戦武の無限皇(インフィニティ・ドリーム) ジャッキー/「(オレ)たちの(いきざま)()わらねぇ!」》

戦武の無限皇 ジャッキー P(R) 水文明 (6)
クリーチャー:アウトレイジMAX 6000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
相手の呪文を唱えるコストは無限のマナを必要とする。
「俺たちの夢は終わらねぇ!」 P(R) 火文明 (6)
呪文
S・トリガー
コスト8以下のアウトレイジを1体、自分の手札から出してもよい。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、この2体をバトルさせる。

DMBD-17で登場したアウトレイジMAX呪文ツインパクト

クリーチャー面は呪文のコストを無限に増やす能力のみとなった、《無限皇 ジャッキー》。コスト6かつ単色であるため、あちらよりも召喚しやすい。
あちら同様、呪文の踏み倒しは許すが、《卍 新世壊 卍》などの呪文ロックに対するカウンターに滅法強いという利点がある。

コスト6で呪文の通常のプレイを封じられるのは、なかなかのコストパフォーマンスと言える。

ただ、呪文の踏み倒し能力を持ったクリーチャーが増えてきているのは懸念点。【5色コントロール】で強力な《龍風混成 ザーディクリカ》には刺さらない。オリジナルでは【青黒緑ハンデス有象夢造】《イグゾースト・II・フォー》にも踏み越えられてしまう。

呪文面は《秘拳カツドン破》の強化版とも言える効果。コストが1減り、踏み倒せる範囲が増え、効果バトル任意となり、最後の自壊がなくなった。
コストと踏み倒し範囲の増減のおかげで、手撃ちでも擬似的なコスト軽減札として使える。
《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》軸の【ミステリー・キューブ】では貴重なカウンター手段となる。

《秘拳カツドン破》と違い、《無限皇 ジャッキー》《不死帝 ブルース》等も踏み倒せるようになった。
また《無敵剣 カツキングMAX》のようなドロン・ゴー持ちの殆どを踏み倒せる。流石に《無法伝説 カツマスター》のような3段階目のドロン・ゴーは踏み倒せないが、このカードで2段階目を踏み倒す事でそちらへと繋ぎやすくなった。

バトルが任意のおかげで、S・トリガーで唱えて《終末の時計 ザ・クロック》を出せば、それを生存させつつ相手のターンを終了させられる。

環境において

王来篇環境では稀にハンデス軸の【5色コントロール】に採用される。主に通常の呪文ロックが効かない【青魔導具】への対策となる。

【5色ガイアハザード退化】が成立すると、フィニッシュに入る前の繋ぎたる牽制札として使われるようになった。S・トリガーなどのコスト踏み倒しによる呪文防御札ワンショットの際に《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》で防ぐことができるが、こちらには革命チェンジ出すことが主体のあちらと異なり攻撃を必要としない、素出しするなら1コスト軽いという差別化点がある。

【絶望神サガループ】登場後は、【青魔導具】を対策するついでにそちらにもわずかに刺さる可能性が生まれた。例えば【ガイアッシュ覇道】の場合、コンボパーツが見つからずまごついているところに合わせ、《お清めシャラップ》でさらに墓地に蓋をすれば効果的である。

DM24-RP1オリジナルCSでは、《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》採用型の【5色ディスペクター】に採用されている。

DM24-SP2期には【青黒緑マルル】【青魔導具】対策として投入される場合があった。

その他

  • DM22-EX1で再録された際、レアリティがレアに設定された。
  • 呪文面のイラストは『ピンチのブルースの元にボロボロになりながらもジャッキーが駆け付ける』というシチュエーションであり、クリーチャー面のジャッキーの身体にも多数の傷が見受けられる。また、ラフ(提出前)の段階では呪文面のジャッキーとブルースを反転させ、ブルースが駆け付けるイラストにしてしまっていたことがイラストを担当したFutaro氏によって語られている。参考

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • クリーチャー側2つ目の能力について

Q.自分の《完全水中要塞 アカシック3》と相手の《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》がバトルゾーンにある状況です。
「呪文をコストを支払わずに唱えてもよい」と「呪文を唱えるコストは無限のマナを必要とする」が同時に存在しますが、自分が呪文を唱える場合、支払うコストはどうなりますか?
A.その場合、呪文のコストを支払わずに唱えることができます。
「コストを支払わずに唱える」という効果で呪文を唱える場合は、呪文のコストを増やす能力の影響を受けません。
引用元(2023.10.20)