【黒赤緑デーモン】

概要

DM25-RP2で登場した《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》《魔誕導師ブラックルシファー》のコンボをメインとしたデッキ。
主要カードのデーモン・コマンド比率の高さ、ならび【バロム・ナイトメア】から派生した関係上このように呼称される。

主要カード (デーモン・コマンド

《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》カードが自分のクリーチャーの下を離れる度に相手へのセルフハンデス&任意でプレイヤー不問のシールドブレイク
《魔誕導師ブラックルシファー》メガメテオバーン3で次の自分のターンの始めまで相手クリーチャーすべてを破壊するという強烈なロックをかける
《邪爪の魔法陣》マナ基盤兼防御札。色事故リスクケアの為に4枚積みされる事が多い
《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》ランダムハンデス&リソース補充 クリーチャとしては単色/S・トリガードローバウンスから2回モード
《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》フシギバース持ちスレイヤーマッハファイター 単体性能は勿論、フシギバースで《ヴリドガルド》の進化元を引き剥がすコンボも/《ダーク・ライフ》
《混沌の獅子デスライガー/カオス・チャージャー》デーモン・コマンドを持つこと以外はオマケ/デーモン・コマンド種族デッキ必須カード
《悪夢神バロム・ナイトメア》疑似鬼エンド デーモン・コマンド以外のカードが多く呼び出し手段も自己コスト踏み倒ししかないので1~2枚が主流、積まない場合も

主要カード(非デーモン・コマンド

《FORBIDDEN SUNRISE ~禁断の夜明け~》(オリジナルなら)4回限定でコマンド・クリーチャーのコストを2軽減できるフィールド 当デッキにおける2ターン目最良の動き
《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》cipランダムハンデス&任意で捨てさせたカードの枚数と同じだけ墓地肥やし
超魂Xでそのクリーチャーのコスト未満リアニメイトするアタックトリガーを付与 《ブラックルシファー》・侵略と組み合わせて無限攻撃
《ジャスミンの地版》
《フェアリー・Re:ライフ》
《FORBIDDEN SUNRISE》、《クーゼン/ダーク・ライフ》に次ぐ9~10枚目以降の2コスト初動 《地版》は進化元になる事と超魂レイドのハズレにならない点で、《Re:ライフ》はG・ストライク持ちな点と《ブラックルシファー》で拾える墓地のカードになる点で優れる。
侵略持ち
《禁断の轟速 ブラックゾーン》コスト7
S級侵略[轟速]
cipで相手の最もパワーが低いクリーチャー全てを封印
《SSS級天災 デッドダムド》コスト8
SSS級侵略[天災]
疑似cipで相手クリーチャー1体を破壊マナ送りまたはバウンス

候補カード

《喜像エル》cip墓地回収
超魂X進化元1枚を犠牲にシールド焼却
《悪魔龍 ダークマスターズ》0〜3枚任意ピーピングハンデスで相手の行動を足止めする
《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》《・》呪文の環境メタ 枠の関係上《バロム・ナイトメア》との選択になりやすい
《魔誕の猛将ダイダロス》コスト4以下をヨビニオン 《フミシュナ》か《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》のどちらが呼ばれてもハンデスで相手の妨害が可能
《怒像アゲ》S・トリガー獣cipでコスト合計が9以下になるように2体まで割り振り火力超魂Xで進化元全てと引き換えに敗北回避

候補カード(アドバンス

ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》禁断爆発等による盤面制圧等
《時空の禁断 レッドゾーンX》P侵略で《ブラックルシファー》をサポート,メテオバーン覚醒で《ヴリドガルド》効果起動
メインデッキのカード
《D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド》《ドルマゲドンX》の禁断爆発に貢献、効果バトルで盤面を取る/二面除去が狙えるS・トリガー

このデッキの回し方

マナブースト・《FORBIDDEN SUNRISE》の設置やハンデスでの妨害などを行いながら、《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》《魔誕導師ブラックルシファー》の2体を盤面に並べる事を目指す。
その後は《ブラックルシファー》のメガメテオバーン3によるロックと《ヴリドガルド》効果を使ってワンショットする。
また、《ヴリドガルド》が立たない場合でも、《ブラックルシファー》のcipで適当なカード1枚と《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》を仕込み、コスト7以上に侵略した後でメガメテオバーン超魂Xを使う事で無限攻撃することが出来る。

長所

何より《ブラックルシファー》によるロックが強力。
ワンショットに失敗した場合でも、相手のデッキに耐性持ちがいないのなら逆転を許さない。相手次第では雑に《ブラックルシファー》効果でロックし続けるだけで勝ってしまう事も。
《ヴリドガルド》を筆頭にハンデス持ちカードも多く、コントロール性能もそれなりに高い。
《ヴリドガルド》・《ブラックルシファー》の組み合わせは勿論、《ブラックルシファー》と《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》のコンボなど攻め手が多岐に渡る。

短所

《ブラックルシファー》の効果が刺さりづらい相手、つまり耐性持ちや耐性付与効果を持つデッキやクリーチャーの破壊が無意味なタイプのループ等は苦手。
多色比率の高さより色事故が頻発する。

環境において

【バロム・ナイトメア】の派生である【黒赤緑バロム】から《悪魔神ドルバロム》等の重量級バロムと呼び出し手段である《魔令嬢バロメアレディ》が抜けて成立。
【クイーン・アマテラスループ】が環境上位にいた事もあり《真気楼と誠偽感の決断》対策として《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》が標準装備だった。

8月に入ると既に《禁断の轟速 ブラックゾーン》《SSS級天災 デッドダムド》各2枚を採用し、《魔誕導師ブラックルシファー》の早期メテオバーンを決めながらビートコントロールする型が主流化している。手札がかなり良ければ2ターン目《FORBIDDEN SUNRISE ~禁断の夜明け~》→3ターン目《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》→4ターン目《魔誕導師ブラックルシファー》で、失敗時の保険付きのワンショットが成立する。《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》超魂Xに加えて《SSS級天災 デッドダムド》《禁断の轟速 ブラックゾーン》バトルゾーンからの侵略を使った、実質的な《魔誕導師ブラックルシファー》無限リアニメイトと無限メテオバーンによる、事実上の無限攻撃も可能である。しかも無限攻撃の間に《魔誕導師ブラックルシファー》着地妨害能力は複数積み上がるため、エスケープEXライフなどの残機制の耐性も貫通する。

参考