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D2V3 終断のデッドトロン P 闇文明 (8) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/マスター・イニシャルズX 8000 |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
自分の墓地にある闇または火のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コスト0以下にはならない。 |
相手がマナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーを出した時、相手は自身のクリーチャーを1体破壊する。 |
デッドリー・ビッグバン P 闇文明 (2) |
呪文 |
自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。 |
自分のフィールドがあれば、カードを1枚引く。 |
DMBD-21で登場した闇のソニック・コマンド/マスター・イニシャルズXツインパクト。
クリーチャー面は、墓地にある闇または火のカード1枚につき、召喚コストを1下げるコスト軽減と、マナゾーンのカードをタップしないでクリーチャーを出した時に、相手に選ばせ除去を行うコスト踏み倒しメタを持つ。
コスト軽減を持った《百発人形マグナム》といった所だが、元のコストが高い一方で、コスト軽減によってあちらより軽いコストでの召喚が可能。
コスト踏み倒しメタは、クロスギアや呪文の使用に反応しなくなっているものの、「コストを支払ったものとして扱う」GR召喚やギャラクシーGOはおろか、《蛙跳び フロッグ》や《ベイB ジャック》や《極楽鳥》の能力によって、バトルゾーンのクリーチャーのみでコストを支払っても、このクリーチャーのメタ能力が発動する点は相変わらず。
S・トリガーやニンジャ・ストライクに対しても有効なので、ある程度攻めにも使えるだろう。特にS・トリガー獣をバトルゾーンに残さないということは、S・トリガー獣の攻撃で返り討ちのダイレクトアタックをされる危険性を下げることができるということである。《閃光の守護者ホーリー》のようなブロッカーを無効化するS・トリガー獣が出てきてもひとまずは安心である。
ただし、《龍覇 ザ=デッドマン》や《DS電融 ザ=デッドNEXT》のコスト踏み倒し能力は「マナゾーンのカードをタップして」クリーチャーを出しているため、このクリーチャーのメタ能力は反応しない。
呪文面は1枚墓地肥やしと自軍のフィールドが存在しているという条件付きで1ドローができる。
似たような能力を持つ《終断α ドルーター》と異なり狙ったカードを落とすことはできないが、唱えるだけでこのカード自身が「墓地のカード」として増えるツインパクトの利点を上手く活用したい。
大量の墓地肥やしを武器とする【墓地ソース】なら闇と火のカードを何とかこのクリーチャーを1コストで召喚できるところまで墓地に貯めることが出来るだろう。【グルメ墓地ソース】の場合、闇でも火でもないカードが疑似シンパシーにおける不純物となるが、《超七極 Gio/巨大設計図》の呪文面での回収対象になるのが大きい。
やはり8コストと重いことから【赤黒ドルマゲドン】でも主流化はしていないが、《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》と《鬼寄せの術》の効果によるコスト軽減と唱えて墓地に置かれた《鬼寄せの術》の分の疑似シンパシーの分で最速3ターン目に出せることから、DMBD-21発売から一定期間は使われること自体はそれなりにあった。