一撃奪取(スタート・ダッシュ) ブラッドレイン》

一撃奪取 ブラッドレイン C 闇文明 (2)
クリーチャー:アウトレイジ 1000
各ターン、自分の闇のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。

DMR-09で登場したアウトレイジ

一撃奪取サイクル担当。
文明で最初に召喚するクリーチャー召喚コストを1少なくすることができる。

サイクルの他のクリーチャーと同じく、同文明速攻単色デッキでの活躍が期待できる。

コスト軽減《電脳封魔マクスヴァル》《深塊機士ガニスター》が存在しているが、2ターン目に召喚することで3ターン目に《百発人形マグナム》《解体人形ジェニー》《暗黒鎧 ヴェイダー》と言った便利な4コストクリーチャーへ繋がる利点は非常に大きい。

同じアウトレイジでは《豚魔槍 ブータン》《閻魔王子 クーマン》《豚乱舞 ブータン・ジャクソン》という、3種のエグザイル・クリーチャーに繋げる事が可能。
それらのドロン・ゴー先に1ターンでも早く繋げる手段として、専用デッキでは十分一考に価する。

また、《暗黒鎧 ヴェイダー》《白骨の守護者ホネンビー》といった墓地肥やしドローソースを3ターン目に出すことができるのも大きなテンポアドバンテージとなる。

4マナ進化クリーチャーである《夢幻騎士 ダースレイン》《夢幻騎士 ヴィシャス・デスラー》などにも繋がるので、相性の良いクリーチャーは多い。《死神封魔ラヴァール》とともに【黒単ビートダウン】で使ってもよい。

軽いコスト軽減というだけでかなり有用なカードといえる。

環境において

ドラゴン・サーガ環境終期に【黒単ヘルボロフ】が成立すると、その初動コスト軽減として活躍し出した。《解体人形ジェニー》《白骨の守護者ホネンビー》《暗黒鎧 ヴェイダー》が実際に使われた主なコスト軽減対象であった。

革命ファイナル環境では【赤黒レッドゾーン】や初期型の【ドルマゲドンX】(いわゆる【黒赤デッドゾーン】)で活躍。

《Re:奪取 ブラッドレイン》の登場以降から《ド:ノラテップ》の登場前までは、一部の【黒単アビスロイヤル】に5枚目以降として1枚(稀に2枚)採用される程度。《ド:ノラテップ》が登場してからは純正型においては採用先が消滅したが、DM24-RP2期に流行している《アーテル・ゴルギーニ》《忍蛇の聖沌 c0br4》などの非アビスを採用したループ型では引き続き使われる。

その他

  • 名前の由来は吸血鬼アクション・ホラー映画「ブラッドレイン」だろう。
  • カードイラストを担当したTomohiro Hatasaki氏によると、本来はこのクリーチャーが葉巻をくわえていたイラストになる予定だったが、最終校正にてNGが出てしまったために葉巻を削除した[1]とのこと。子供向けのカードゲームで葉巻はマズいと公式から判断されたためだろうか。
    似たようなイラストにキセルを加えた《キセル・カイワレ》が存在する。キセルも喫煙用具の為、こちらが規制されてないのはおかしな話に見える。
    だが同じく人型であるダークロードの喫煙描写がNGになった《トキシック・パイプ》という前例があるため、野菜である向こうと違って人型で喫煙しているのが問題なのだろう。

サイクル

DMR-09一撃奪取(スタート・ダッシュ)サイクル。すべてアウトレイジであり、自分の持つ文明と同じ文明の各ターン1体目のマナを軽減する効果をもつ。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] この情報は氏のpixivでの投稿 (https:// www.pixiv.net/artworks/36579334) に基づくもの。ただし現在ではこのURLのページには、そのような情報は書かれていない。
すなわち、少なくとも2013年、DMR-09発売翌日にこのpixiv投稿がなされた際にはこの葉巻に関する記述が存在していた (投稿についているコメントや、Twitterでの反響でも葉巻について言及されていることからもそのことが窺える) が、2022年4月までのどこかの時点でその記述が削除されてしまったようである。さらにこのページについては特に魚拓も取られていない。
こうした背景があり現在では、この「葉巻を削除した」という情報に関し、一次ソースが事実上存在しなくなってしまっている。