【ヤヌスビート】

DM-38で登場した《時空の戦猫シンカイヤヌス》/《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》を主軸としたビートダウンの総称。

時空の戦猫(せんびょう)シンカイヤヌス UC 水文明 (4)
サイキック・クリーチャー:ブルー・モンスター 4000
M・ソウル
K・ソウル
このクリーチャーに覚醒した時、カードを1枚引く。
ループ覚醒−自分のターン中に火のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のほうに裏返す。
時空の戦猫(せんびょう)ヤヌスグレンオー UC 火文明 (4)
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター 4000+
M・ソウル
K・ソウル
このクリーチャーに覚醒した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」と「スピードアタッカー」を得る。
ループ覚醒−自分のターン中に水のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫シンカイヤヌス》のほうに裏返す。

《時空の戦猫シンカイヤヌス》側の時はクリーチャーを出すと味方を1体スピードアタッカーにでき、《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》側の時はクリーチャーを出すと1枚カードを引ける。

この2つの能力によって息切れのない攻撃をすることができ、何度もループ覚醒が決まれば多大なアドバンテージを得ることができる。

構築の際にはその点に留意し、文明クリーチャー文明クリーチャーの比率をバランスよく組み立てるのがポイント。

なお、超次元呪文を活用すれば以外の文明を採用することも十分可能。青赤または白青赤などで構築されることが多い。

主要カード

超次元呪文の候補

候補カード

水の候補

火の候補

多色の候補

その他

サイキックの候補

このデッキの使い方

序盤からウィニーを展開し、戦線を整えていく。
《超次元サプライズ・ホール》または《超次元エクストラ・ホール》からは側の《時空の戦猫シンカイヤヌス》が出せるので、クリーチャーに繋ぎやすい。

特に《超次元ブルーホワイト・ホール》《超次元の手ブルー・レッドホール》などで《時空の魔陣オーフレイム》を出すコンボが強烈。《時空の魔陣オーフレイム》スピードアタッカーにして殴れば、覚醒した《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》ブレイク数を増やせるため、1ターンシールドを3枚ブレイクできる。

《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》が運よく生き残れば、クリーチャーを出して再びループ覚醒させて手札を回復したい。

ドラゴン・サーガに入ると、ドラグハートを活用するタイプも登場した。ドラグナー《龍覇 ストラス・アイラ》《太陽槍 ラヴェリテ》を出せる。これを装備した状態で攻撃することで、手札からコスト3以下のクリーチャーを踏み倒せる。

あらかじめ《時空の戦猫シンカイヤヌス》を出しておけば、《アイラ》を召喚することで《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》覚醒し、《アイラ》をスピードアタッカーにできる。さらに、《ラヴァリテ》でクリーチャーを出すことで、再び《シンカイヤヌス》に戻ってドローできる。

《アクア・スーパーエメラル》シールド交換《デュアルショック・ドラゴン》S・バックを起動するコンボを組み込むことも可能。うまくいけば《ヤヌス》を次々に覚醒させて、大きなアドバンテージを稼ぐことができる。

他にも《お騒がせチューザ》呪文を封じたり、《ガイアール・ゼロ》サイキック・クリーチャーを出したりとスピードアタッカー化と相性のいいカードは多い。

プレイヤーの好みによって様々なデッキが組めるだろう。

このデッキの弱点

数あるデッキタイプの中でも、サイキック・クリーチャーを対象にした除去には特に弱い。《希望の親衛隊ファンク》《ボルシャック・スーパーヒーロー》を出されると、取り巻きのウィニーごと自軍を壊滅させられてしまう。他にも《暴走龍 5000GT》《猛虎ライガー・ブレード》のような危険なカードは多いので十分に警戒したい。

また、必然的に呪文を多用するので、各種呪文メタにも弱い。《虚構の影バトウ・ショルダー》《封魔ゴーゴンシャック》《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》などには要注意。

その他

  • 【トリガービート】も《ヤヌス》を活用することが多いので、【ヤヌスビート】の一種として扱われることもある。

参考