【ボアロアックス】
ドラグハートの《邪帝斧 ボアロアックス》および《邪帝遺跡 ボアロパゴス》でコスト踏み倒しを行うコンボ。またはそれを活用するデッキの総称。
これらは非常に汎用性が高く、様々なデッキに応用できる可能性を秘めている。
邪帝斧(イビルトマホーク) ボアロアックス P 自然文明 (4) |
ドラグハート・ウエポン |
このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。 |
龍解後⇒《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 |
※殿堂入り |
邪帝遺跡 ボアロパゴス P 自然文明 (7) |
ドラグハート・フォートレス |
クリーチャーを自分の手札から召喚した時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が30以上であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 |
龍解前⇒《邪帝斧 ボアロアックス》 |
龍解後⇒《我臥牙 ヴェロキボアロス》 |
※殿堂入り |
龍覇 イメン=ブーゴ P 自然文明 (7) |
クリーチャー:ビーストフォーク號/ドラグナー 7000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト4以下の自然のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す) |
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。 |
W・ブレイカー |
主要カード
ボアロアックスの活用
《邪帝斧 ボアロアックス》は、出した時と装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーをコスト踏み倒しできる。
これを出すだけでも簡単にコスト踏み倒しが可能。
《霊騎ラグマール》や《有毒類罠顎目 ドクゲーター》で相手のクリーチャーをマナ送りにしたり、《鳴動するギガ・ホーン》でサーチするなど、選択肢は広い。【ジュラシック連鎖】に組み込んで《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》や《連鎖の面 ブルザッソ》を出してもいいだろう。
《ベル・ザ・エレメンタル》や《諸肌の桜吹雪》などの進化クリーチャーを装備したドラグナーに重ねることもできる。この場合すぐさま攻撃できる上、マナゾーンからさらなる踏み倒しが可能。【緑単サソリス】では主にこの動きがとられる。
また、《龍覇 イメン=ブーゴ》でマナゾーンのカードを5色化すると、文明を問わずコスト5以下のクリーチャーならば何でも出せるようになる。
これを利用して、《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》で自軍を全てスピードアタッカー化し、《逆転王女プリン》の能力でアンタップして何度も攻撃するという、【シューゲイザーワンショット】のような動きも可能。他にも、《超電磁コスモ・セブ Λ》や《機神勇者スタートダッシュ・バスター》に進化してビートダウンするなど、柔軟な動きができる。
ボアロパゴスの活用
自分のターンの終わりにバトルゾーンの自分のクリーチャーのコストが合計20以上ならば《邪帝遺跡 ボアロパゴス》に龍解する。一見難しそうだが、《邪帝斧 ボアロアックス》自体の踏み倒し能力を使って《次元流の豪力》(5)+《勝利のリュウセイ・カイザー》(6)や、《電流戦攻セブ・アルゴル》(5)+《イオの伝道師ガガ・パックン》(4)などを出せば楽に達成できる。
龍解した状態になると、自分がクリーチャーを手札から召喚することで、マナゾーンから自然のコスト5以下のクリーチャーを出すことができる。
【タテブエループ】
《龍覇 イメン=ブーゴ》でマナゾーンを5文明化した状態で《邪帝遺跡 ボアロパゴス》がバトルゾーンに存在し《アクア忍者 ライヤ》が手札に、《霊騎ラグマール》や《掘師の銀》が2枚以上、コスト5以下ののcipを使いたいクリーチャー、《守護聖天タテブエ・ヤッホー》が1枚アンタップ状態でマナゾーンに存在するのが条件。
- マナゾーンのカードが5文明化している状態で《アクア忍者 ライヤ》を召喚。
- 《アクア忍者 ライヤ》のcipで《アクア忍者 ライヤ》を手札に戻す。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力が誘発。マナゾーンから《霊騎ラグマール》を出す。
- 《霊騎ラグマール》の能力で自身と相手のクリーチャーをマナ送り。
- マナゾーンに《霊騎ラグマール》がアンタップ状態で置かれたので、それをタップして《アクア忍者 ライヤ》を召喚。以下2に戻って繰り返し。
