聖魔王秘伝(せいまおうひでん)ロストパラダイスワルツ》

聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ VR 光/闇/火文明 (6)
呪文
アタック・チャンス:光と闇と火を持つディスペクター(自分の光と闇と火のすべてを持つディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。)
次の自分のターンのはじめまで、自分の手札に加える、コスト8以下のシールドカードすべてに、「S・トリガー」を与える。
自分のシールドを1つブレイクする。その後、相手のシールドを1つブレイクする。

DMRP-18で登場した//アタック・チャンス呪文

コスト8以下のシールドカードすべてにS・トリガーを与え、自分と相手のシールドを1枚ずつブレイクする。

S・トリガー化で次のターンの防御力を大幅に上げられるだけでなく、ブレイク暴発ができる。

アタック・チャンスの条件は、白黒赤の『連結』ディスペクター。該当するクリーチャーは以下の通り。

ディスペクターアタック・チャンスの条件としている辺り、EXライフとの相性は良いとも悪いとも言いがたい。EXライフで増えたシールド暴発させられるため相性が良いとも言えるが、増えたシールドを減らすため相性が悪いとも言える。また、ブレイクしたシールドからディスペクターを出した場合EXライフシールドの損失を補えるが、そうして追加したシールドS・トリガー化の対象外となる。

一応、《聖魔連結王 バロディアス》《聖魔連結王 ドルファディロム》が持つ「EXライフシールドシールドゾーンを離れた時」に誘発する能力を能動的に誘発させることは可能。
考えようによっては、紐付けされたディスペクターが除去を受けると墓地に行ってしまうEXライフシールドを自ら回収できるとも解釈できる。

ルール

環境において

それまで取り回しの悪さから採用率が伸び悩み、せいぜい稀に【5色ディスペクター】に入る程度であったが、《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》【オボロティガウォック】が浸透してきた2024年2月上旬頃になると、そちらとの組み合わせで一部の型で使われるようになった。先置きの《天災 デドダム》や革命チェンジで出た《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》と合わせて最速先攻4ターン目にシールドを5枚ブレイクしつつワンショット失敗時の保険を掛けることができる。デッキに2割強程度入る除去カード暴発すれば1体程度のブロッカーは突破できる余地がある上に、単純にリソース系で準備を整えることもできる。暴発《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を捲った場合は無用なブレイクをしないように攻撃中の《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》バウンスするという手もある。

他のカード・デッキとの相性

比較対象

カード名について

  • 名前の元ネタは、エピソード2ワールドマップに描かれている光文明の更生施設「魔刻洗礼ロスト・パラダイス」だろうか。この施設は説教によりデーモン・コマンドを改心させ、光のデーモン・コマンドへと変貌させていた。
    余談だが、直訳すると「失われた楽園の円舞曲」といったところか。
  • 初出はデュエマいやほいゲームアタック・チャンス呪文の命名ルールでもある、冠詞の部分は共通している。
    選択肢では《聖魔王秘伝》の後に半角スペースが入っているが、実際のカード名には入っていない。
    • 1:聖魔王秘伝 ロストパラダイスワルツ……地味に以前出題された時とは異なり、間に半角スペースが入っている。
    • 2:聖魔王秘伝 ホワイト&ブラックアウト…… 《ホワイトアウト》から。
    • 3:聖魔王秘伝 超ドルファディロム砲……《ドルファディロム砲》から。
    • 4:聖魔王秘伝 グレースケール・ネメシス……今回唯一の新規選択肢。
      • 実は出題の翌日に放映されたアニメ『キング!』の第9話予告で正解発表より前にカード名が判明してしまっている。

アニメでの活躍

サイクル

王来篇ディスペクターに対応するアタック・チャンス呪文

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMRP-18
    全てを暴くと全てを飲み込むが合わさり、後には灰色の世界だけが残る。

収録セット

参考