《無敵王剣 ギガハート》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《無敵王剣(むてきおうけん) ギガハート》

DMR-15で登場したダブルビクトリーを持つ火のドラグハート・ウエポン。

名前と能力からわかるように《銀河大剣 ガイハート》の強化版。

装備するドラグナーにスピードアタッカーを付与するのは《銀河大剣 ガイハート》と同じだが、さらに攻撃中は破壊されないというまさに「無敵」ともいえる除去耐性が加わっている。そのため、高パワーブロッカーやスレイヤーブロッカーのブロック、シールドブレイク時の除去S・トリガーなどに耐性がある。
この能力は次の龍解条件とも噛み合っており、非常に強力である。

その龍解条件とはドラゴンが2回攻撃することとなっており、《銀河大剣 ガイハート》と比べてやや厳しくなっている。
このドラグハート・ウエポンを自力で装備できるクリーチャーは《次元龍覇 グレンモルト「覇」》と《二刀龍覇 グレンモルト「王」》が代表的。いずれもドラゴンであるため、攻撃の1回は達成できる。
またいずれも火文明のマナ武装7が装備する条件となるため、赤単や自然との多色を併用した準赤単で運用が主となるだろう。
前者は召喚コストが軽いが、もう1体ドラゴンを用意しておく必要がある。また、原則《次元龍覇 グレンモルト「覇」》を1番目のドラゴンによる攻撃にせざるを得ない。
後者は召喚コストが重いが、ドラグハート・ウエポンを2枚同時に装備できるため《銀河剣 プロトハート》を一緒に装備すれば《二刀龍覇 グレンモルト「王」》1体で龍解条件を達成させられる。特に黒単を相手に対峙した場合、相手は9000以上のパワー低下によって《二刀龍覇 グレンモルト「王」》を破壊する以外に龍解を阻止する手立てがないため非常に有力。まさに出せれば勝ち状態である。

《銀河大剣 ガイハート》と比べると汎用性はないが、爆発力があるのがこのウエポンの強み。
うまく使いこなして主人公のようになろう。

• 攻撃中は破壊されないため、どこまでの範囲が攻撃に該当するのかを把握するのが肝要。以下によくある攻撃中の破壊効果を例示する。

1. バトル結果による破壊（バトル結果が出た直後に破壊）
2. スレイヤーによる破壊（バトルに関係するトリガー処理が終わった後に破壊）
3. S・トリガーやS・バック、革命0トリガーによる破壊
4. バトル中やブロック中にのみ継続的効果を発揮するパワー低下によるルール上の破壊（バトル開始直後に破壊、《死神術士デスマーチ》が代表的）

• 龍解は攻撃の後に行われるため、龍解する前に装備クリーチャーのパワーを攻撃後も0にできれば、龍解を阻止できる。汎用性が高く、下げ幅も大きいパワー低下として《生死の天秤》が登場したため、「2回撃たれたら終わりだ」と肝に銘じるべき。
  • 後に登場した《撃髄医 スパイナー》に至っては1回で《次元龍覇 グレンモルト「覇」》や《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のパワーを0にすることも可能。

• 破壊されない能力は《封魔ボルティス》、《アクア・カスケード》、《不死身のブーストグレンオー》/《爆裂ダッシュ！グレンセーバー政》、《天英雄 ヴァルハラ・デューク》以来、5度目の登場となる。

• 当然ドラゴン以外の攻撃では龍解しない。【モルト「王」】や【モルト NEXT】では非ドラゴンとして《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が攻撃するケースがあるのでうっかりしやすい。

• 《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーによって《禁断〜封印されしX〜》が禁断解放して装備クリーチャーが封印されても、ウエポンであるこのカードが無力化されることはない。ゆえにそれが2度目のドラゴンの攻撃であれば、封印されていても龍解可能。覚えておいて損はないテクニックである。

• このウエポンを自力で装備できるのは、長らく《次元龍覇 グレンモルト「覇」》と《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の2体のみであったが、後にこのウエポンを出せるカードとして《次世代龍覇 グラッサ＆タレット》が登場した。そちらはマナ武装を要求せず、pigで他のクリーチャーに装備させるという点で前述の2枚とは運用性が大きく異なる。
  何より、このカードをどんなクリーチャーにも装備させられるため、思わぬコンボが生まれるかもしれない。
• 後にマナ武装以外のcipで《無敵王剣 ギガハート》を装備できる《爆炎龍覇 モルトSAGA》と《頂上接続 ムザルミ＝ブーゴ1st》が登場。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-23で実装。《二刀龍覇 グレンモルト「王」》を入手することで特典として付いてくる。

攻撃中の除去耐性がパワー低下に反応しなくなった。

バグ

DMPP-23リリース直後（2023年11月27日時点、Ver3.7.0）で、以下のバグが存在する。

• 《無敵王剣 ギガハート》を装備したクリーチャーが、そのターン2度目のドラゴンによる攻撃を行った時、スレイヤー持ちクリーチャーとのバトルになった場合、《ギガハート》が龍解しない。（2023年12月1日解消）
  • 《怪魔城 ポチョムキン》を要塞化している状態でのプレイヤーへの攻撃と《黒神龍オドル・ニードル》への攻撃では《ギガハート》が龍解することを確認済み。

• 《怪魔城 ポチョムキン》を要塞化している相手プレイヤーに、装備クリーチャーがドラゴン1回目の攻撃をし、ブロックされなかった場合、装備クリーチャーが破壊されない。
  • TCGでのルールでは、「攻撃の後」は「攻撃中」には含まれないため、「攻撃の後、そのクリーチャーを破壊する」《ポチョムキン》の破壊が解決される時点では、《ギガハート》の破壊耐性は無効であると思われる。