同じようにバトルゾーンに出したいコスト5以下の単色のクリーチャーでマナを払い《アクア忍者 ライヤ》を召喚することで《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力でバトルゾーンに出せる。展開したクリーチャーに同じようにバトルゾーンに出した《守護聖天タテブエ・ヤッホー》を重ねた上で、2枚の《霊騎ラグマール》を交互に使ってマナ送りにすればマナがアンタップ状態に戻るため、ループが成立し、コスト5以下のマナゾーンにあるクリーチャーのcipを無限に使える。
展開するクリーチャーを《黒神龍ザルバ》にし、相手の山札のカードを全て引かせてライブラリアウトさせたり、下に9体のクリーチャーを重ねた《守護聖天タテブエ・ヤッホー》を《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》に進化させてメテオバーンを使えばそのまま勝利することができる。ただしドラゴン・サーガ環境からは《調和と繁栄の罠》がメタカードとして注目されており、メテオバーンを利用すると妨害される可能性がある。
他には現実的な手段として《リベンギオス・ドラグーン》や《アクア警備員 ラスト》をループさせて安全にダイレクトアタックできるようにしたり、《音感の精霊龍 エメラルーダ》と《鳴動するギガ・ホーン》をループさせて《光霊姫アレフティナ》で勝利するなどがあり、他にも勝利に直結する組み合わせが考えられる。
仮にコンボパーツが足りなかったとしても、ループ不成立時にはバトルゾーンに大量展開されているため、そのままごり押しもできる。この点も勝率に大きく貢献している。
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| | 各フィニッシャー採用時の長所・短所は以下のとおり。
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- 長所
- エクストラウィンによる勝利であり、決まれば問答無用で勝てる。
- 《アレフティナ》そのものが防御用カードとして役割を果たしうる。
- 闇を足す必要がない。
- 短所
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こちらはライヤタテブエ型と比較して省スペース的であり、強力なハンデスである《パクリオ》を無理なく搭載できる。そのため対応力が高い。即死性も保持されていることから、登場以降大会で数々の成績を残した。《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》のプレミアム殿堂により、2016年2月28日以降は使えなくなる。詳しくは【イメンループ】の頁を参照。
バトルゾーンに《龍覇 イメン=ブーゴ》(または他のマナ5文明化カード)と《邪帝遺跡 ボアロパゴス》、マナゾーンに《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》があり、手札に《霞み妖精ジャスミン》があるのが条件。
- 《霞み妖精ジャスミン》を召喚する。
- 《ボアロパゴス》の効果により、マナゾーンから《ディス・マジシャン》をバトルゾーンに出す。
- 《ジャスミン》のcip能力によって自身を破壊し、マナブーストを行う。
- 5文明化されたカードがマナゾーンに置かれることで、《ディス・マジシャン》の2つのスペース・チャージが発動。墓地に行った《ジャスミン》を手札に回収し、このターン中次に召喚するクリーチャーのコストは最大2少なくなる。
- 召喚コストが1になった《ジャスミン》を召喚してcipを使うたび、《ジャスミン》を回収しつつマナブーストとマナゾーンにあるコスト5以下のクリーチャーをバトルゾーンに出すことができるループが成立する。
【リケループ】
《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》殿堂後に発見された型。《聖霊王リケ》を活用することでノーコストで無限ドローが可能に。【フォーミュラエクストラウィン】として構築される。
《邪帝遺跡 ボアロパゴス》がバトルゾーンにあり《龍覇 イメン=ブーゴ》でマナゾーンを5文明化した状態で《アクア忍者 ライヤ》を手札から召喚する。マナゾーンに《聖霊王リケ》が存在し、7マナ以上ある。
- マナゾーンのカードが5文明化している状態で《聖霊王リケ》でマナを払い、《アクア忍者 ライヤ》を召喚。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力が誘発。マナゾーンから《聖霊王リケ》を今出した《アクア忍者 ライヤ》に重ねて出す。
- 《アクア忍者 ライヤ》のcipで《聖霊王リケ》を手札に戻す。結果的に《アクア忍者 ライヤ》自身も手札に戻る。
- 《聖霊王リケ》の能力で1ドロー。そのまま手札にある《聖霊王リケ》自身をマナゾーンに置く。
- 以下1に戻って繰り返し。1ドローの無限ループが成立する。
最終的には《ハリケーン・クロウラー》等で《偽りの名 iFormulaX》召喚に必要な7マナを起こしながら、《偽りの名 iFormulaX》を手札、《逆転王女プリン》をマナゾーンに仕込み、《偽りの名 iFormulaX》召喚→マナゾーンから《逆転王女プリン》が理想的。
