宇宙(スペース) タコンチュ》

宇宙 タコンチュ VR 水文明 (5)
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000+
自分の水のクリーチャーはすべて、種族にマジック・コマンドを追加する。
相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、かわりに相手はカードを5枚引き、そのターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。

DMR-20で登場したマジック・コマンド/侵略者

自軍のクリーチャーマジック・コマンド種族追加する能力と、相手ターン限定の変則的な破壊耐性を持つ。

相手からすれば、叩きさえすれば5枚ものハンドアドバンテージを稼ぐ事ができるボーナスのようなクリーチャーに見えるが、同時にライブラリアウトに近づく事にもなる。
種族《S級宇宙 アダムスキー》とは絶大なシナジーを生み、このクリーチャー能力によってマジック・コマンドと化したクリーチャーから《S級宇宙 アダムスキー》へと連続侵略され、一気にライブラリアウトまで持ち込まれる事になる。それがわかっていれば軽率にカードを引きに行くことはできないはずである。恐らくはデザイナーズコンボだろう。
マジック・コマンドの追加だけでも十分《S級宇宙 アダムスキー》のサポートとなる、非常に厄介なカードである。

  • もし相手がこのカードを使っていて、自分のターン山札が十分にある場合は、このクリーチャーを叩いて出たカードで逆転できるチャンスでもある。そういう意味では、「宇宙」の侵略者でありながらギャンブル性の高いカードと言えるだろう。
  • 2021.12.16の総合ルールの記載変更に伴う、ルール変更のお知らせ以前は、相手の山札が4枚以下の場合は置換効果を適用できずに破壊されていた。このため、このカードでライブラリアウトさせるためにはきっちり5枚引かせる必要があった。
    ルール変更により山札が0枚でもカードを引くという処理が行えるようになったため、相手の山札が4枚以下ならいつでもライブラリアウトが狙えるようになった。もちろん、パワーが0に固定されれば相手の山札が何枚であろうと全て引かせることもできる。
  • パワー5000から変動していない《宇宙 タコンチュ》に、相手の《禁断英雄 モモキングダムX》によってパワーが-99999されると、相手への5ドローは19回発動し、パワーは1になる。

デュエル・マスターズ プレイスでは

宇宙 タコンチュ R 水文明 (5)
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000+
自分の水のクリーチャーはすべて、種族にマジック・コマンドを追加する。
相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、パワーが0より大きければ、かわりに相手はカードを5枚引き、そのターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。

DMPP-27で実装。レアリティレアになった。

パワー低下に耐性が無くなり、《S級不死 デッドゾーン》等に簡単に対処されるようになった点が痛い。

  • このカードが相手に強いる5ドローは手札が上限枚数に達していても行われるため山札破壊戦術の失速にはならない。また、ゾーン溢れは置換効果の結果に勝つ[1]ので、相手の手札が6枚以上でも破壊置換効果が発動できる。
  • パンプアップ効果は、有限値のパワー低下による無限ドローをさせないためのテキストだったが、デュエプレではそもそもパワー低下による破壊では1枚もドローさせられないため、テキストの有用性が乏しくなっている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

Q.《宇宙 タコンチュ》がバトルゾーンにある時、自分の手札からコマンドではない水のクリーチャーを出しました。コマンドが出たことになりますか?
A.はい、バトルゾーンにある時点ですでにコマンドであると判断されますのでコマンドが出たことになります。
引用元(過去のよくある質問より)

+  類似裁定(2020.7.17)

Q.バトルゾーンに自分の《宇宙 タコンチュ》があります。コスト5以上の水と闇の多色でコマンドではないクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した場合、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印を外すことはできますか?
A.いいえ、バトルゾーンに出てからコマンドを得ますので、召喚されている状況ではコマンドではないので外せません。
引用元(2020.7.17)

  • 2つ目の能力について

Q.相手のターン中に、自分の《宇宙 タコンチュ》が相手の《零龍》の「零龍卍誕した時」の能力によってパワーが0に固定されました。
「相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、かわりに」の置換効果は適用できますか?
A.はい、できます。相手はカードを5枚引き、《宇宙 タコンチュ》のパワーを+5000します。パワーが固定されているので+5000してもパワーは0のままです。すぐにまた破壊されようとして「破壊される時」の能力が繰り返し発動します。《零龍》側のプレイヤーの山札の残りが5枚より少なくなるまで、カードを引き続けることになります。
引用元
A.はい、できます。相手はカードを5枚引き、《宇宙 タコンチュ》のパワーを+5000します。パワーが固定されているので+5000してもパワーは0のままです。すぐにまた破壊されようとして置換効果が繰り返し適用されます。結果的に《零龍》側のプレイヤーの山札がなくなり、そのプレイヤーがゲームに負けるまで、この処理を続けます。
引用元(2021.12.17)

Q.相手のターン中に、相手の《「邪」の化神ペインティ・モッフモフ》の「バトルゾーンに出た時」の能力で、自分の《宇宙 タコンチュ》のパワーが-10000された場合、どうなりますか?
A.その場合、破壊されるかわりに相手はカードを5枚引き、《宇宙 タコンチュ》のパワーは+5000されます。
ですが、まだパワーは0以下で、また破壊されますので、破壊されるかわりに相手はカードを5枚引き、《宇宙 タコンチュ》のパワーは+5000されます。
引用元(2020.7.17)

Q.自分の《Disペンター》《宇宙 タコンチュ》が同時に破壊される時、《宇宙 タコンチュ》の置換効果でパワーを+5000して、パワー6000以上のクリーチャーがいるとして《Disペンター》を自身の置換効果で手札に戻せますか?
A.いいえ、戻せません。《Disペンター》を墓地に置くタイミングと《宇宙 タコンチュ》のパワーが+5000されるタイミングは同時です。
引用元(2021.4.16)


[1] 例えば、盤面上限の状態で《蒼神龍バイケン》マッドネスを発揮する時、捨てられるかわりにバトルゾーンに出そうとして、バトルゾーンではなく墓地に置かれる。