覚知山 ボウイ
漫画・アニメ「デュエル・マスターズ WIN」シリーズのキャラクター。
アニメでの担当声優は河瀬茉希氏。
デュエリストチーム「D4」のメンバーの1人で、超がつくほどのお金持ちの息子。「Diamond boy(ダイヤモンドボーイ)」という異名を持つ。
斬札 ウィンとは同い年[1]。
《ドラン・ゴルギーニ》を切札にした光単色の「スーパーカーデッキ」こと【白単ドラン・ゴルギーニ】を使用する。
アニメ版
千葉県最強のデュエリスト4人衆「D4」の1人で、「神童」と呼ばれている。
実家がお金持ちであることを鼻にかけて威張っているが、どこか憎めない性格で、年上に対して礼儀正しい。
「じいや」という執事(声優は若林佑氏)を連れている。
第1話で斬札 ウィンとのデュエマに敗れる。
第3話での斬札 ウィンとの再戦では《緑知銀 グィムショウ》でウィンの墓地利用をメタるも敗れる。
その後も、ウィンに何かと絡んでくる。
D4であるにもかかわらず敗北が続いており、最年少である事もあって他のD4(特に霞ヶ関 ファルゴ)からは見下されている。
更に本人も他の3人から見下されていると感じており、苦しくなる時があると源さんに打ち明けている。
プリンス・カイザによれば精神的に脆く逆境に弱い弱点があるようで、第11話でのカイザとのデュエマではそれによってプレイミス[2]を犯し、敗北。「D4の看板は重い」との宣告を受けてしまう。
これによって戦意を喪失し、心を折ってしまっていたが、第12話でウィンとのデュエマを通して復活する。
第21話ではウィンの対策デッキを組んでいたとのことだが、新しい切り札の能力の前に敗北する。
- お坊ちゃま故に鍋焼きうどん、カップラーメン、お粥を知らなかったが、カップラーメンを食べた際には「どんなフレンチコースより上手い」と絶賛していた。
- アニメ出演者や制作スタッフの間では専ら「ヒロイン」として認識されており、アニメ『WIN』の2ndオープニングでのボウイのヒロインじみたカットは「作画スタッフの暴走」によるものらしい[3]。
ウィンをマイハマ学園に来るように誘ったことに大きな責任を感じており、D4に所属しつつも、彼とデュエマさいこークラブを守ろうとしている。第7話では跡をつけすぎたことでウガタに嫌がらせの犯人だと疑われ、「D4最弱の彼なら勝てる」とデュエルを挑まれるが返り討ちに遭わせ、初登場から実に半年後、ようやく明確に勝利が描写された。
斬札 ウィンに入れ込みすぎたことや霞ヶ関 ファルゴの策略によってD4を追放され、新たなD4になったカレンと入れ替わりでデュエマさいこークラブに入部した。D4の責務から解放されたためかだらけきってしまい、一時は激太りしていた。
D4脱退後は制服着用時以外は髪を下ろしている。また、クラブ生活の裏で相当な特訓を積んでいたようである。
デュエル・ウォーズでは予選をしっかり勝ち抜け、決勝トーナメントでファルゴと対決。破壊されたクリーチャーをその後一度タップ状態で復活できる「ゾンビデュエマ」の特性[4]をしっかり理解し、《アーテル・ゴルギーニ》を初めとした、これまで使ったことのない闇のカードを使いこなし見事ファルゴを倒した。
しかしその一方で、実家の事業が失敗[5]してかなり貧しくなり[6]、それ故に優勝した暁には「自分の実家を立て直す」ことを願おうとしている。準決勝ではカレンと対峙、陣中見舞いに来た父親(声優は間宮康弘氏)から渡された《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》等のメカ・エンジェル・コマンドカードを駆使してD4交代戦のリベンジを達成、決勝進出を決める。
巨悪の策略でカイザが『ウィンと邪神こそが全ての元凶』と思い込み暴走し、D4そのものを切り捨てる凶行に出ると、他のメンバーを叱責しつつ、カイザを正気に戻すべくこれに挑む。だが、強大な太陽の力を手にしたカイザと《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》の苛烈な攻撃に耐えられず敗北、後事をウィンに託した。
漫画版
関東最強のデュエリスト4人衆「D4」のうちの1人で、通称「黄金の守り人」。
総資産100兆円を超える石油王の息子。
斬札 ウィン達が住む千葉の南一帯は彼らのグループが支配しており、彼を怒らせればシラハマの町は秒で滅ぶという。
アニメ版と異なり、連敗が無くカイザとの関係が悪化していない。このため、マイハマ学園への登校シーンではカイザの隣に座っていたり、ウィンが生徒会長になってもカイザを応援するなどしている。しかし、ウィンへの信頼もあるようで、ウィンが人工太陽を破壊しマイハマを救った際は「悔しいがクラブの公の活動を認める」と伝えに来たり、カイザ戦勝利後は「よくもあんなスゴいデュエルをしてくれたな!」と叫ぶなどツンデレな一面も見られる。
その他
- 覚知山とはジョー編の舞台『河越』のモデルになった埼玉県川越市に実在するお寺の山号。
しかしウィン編の舞台は河越ではないことと、おそらくお金持ちであることから『お坊ちゃま』を苗字っぽく言い換えたものだろう(お坊ちゃまボーイ→覚知山ボウイ)。
戦績
主な使用カード
切り札
それ以外
参考
アニメ第11話でボウイが発言。
焦りから不要なブロックを行い、S・トリガー発動のチャンスを逃した上にカイザの切り札《ボルシャック・バラフィオル》を破壊する術を失い素通ししてしまった事。実際に勝てていたかは怪しいものの、このミスにより更なる展開を許し、戦況はほぼ逆転不可能な状況まで追い込まれてしまった。
『デュエル・マスターズ WIN』29話 キャストスペシャルトーク
クリーチャーを大量展開しつつ、それらを破壊以外の方法で無力化することがカギ、というもの。
ロケット型のリゾートが失敗したらしいが、その理由は「リゾットが混入していた」というトンチキなものらしい。
ファルゴと対決する回で、食堂で安価なもやし定食を頼む等の伏線は張られていた。
《アビスベル=ジャシン帝》と《死神覇王 XENARCH》のリアルファイトと並行して行われたため、途中経過は完全には描写されていない
デュエパーティー形式