マジシャンループと同様に《パクリオ》を搭載する余裕があるため、さしてマジシャンループと優位さに差がないのが特徴。
【サンマッドループ】
《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》プレミアム殿堂後に発見された型。
《邪帝遺跡 ボアロパゴス》がバトルゾーンにあり、《龍覇 イメン=ブーゴ》でマナゾーンを5文明化した状態で《アクア忍者 ライヤ》を手札から召喚する。マナゾーンに《霞み妖精ジャスミン》、《天真妖精オチャッピィ》、《S級原始 サンマッド》がある。自身と相手を含めてバトルゾーンにクリーチャーが3体以上。
- 《霞み妖精ジャスミン》でマナを払い、《アクア忍者 ライヤ》を召喚。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力でマナゾーンから《霞み妖精ジャスミン》を出す。
- 《アクア忍者 ライヤ》のcipで自身を手札に戻す。
- 《霞み妖精ジャスミン》の能力で1マナブ―スト。
- 《天真妖精オチャッピィ》でマナを払い、《アクア忍者 ライヤ》を召喚し自身をバウンス。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力でマナゾーンから《天真妖精オチャッピィ》を出す。
- 《天真妖精オチャッピィ》の能力で《霞み妖精ジャスミン》をマナに。
- 《S級原始 サンマッド》でマナを払い、《アクア忍者 ライヤ》を召喚し自身をバウンス。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力でマナゾーンから《天真妖精オチャッピィ》を進化元として《S級原始 サンマッド》を出す。
《S級原始 サンマッド》で自身をマナに。
- 以下1に戻って繰り返し。1マナブ―ストの無限ループが成立する。
《邪帝遺跡 ボアロパゴス》がバトルゾーンにあり《龍覇 イメン=ブーゴ》でマナゾーンを5文明化した状態で《アクア忍者 ライヤ》を手札から召喚する。マナゾーンに《S級原始 サンマッド》2枚、自然のコスト3(《青銅の鎧》系では自滅しかねないため、《天真妖精オチャッピィ》が好まれる)1体、cipを使いたいコスト5以下のクリーチャーがある。自身と相手を含めてバトルゾーンにクリーチャーが3体以上。
- cipを使いまわしたいコスト5以下のクリーチャーでマナを支払い《アクア忍者 ライヤ》を召喚し手札に戻す。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力でcipを使いまわしたいコスト5以下のクリーチャーを出す。
- 自然のコスト3クリーチャーでマナを支払い《アクア忍者 ライヤ》を召喚し手札に戻す。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力で自然のコスト3クリーチャーを出す。
- 《S級原始 サンマッド》でマナを支払い《アクア忍者 ライヤ》を召喚し手札に戻す。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力で前の手順で出したコスト3の上に《S級原始 サンマッド》を出す。
- 《S級原始 サンマッド》で使いまわしたいクリーチャーをマナに置く。
- 《S級原始 サンマッド》でマナを支払い《アクア忍者 ライヤ》を召喚し手札に戻す。
- 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》の能力で前の手順で出した《S級原始 サンマッド》の上に《S級原始 サンマッド》を出す。
- 《S級原始 サンマッド》で《S級原始 サンマッド》自身をマナに置く。
- 以下手順1まで戻る
このギミックを使えば、《黒神龍ザルバ》、《リベンギオス・ドラグーン》等を無限に使いまわして勝利することも可能である。パターンAからパターンBの条件を満たすまで相手に選択権を渡さぬままプレイを繰り返せるため、見た目以上に成功率は高い。
《S級原始 サンマッド》の高いビートダウン性能から、ビートダウンへのシフトが容易なのもこの型の強みである。
マナ送りを実現するには、バトルゾーンに敵味方問わず4体以上のクリーチャーが必要であり、返しにリセットを受けると立て直しに時間がかかりやや厳しい。イメンさえ残っていればライヤからの大量展開が可能だが、《百発人形マグナム》の存在がなかなか悩ましい。
ループの要として《霊騎ラグマール》は不要だが、踏み倒しメタとしてあるに越したことはないと評されることがままある。また、ラグマールには場にいクリーチャーをマナに戻して出しなおす役割も持てるので、無理に外す必要はない。いっそ直接選ぶ一発除去として《雪精 エリカッチュ》にしてしまうのも一つの手。
以前は、《神聖麒 シューゲイザー》と《薫風妖精コートニー》を別々に用意する必要があったが、《龍覇 イメン=ブーゴ》1枚で役割を兼ねることができるようになったため、大幅に高速化する。詳しくは【ザウラクロック】の頁を参照。
このように相性のいいカードは多く、非常に幅広いコンボを組むことが可能。様々な組み合わせを試してみるといいだろう。
その他
参考