《エメラル》
手札とのシールド交換によってS・トリガーやシールドに絡んだギミックの仕込みなどを行える。 《アクア・サーファー》や《エマージェンシー・タイフーン》(&《斬隠蒼頭龍バイケン》)など、純粋にアドバンテージを稼ぐものを仕込めば、中速ビートダウンや速攻相手には強力な武器となる。リーサルが大いに遠ざかり、下手に踏み抜くと逆に盤面をとられてしまうため厄介極まりないことだろう。 仮に何も仕込めなかったとしても、少なくともブラフか手札交換になるので、完全に無駄になることは少ない。 シールド交換を行うクリーチャーはリメイク版の《アクア・スーパーエメラル》などを含め数多いるが、それらと比較すると2コストという軽さが驚異的。 また、進化元とする際には素のパワーは関係ないため、高いコストパフォーマンスが露骨にあらわれる。《エンペラー・マルコ》や【サイバー青単】、《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》、《プラチナ・ワルスラS》では2コストとは思えないほどの運用性を見せる。水の進化クリーチャーは強力なドロー能力持ちが多いため、シールド交換が有効に働きやすい。実際環境上の《エメラル》の活躍には何かと進化クリーチャーが絡んでいる。 サイバーロードの種族的な恩恵も豊富。上記にもした各種サイバー進化の種にはもちろん、《パラダイス・アロマ》のG・ゼロ早期召喚の種としても有力。 強さとは単純なカードパワーだけでなく、効果や働きに対するコストパフォーマンスにもあることを教えてくれる強力なカードである。シールド交換するカードは他にも数多あるが、それぞれスペックや運用性の違いがあるので、うまく使い分けるとよいだろう。 環境において殿堂入りするまで水を軸にしたビートダウンを支えたカードの1つ。 このカードが殿堂入りしたのは、2004年3月15日という最初期。コモン、サイバーロードからは初となる殿堂入りであった。 殿堂入り後も依然として各種ビートダウンや、相性の良い【ヘブンズ・ゲート】で使われることがあった。 殿堂入り後はサイバーロード絡みの活躍が目立つため、サイバーロードが失墜した以降は、時期によって使われる時期はないわけではないものの、特別名前が出ることはない。《クリスティ・ゲート》など3ターン目にシールドゾーンを参照するコンボはあれど、殿堂入りによる2ターン目の再現性の低さからこのカードに依存しないデッキが組まれてしまうことは、順当に考えて仕方がないといえる。 その他
関連カードフレーバーテキスト収録セット
参考タグ:
|