• 《黒神龍オドル・ニードル》に、装備クリーチャーがドラゴン2回目の攻撃をし、バトルした場合、装備クリーチャーが破壊される。
  • TCGでのルールでは、攻撃ステップ内の遷移は、「バトルの後→攻撃の後」であるため、「バトルの後、このクリーチャーと相手クリーチャーを破壊する」《オドル・ニードル》の破壊が解決される時点では、（攻撃の後で龍解するとしても）《ギガハート》の破壊耐性は有効であると思われる。

• 《無敵王剣 ギガハート》を装備したクリーチャーが、ある一つのタイミングで進化し、同じタイミングで破壊効果を受けた場合、装備クリーチャーが破壊される。
  • 装備クリーチャーが攻撃する時に、《神託の精霊アルメリック》の能力で、《シータ・トゥレイト》と《ブータン両成敗》を踏み倒した場合。
  • 装備クリーチャーであるデーモン・コマンドまたは《死神》がバトルに勝った時に、《死神明王バロム・モナーク》の能力で、《シータ・トゥレイト》と《学校男》を踏み倒した場合。
  • 装備した《愛の無限オーケストラ》が、クリーチャーを攻撃する時に多色進化デーモン・コマンド・クリーチャーを踏み倒して、バトルに勝った時に、《死神明王バロム・モナーク》の能力で、《学校男》を踏み倒した場合は、進化と破壊のタイミングが異なるため、破壊耐性が正常に機能している。

関連カード

• 《次元龍覇 グレンモルト「覇」》
• 《二刀龍覇 グレンモルト「王」》
• 《銀河剣 プロトハート》
• 《銀河大剣 ガイハート》
• 《無敵剣 プロト・ギガハート》
• 《大いなる銀河 巨星城》
• 《闘将銀河城 ハートバーン》

フレーバーテキスト

• DMR-15、DMPP-23、DMPS-12
  銀河より舞い降りし剣が真の力に目覚める時、新たなる王が生まれる。
• DMX-26
  一度はモルトの魂を喰らい、暴龍事変を巻き起こしたガイハート。だが、モルトがその持ち主にふさわしい魂を身につけた時、王の剣、ギガハートへと進化したのだった！
• DM22-BD1、DMPP-23(Sec)
  その剣は、王者の持つ剣。

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.lack
  • DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」（VV1a/VV1）
  • DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」（VV3a/VV4）
• illus.lack/Kazuaki Kogure
  • DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」（1a/50）
• illus.Adachi Yosuke
  • DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」（3a/19）

デュエル・マスターズ プレイス

• illus.lack
  • DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」
  • DMPS-12 「熱き覇闘のドラゴン魂」
• illus.neko61
  • DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」(シークレット)

参考

• ドラグハート・ウエポン
• スピードアタッカー
• 付与
• 攻撃
• 破壊されない
• 龍解
• アタックトリガー
• 攻撃の後
• 裏返す
• 遅延誘発型能力

• ダブルビクトリー

• DASHゴールデンリスト

公式Q＆A

• 2つ目の能力について

Q.バトルゾーンに自分の《無敵王剣 ギガハート》がある状況で、自分のドラゴンではないクリーチャーが1度目に攻撃した後、ドラゴン・クリーチャーが2度目に攻撃した場合、《無敵王剣 ギガハート》はその攻撃の後《最強熱血 オウギンガ》へ「龍解」しますか？
A.いいえ、「龍解」しません。《無敵王剣 ギガハート》を「龍解」させるには、そのターン中、ドラゴンが2回攻撃する必要があります。1度目の攻撃がドラゴンではないクリーチャーによるものだった場合は、その後、ドラゴンで2度攻撃すれば《無敵王剣 ギガハート》を「龍解」させることができます。
質問の状況の場合、3度目以降にドラゴン・クリーチャーがもう1度攻撃すれば、《無敵王剣 ギガハート》は「龍解」します。
引用元（2022.11.11）

Q.このターン、2度目の攻撃をする《爆龍皇 ダイナボルト》の「W・マジボンバー」で《龍覇 グレンモルト》を出し、「出た時」の能力で《銀河大剣 ガイハート》を装備しました。この攻撃の後《銀河大剣 ガイハート》は《熱血星龍 ガイギンガ》へ「龍解」しますか？
類似例：《無敵王剣 ギガハート》
A.いいえ、「龍解」しません。2度目の攻撃をした時点で《銀河大剣 ガイハート》がバトルゾーンにない場合、その「自分のクリーチャーが攻撃する時」の能力がトリガーしていないためです。
引用元（2022.11.11）

Q.《無敵王剣 ギガハート》を装備した《最終龍覇 ロージア》が攻撃する時、ドラゴンではない《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》に「P侵略」して、上に重ねました。
次に別のドラゴンが攻撃した時、「自分のドラゴンが攻撃する時」の能力で、1度目に攻撃した《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》が装備している《無敵王剣 ギガハート》は攻撃の後「龍解」しますか？
A.はい、「龍解」します。
《無敵王剣 ギガハート》の能力は、攻撃クリーチャーが攻撃した時点でドラゴンだったかどうかを参照します。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》は攻撃しはじめた時点では《最終龍覇 ロージア》でしたので、ドラゴンの1度目の攻撃とみなされます。
引用元（2023.12.15）