《アクア・メルゲ》

アクア・メルゲ R 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000
自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
※プレミアム殿堂

DM-37で登場した軽量リキッド・ピープル

自分のターン中に他のクリーチャーを出した時、墓地肥やし手札交換ができる。
システムクリーチャーにしては2マナと非常に軽いため、ビートダウンではそのまま殴り手にもなる。

捨ててから引くため、捨てることができるカードの範囲が1枚分狭いが、コストが非常に軽いため、序盤から墓地を肥やしたいデッキでの活躍が見込める。
手札交換として使うなら、リキッド・ピープル《エメラル》のような立ち位置だろう。

クリーチャーを出しつつ捨てる用の手札も残さなくてはならないので、使っていく上ではクリーチャー展開や手札補充が必要となってくる。

いくつかのデッキで使用されたが、【メルゲループワンショット】で悪用されたことから、殿堂入りを余儀なくされてしまった。

さらにその後、【メルゲドッカンデイヤー】環境に復帰、そして2020年1月1日付でプレミアム殿堂となった。

ルール

環境において

青黒速攻では手札を減らさず墓地進化の種を用意できるという利点が評価され、覚醒編環境では《封魔ゴーゴンシャック》超次元呪文メタを張りながら殴っていく【青黒メルゲ墓地進化速攻】が登場した。

エピソード3初期にて、墓地ビートダウンに関係するアウトレイジが登場し、有用な手札交換墓地肥やしの手段として注目された。《盗掘人形モールス》《疾封怒闘 キューブリック》との無限ループコンボDMデッキ開発部で紹介されるなどあり、広く知られるようになった(>【メルゲループワンショット】)。

【メルゲループワンショット】は、呪文をほとんど使わないので妨害しづらく、理不尽な程膨大なクリーチャー手札が出揃う凶悪なデッキと化した。
大会上位を勝ち取り、メタゲームを支配した結果、2013年6月22日付けで殿堂入りが決まった。公式が発表したループコンボで速やかに規制がかかったあたり、かの【紅蓮ゾルゲ】を思い出させる。

その後もユニークなコンボデッキに使われることがあったが、いかんせん1枚しか使えないことによる不安定さがネックとなり環境復帰にまでは至らなかった。

ところが《生命と大地と轟破の決断》が登場し【メルゲドッカンデイヤー】が成立すると立場は一変。自身と《MEGATOON・ドッカンデイヤー》超GRGRクリーチャーを全て並べ、《百発人形マグナム》《永遠の少女 ワカメチャ》を併用することで、《ツタンメカーネン》によるライブラリアウトを実現する。「DMGP-9th」で意表を突くようにベスト4に進出して有名になった。
《神秘の宝箱》《逆転のオーロラ》でマナに装填されては《生命と大地と轟破の決断》で呼び出される様は、殿堂入りのハンデを感じさせないものであった。

1枚制限でもループデッキの中核を担うことから、2019年12月17日のコロコロ生配信にて、2020年1月1日付でこのカードのプレミアム殿堂が発表され、9年に渡る歴史に幕を降ろすこととなった。リキッド・ピープルとしては2例目となるプレミアム殿堂。「DMGP-9th」での活躍からわずか2ヶ月での事であったため、公式が【メルゲドッカンデイヤー】の活躍を想定外と認識し、緊急でこのカードをプレミアム殿堂に指定したと考えられる。

その後、セットで採用された《MEGATOON・ドッカンデイヤー》《生命と大地と轟破の決断》殿堂入りした。

その他

デュエル・マスターズ プレイスでは

アクア・メルゲ UC 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000
自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)

DMPP-14で実装。
レアリティアンコモンになり、TCG版の欄の記載通り無調整ではいずれ悪用されることが目に見えているため、発動がターン1回のみに下方修正された。
とはいえコストがTCG版から据え置きで毎ターン手札交換ができるだけでも十分強力。【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)でも活躍してくれるであろう。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考