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叡智の聖騎士 スクアーロ SR 水文明 (4) |
NEOクリーチャー:ムートピア 5000 |
NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。 |
エナジー・ライト SR 水文明 (3) |
呪文 |
カードを2枚引く。 |
DMEX-04で登場した水のNEOムートピアのツインパクト。
クリーチャー面は《クリスタル・パラディン》のリメイクカードであり、かなり強化されている。あちらとはコスト、パワー、cipは同じだが、進化する必要がなくなった上に、進化するときの進化元の指定も緩く、しかも呪文面もついてくる。
バウンスではあるものの、進化元を必要とせずに4コストでブロッカーを一掃できるのは強力であり、自軍をブロッカー化する《Dの牢閣 メメント守神宮》やブロッカーのコスト踏み倒しを行う【ヘブンズ・ゲート】などに刺さる。相手がブロッカーやブロッカーを付与するカードを使わない場合は、下記の呪文面を唱える選択肢もあるため、手札で腐ることが少ないのも利点。
コスト4なので《サイバー・K・ウォズレック》で相手の《ヘブンズ・フォース》を利用することで出すということもできる。
《Dの牢閣 メメント守神宮》を自分で使うとこのカードを含めた自分の全てのクリーチャーをバウンスするのでループを行うことができ、それを狙ったデッキの構築も考えられる。【ケロディナンスライブラリアウト】はその好例。難しいコンボを考えなくとも、単純に自軍のcipの再利用に好都合な場合もある。
無論、バトルゾーンに出す条件が緩くなった事で《極仙龍バイオレンス・サンダー》をはじめとするサボタージュ能力とも相性抜群である。
呪文面は《エナジー・ライト》そのもの。
もともとコストパフォーマンスや使いやすさは優れていたが、環境の高速化に伴ってドローしか出来ないスペルが敬遠されるようになり、あちらの採用率も冷え込んでいた。
ツインパクトになったことでその点が解消され、クリーチャー比率を高めたいデッキでも安定して使えるドローソースとなった。
双極篇環境最終盤では【クラッシュ“覇道”】における素出しプランの際に1ショットキルを補助するカードとして採用された。
【赤青ドギラゴン剣】でもメタカードとして1枚から2枚挿されることがあり、《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》でサーチして使うのが主な使い方であった。
ただ、【赤青ドギラゴン剣】、【白青赤ドギラゴン剣】は程無くして本体の《蒼き団長 ドギラゴン剣》が殿堂入り指定され、この種の相性の良いデッキが環境から姿を消した影響からDMRP-09期の環境では【青単スコーラー】での採用を除いてあまり見かけないカードとなった。
DMBD-09・DMBD-10期から【青白スコーラー】 で存在感を示すようになった。
ただ、DMRP-11で《天啓 CX-20》が登場すると、メインデッキを食うドローソースということでこのカードはめったに採用されなくなった。
双・超マーク2ブロック構築環境における【青黒GRハンデス】の場合は3マナに達した時に暇になりやすいので、このカードの出番は多い。
【絶望神サガループ】が成立すると、そちらに《ガル・ラガンザーク》対策としてされるケースも。事実、「DM最強位決定戦」(アドバンス&オリジナル)で4位入賞した【青黒緑サガ】に2枚投入されていた。《ガル・ラガンザーク》殿堂入り後は採用する場合【白青赤鬼羅.Star】が仮想敵となる。
【アーテルマトリクスループ】が成立すると、メインループにおける自軍の《アーテル・ゴルギーニ》を回収する役割を与えられるに至った。一気に2体リアニメイトできる《アーテル・ゴルギーニ》のスペックを考えればいつかはループパーツとして環境において使われるとは予想されていたが、耐性付きブロッカーが寧ろ場から離れるのが仕事になるとは、何とも皮肉である。呪文面が腐りにくい上に墓地に落ちていることが肝要なので、呪文側運用も大いに前提視される形で3枚程度挿されるのが主流。