【ミラダンテ】《時の法皇 ミラダンテXII》を主軸としたデッキの総称。他の種類の名前に《ミラダンテ》とあるカードは関係ない。
《時の法皇 ミラダンテXII》はcipで光のコスト5以下の呪文を1枚、手札からコスト踏み倒しし、ファイナル革命で次の相手のターンの終わりまで相手のコスト7以下のクリーチャーを召喚ロックする。 呪文ロック呪文をコスト踏み倒ししつつ自身のファイナル革命で召喚ロックすれば、ほとんどのカウンター札を封じることが可能。無制限当時は手札と場の《ミラダンテXII》を延々と革命チェンジさせることで、半永久的に召喚ロックして相手の動きを封殺することもできた。 革命チェンジ元となる光のコスト5以上のドラゴンは《ドラゴンズ・サイン》や《ヘブンズ・ゲート》に対応していることも珍しくなく、これを活かした受け重視の型もあった。そうでなくとも水の優秀な手札補充やグッドスタッフ性の高いドラゴンなどを積み込むことがざらであったため、安定感と勝ち筋の広さは折り紙付きであった。 如何にその一例を示す。 【成長ミラダンテ】当初【ドレミ団】の一つの勝ち筋として存在した型。1コストクリーチャー→5コスト革命チェンジ持ちドラゴン→《時の法皇 ミラダンテXII》へとリレーの様に革命チェンジで繋ぐデッキタイプ。 デッキ自体は《時の法皇 ミラダンテXII》登場当初から存在していたが、ツインパクトや《ワ・タンポーポ・タンク》の登場によって「デュエル・マスターズグランプリ-6th」を舞台にして著名になった。 【NEXミラダンテ】《ボルシャック・NEX》の能力で《凰翔竜機バルキリー・ルピア》をリクルートし、更に《時の法皇 ミラダンテXII》をサーチして即革命チェンジし、そのままファイナル革命で制圧する【ボルシャック・NEX】の派生デッキ。 DMR-22の発売後間もなく、公認グランプリのデュエル・マスターズ グランプリ-3rdで3位に入賞したことで一躍有名となった。 ただ、デッキ開発者がグランプリ-3rd終了後にデッキパーツについて「弱いからとっとと売った方がいい」と語っていたように全盛期は短く、あくまでグランプリ-3rdでの初見殺しデッキに過ぎなかった。 【ロージアミラダンテ】革命ファイナル環境の中期~終期に開発が進み、カードプールのインフレや相性の良いカードの登場に伴って登場した型。 4ターン目までリソース確保に専念し、5ターン目から攻撃を始動するなど、革命ファイナル当時としても非常に低速なデッキであったが、受けの固さは【速攻】はもとより、【ドギラゴン剣】ですらカウンター封じしなければ手を焼くほどであった。 光の優秀なドラゴンで固めたデッキであり、《真・龍覇 ヘブンズロージア》はもとより《時の法皇 ミラダンテXII》への依存度すら低く、両者が殿堂入りしていた時期にもそこそこ結果を残した。 【チェンジザダンテ】システムクリーチャーと《Dの牢閣 メメント守神宮》によるブロッカー化戦術、ニンジャ・ストライクが武器のデッキで、マナブーストから中型に繋ぐフェアデッキの性質も持っていた。 【ロージアミラダンテ】以上に《時の法皇 ミラダンテXII》への依存度が低く、これまでの【ミラダンテ】軸デッキと異なり《時の法皇 ミラダンテXII》の枚数は3枚に抑えられやすい。 《時の法皇 ミラダンテXII》殿堂入り後も【チェンジザドンジャングル】に形を変えた。《ドンジャングルS7》での呼び出し先ならあらゆるクリーチャーが採用候補に挙がると言っても過言ではなく、デッキビルディングの幅も広かった。 参考タグ:
|