公式Q&A 2023年5月19日更新版
Q.自分の《「雷光の聖騎士」》がある状況です。
相手のクリーチャーにダイレクトアタックされ、自分のシールドがブレイクされる際、《「雷光の聖騎士」》の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から《貝獣 パウアー》を捨てました。
この《貝獣 パウアー》の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.いいえ、引けません。
ダイレクトアタックによるブレイクは、効果や能力によるブレイクとして扱われません。そのため、それを置換して《貝獣 パウアー》を捨てたとしても効果や能力によって捨てられたことにはなりません。
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| | (総合ルール 701.14a)
| - 701.14a
- シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
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引用元
Q.自分の《「雷光の聖騎士」》がある状況です。
相手の《首領竜 ゴルファンタジスタ》が自分を攻撃した時、自分は「ブロッカー」でブロックしました。&be;《首領竜 ゴルファンタジスタ》の「ブロックされた時」の能力で自分のシールドが3つブレイクされる際、《「雷光の聖騎士」》の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から《貝獣 パウアー》を捨てました。
この《貝獣 パウアー》の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.はい、4枚引けます。置換効果は効果の発生源を変更しないため、《貝獣 パウアー》は《首領竜 ゴルファンタジスタ》の能力によって捨てられたことになります。
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| | (総合ルール 701.14a)
| - 701.14a
- シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
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引用元
Q.《超次元の王家》を進化元に含む《超神星DOOM・ドラゲリオン》が攻撃する時、《蒼き覚醒 ドギラゴンX》に「P革命チェンジ」しました。
この時、進化元に含まれていた《超次元の王家》の「超次元ゾーンに置かれた時」の能力はトリガーしますか?
参照:《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》
A.いいえ、トリガーしません。
《超次元の王家》の「超次元ゾーンに置かれた時」の能力のように、その能力を持つカード自身がゾーンを移動することによってトリガーする能力は、そのカードが離れる直前の状態を見て能力がトリガーするかどうか決定します。離れる直前に《超次元の王家》はカードの下に置かれていて、特性が無視されていたので、「超次元ゾーンに置かれた時」の能力はトリガーしません。
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| | (総合ルール 200.3a,603.5c)
| - 200.3a
- 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。
例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
- 603.5c
- 誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。
例: 2体のクリーチャーと、「クリーチャーが破壊された時、カードを引く」という能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンにあるとき、すべてのクリーチャーを破壊する呪文を唱えた場合、その能力の誘発はそのクリーチャー自身の1回のみです。
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引用元
Q.相手のタップしている《ドンジャングルS7》がバトルゾーンにいる状況です。
このターンに「アビスラッシュ」で召喚した自分の《ベル=ゲルエール》はどこに攻撃できますか?
A.相手プレイヤーのみ攻撃できます。「アビスラッシュ」で召喚したクリーチャーは相手クリーチャーには攻撃できないので、《ドンジャングルS7》を攻撃する必要はありません。
引用元
Q.《グ:ボガメン》の「攻撃する時」の能力で自分の《アビスベル=ジャシン帝》を破壊する際、「離れる時」の置換効果を適用して手札を2枚捨てました。結果的に《アビスベル=ジャシン帝》はバトルゾーンに残っていますが、この場合でも「アビス・メクレイド5」できますか?
類似例:《ド:スモンマー》
A.はい、できます。前提となる行為を行おうとして、結果的にできなかった場合でも「そうしたら」以降の能力を使えるため、自分のクリーチャーを破壊しようとすれば「アビス・メクレイド8[1]」できます。
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| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元
Q.《グ:ボガメン》の「攻撃する時」の能力は、自分のクリーチャーが他にいない場合でも使えますか?
A.いいえ、使えません。
クリーチャーが他にいない場合は自分の他のクリーチャーを破壊しようとすることができないので、「そうしたら」以降の能力は使うことができません。
引用元
Q.自分は《絶望と反魂と滅殺の決断》を唱えて、効果で「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」を2回選択しました。
1回目の効果で捨てようとした相手の手札が《斬隠蒼頭龍バイケン》だったので、捨てるかわりに《斬隠蒼頭龍バイケン》がバトルゾーンに出たのですが、出た《斬隠蒼頭龍バイケン》の「そうしたら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」と、2回目の手札を捨てさせる効果は、どちらを先に解決しますか?
A.《斬隠蒼頭龍バイケン》の効果を解決するのが先です。
《斬隠蒼頭龍バイケン》の効果でクリーチャーを1体手札に戻してから、《絶望と反魂と滅殺の決断》の2回目の効果を解決します。
引用元
Q.《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》の「シビルカウント3」で、相手の墓地にある「出た時」の能力を持たないクリーチャーや、呪文を選べますか?
A.はい、選べます。使える効果は無いので、何もせずに選んだカードを山札の下に置きます。
引用元
Q.《ソファ=ソフティソニア/「どんな夢がお望みだ?」》の「タップした時」の能力で、《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》が2枚墓地に置かれました。
《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》はツインパクトで2つコストを持っていますが、「コストの合計」は何コストになりますか?
A.コストの合計は、最大14になります。
効果でコストを参照する際、その効果を使ったプレイヤーが好きな方のコストを選んで、選んだコストのみが参照されます。
《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》が持つコストは7と2なので、最大は14になります。
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| | (総合ルール 201.2b)
| - 201.2b
- ツインパクトのように2つのコストを持つカードが存在します。2つのコストを持つカードのコストを効果や能力によって参照する場合、その効果や能力を使ったプレイヤーは、そのうちの好きな方のコストのみを参照します。
例: 《7777777》を唱えたプレイヤーが対戦相手の山札の上から表向きにしたツインパクトカードを選んだ場合、《7777777》を唱えたプレイヤーが参照するコストを選ぶ。
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引用元
参考
原文ママ。おそらく誤植。正しくはメクレイド5