白赤

の組み合わせ。または、その2色で組まれたデッキのこと。
デュエル・マスターズの文明紹介順に則れば「白赤」がより即した表記だが、語呂の良さや、赤が第一の色と見られることが多いため、「赤白」と言われる事がかなり多い。同様のことが赤青赤黒にも言える。

また、Magic:The Gatheringと同様に色の並びを中心色を基準に表記する場合も「→自然→→水→闇→……」なため火光=赤白が正当化される。

赤白で組まれるデッキについては以下のものなどがある。

基本的にビートダウンに向いたデッキカラー
の優秀なウィニーに加え、タップカードブロッカーを扱うことができる。

特に《凶戦士ブレイズ・クロー》《予言者クルト》《希望の親衛隊ラプソディ》など、1マナウィニーが扱えるのが利点。《黙示賢者ソルハバキ》によって展開力が高いのも特徴。

また、《ボルシャック・ドギラゴン》《ミラクル・ミラダンテ》《革命の絆》など、革命0トリガーを持つクリーチャーを搭載できるため、カウンター能力も高い。

かつてはマナブーストドローによるリソースの確保が苦手な点が重く、も自力でアドバンテージを稼いでいくのが苦手であったため、中速ビートダウンコントロールは組みづらかった。そのため、速攻より遅めの中速ならばを加えて【ヤヌスビート】にしたり、コントロールならばハンデスを加えられることが多かった。また、当時は他の色構成と比べると知名度も低く、上級者向けと言えた。

しかし、後にコスト踏み倒しメタなどのメタクリーチャーの充実や火のクリーチャーの出力の強化などから、【赤白レッドゾーン】【赤白“轟轟轟”ブランド】【赤白ミッツァイル】などのデッキタイプが生まれ、特に【赤白“轟轟轟”ブランド】【速攻】ながらメタクリーチャーによるコントロールプランまで取れるデッキとして知られていた。

  • 漫画「デュエル・マスターズ」ではNACがこの色の速攻デッキを使用していた。
  • Magic:The Gatheringのラヴニカ次元の2色の組み合わせからなるギルドの一つ、「ボロス軍」を語源とする「ボロス・カラー」という俗称がある。とはいえ、色の組み合わせは俗称よりも色名で言った方が親切だろう。

参考