ではcipがドローになりやすく、シールドが割られていくためその恩恵も今ひとつ。
能力も強制で融通が利かず、ドローしたい時にバウンスが発動してしまったりバウンスしたい時にドローしたりとギャンブル要素が強い。
とはいえクリーチャーの全バウンスは最高クラスの除去。逆転勝利の一手にも成り得るし、狙わなくてもヒットしたら運が良かった程度の認識で使えばいいだろう。
最近ではツインパクトカード登場により、その片側のコストを参照することで成功率も増している。
登場当初は侵略元となる水のコマンドにも手早く攻撃できるものがまだ少なかったが《プラチナ・ワルスラS》や《超次元の王家》、《芸魔隠狐 カラクリバーシ》が登場したため大幅に改善された。
【青赤マジック】ではこのデッキの中核クリーチャーの大半が侵略条件を満たしているゲーム・コマンドであることに加え、苦手とする大型高コストのブロッカーやアビス、軽量カードメタを除去できるマジックであるため採用され、結果を残している。
- 敵の場に何もいなくても敢えてドローを狙い出すことも考えられる。その場合4以下を狙うギャンブルになる。
- 名前の元ネタは賭博で有名なアメリカの都市ラスベガスと、ドルの複数形ダラーだろう。
- アニメ「VSR」および漫画「VS」ではハカセの切り札として使用。アニメでの声優は内野孝聡氏で、モチーフに被せたのか台詞は全て英語であった[1]。
- アニメ「VSR」では第11話で切札 勝太戦で使用。これまで何度か勝太の逆転劇を務めた《めった切り・スクラッパー》を初めとしたコスト5以上のカードを2連続で(勝太が《燃える革命 ドギラゴン》を今引きしていなければ3連続もあり得た)山札の上から引き当ててオールバウンスを叩き込み[2]、勝太のシールドを0にする(このクリーチャーが殆どを削っている)など活躍したが、それが《燃える革命 ドギラゴン》の革命0を呼び覚ましてしまい、最終的に無限攻撃を喰らって破壊された。
その後は全く使用されず、シリーズ終盤の第42話にてゾンさんによって《S級不死 デッドダラー》に変えられ、持ち主のハカセと敵対させられたが、ゾンさんが撃破された後は元に戻っていたらしく、「VSRF」第40話で僅かな間だが再登場した。
- シールドブレイク時には、カードイラスト同様胸部からレーザーを放出した他、肩の横のパーツを切り離してミサイルのように発射していた。《ドギラゴン》を手札に戻す際には腰のパーツを変形させて、シャボン玉をあちらに浴びせたことも。
- ハイリスク・ハイリターンな戦法を好むハカセだが、このカードはどちらかと言うとローリスク・ハイリターンである。
- 実はこのカードはハカセを親代わりに育ててくれた祖母からもらった、彼にとって思い入れのあるもの。そのためハカセは、このカードを《デッドダラー》に変えたゾンさんに激しい怒りを見せていた。
超奇天烈 ベガスダラー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 8000 |
進化:水のクリーチャー |
侵略:水のコマンド |
W・ブレイカー |
バトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を表向きにし、その後山札の一番下に置く。そのカードのコストが5以上なら、相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。それ以外なら、カードを3枚引く。 |
DMPP-25で実装。ドロー能力が《奇天烈 ベガス》の能力成功時よろしく3枚になった。
- 【ヘブンズ・ゲート】は基本的にコスト5以上ばかりでデッキを組むため、盤面リセットとして信頼性が高い。
- アニメでのこのクリーチャーはややテンションの高いアメリカ人のように話していたが、プレイスでのこのクリーチャーはニヒルな日本人の博打打ちのように話している。その声質や台詞は福本伸行氏の漫画を原作としたアニメ「闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜」の赤城しげるを思わせるもの(後者に至っては完全に赤木しげるのそれ)になっており、使用者からはネタにされている。
- 《奇天烈 サイコロン》のフレーバーテキストから推測すると、(このクリーチャー以外の)奇天烈の侵略者のボイスは全て、このクリーチャーの実況、あるいはそれに含ませた感想のようである。
- フレーバーテキストの「2つに1つ」はコストが5以上かそれ以下かということを示しているが、それ以外にもこのクリーチャーが登場したアニメ「VSR」の初期オープニングテーマ『Luv it!』の歌詞、「ふたつにひとつ 『Go』か『Go』」がモチーフになっていると考えられる。
関連カード
- DMPP-25
どうせ答えは2つに1つ。確率などもう超えた。この狂気を楽しもうじゃないか。
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《超奇天烈 ベガスダラー》の効果で相手は山札の上のカードを見せました。そのカードがコスト4以下のクリーチャーとコスト5以上の呪文の組み合わせのツインパクトカードだった場合どうなりますか?
A.そのカードはコスト5以上のコストを含むため、最初の「バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて手札に戻す」効果を発動させます。コスト4以下のコストを含みますが、カードとして「コスト5以上のカードではない」として扱わないのでカードを2枚引くことはありません。
カードがどのカテゴリーに属するか否かを問う場合、ふたつのうちどちらかがカテゴリーに属していればそのカードとして扱います。
引用元
初めて侵略した時の「It’s showtime!(ショーの時間だ!)」や最初に《ドギラゴン》にバトルで負けた時の「Shit…(クソっ…)」、再度侵略した時の「One more time!(もう一度だ!)」など。
1回目成功後の返しのターンで《ドギラゴン》にバトルで負けたが、勝太のシールドが2枚だったので《侵略者 ジャッグラ》の効果により侵略元の《奇天烈 ベガス》共々手札に帰還。その後《ジャッグラ》の攻撃で再度侵略、2回目を成功させた。