《
|
古代王 ザウルピオ VIC 自然文明 (7) |
ドラグハート・クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 12000 |
T・ブレイカー |
自分のシールドが1つもなければ、相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。 |
龍解前⇒《始原塊 ジュダイナ》 |
DMR-13で登場したビクトリーを持つジュラシック・コマンド・ドラゴンのドラグハート・クリーチャー。
自分のシールドが無ければ自分へのダイレクトアタックを受けない常在型能力を持つ。
このクリーチャーがいる限り自分は相手のクリーチャーに攻撃されないという、シンプルながら強力な能力。だが、龍解前の能力と比べると見劣りする能力であると言わざるを得ない。
その反面、龍解の為にドラゴンを展開したことによって守りが手薄になりがちなので能力は噛みあっているともいえる。
軽量除去は搭載されることも多いが、このクリーチャーへの除去手段がほぼ存在しない【赤単速攻】相手であれば龍解してしまえばほぼ勝ちである。
このクリーチャーが龍解する時にはドラゴンが他に3体並んでいるはずであるため、相手の攻撃に対する保険としての使用が基本となるだろう。とはいえ除去耐性は一切ないのであまり鵜呑みにせずにT・ブレイカー持ちの打点として扱った方が良い。
ドラゴン・サーガ当時の評価としては「なぜ除去耐性がないのか」「龍解条件が厳しすぎる」「そもそもドラゴンを3体そろえて龍解していればもう既に勝ったも同然」というものがメインであった。当時ドラゴン基盤が未成熟で手頃なコストのリソース系ドラゴンという概念が実質的に存在しなかったため、致し方がない面があった。
評価がマチマチな状況が続いたが、【5色グレンモルト】が成立すると《始原塊 ジュダイナ》の面メインで便利屋として評価されるようになった。この頃になると手頃な重さのリソース系ドラゴンの充実や中速以下のデッキの多くにおけるソリティア力の向上によって龍解条件を満たすことも難しくなくなった。以降、呼び出し手段のある中速かそれ以下の速度のアドバンスのドラグハート利用型デッキ全般で採用されるようになった。除去耐性は無いが、ファッティへの対処手段が基本存在しない【我我我ブランド】程度なら止まるので、こちらの面も完全には無駄にはならない。
フレーバーテキストではパワーを重視する発言をしている。ある意味自然文明らしい。しかし前述の通り、このクリーチャーの能力はパワーとは直接関係しないものである。
一応、相手がダイレクトアタックをするにはこのクリーチャーを倒さなければならないという能力ではあるため、相手のクリーチャーはこのクリーチャーを倒せなければプレイヤーへのとどめも刺せない、つまりパワーさえあれば負けないという事で一応筋は通る。確定除去などを喰らえばどうしようもないが。
なお、肝心のパワーは12000。決して低くはないが同エキスパンションの「コスト7のドラグハート・クリーチャーサイクル」中では《龍素王 Q.E.D.》や《熱血星龍 ガイギンガ》(素のパワー)よりは高いものの、《魔壊王 デスシラズ》とは互角、《天命王 エバーラスト》およびバトル時の《熱血星龍 ガイギンガ》には負けている、という何とも言えない有様となっている。さらには同弾で同じくジュラシック・コマンド・ドラゴンでありフレーバーテキストにてパワーについて語っている《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》にはこのクリーチャーのパワーを倍にしても届かない。
自分のシールドが1枚もなければ、自分は相手のクリーチャーの攻撃を受けない。 |
DMPP-22で実装。《龍覇 サソリス》を入手することで特典として付いてくる。
DMR-13のビクトリーを持つドラグハート・クリーチャーサイクル
Q.相手のシールドが0枚です。バトルゾーンに相手の《古代王 ザウルピオ》がいる場合、自分の《“乱振”舞神 G・W・D》はどこに攻撃できますか?
A.その場合、《“乱振”舞神 G・W・D》は相手プレイヤーに攻撃することができないので、クリーチャーに攻撃することができます。《“乱振”舞神 G・W・D》の能力にある「可能なら」の部分が実行できないので、攻撃しないことを選ぶこともできます。
引用元(2020.8.21)
Q.相手のシールドが1つもない状態です。バトルゾーンに相手の《古代王 ザウルピオ》と《指示虫アロー・ワーム》がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーはどこに攻撃できますか?
A.《古代王 ザウルピオ》の能力により、相手プレイヤーに攻撃が可能ではないので、相手のクリーチャーに攻撃できます。
(総合ルール 606.2) 引用元(2020.12.15)
Q.相手のシールドが1つもない状況です。相手の《古代王 ザウルピオ》の「攻撃を受けない」能力は《ダイヤモンド・ソード》で無効にできますか?
A.はい、無効にできます。
(総合ルール 101.2) 引用元(2021.2.5)