《「
|
「魔力」の極 ダークマター P 無色 (10) |
進化クリーチャー:リキッド・ピープル/アンノウン/ゼニス 13000 |
自分の墓地に呪文が4枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストは2少なくなる。 |
超無限墓地呪文進化:呪文を1枚以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーの下に重ねたカード1枚につき、自分の呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す) |
DMEX-08で登場した無色のリキッド・ピープル/アンノウン/ゼニスの進化クリーチャー。
呪文を進化元とする超無限墓地呪文進化によって出る進化クリーチャーであり、墓地に呪文が4枚以上あれば2コスト軽減して出せる能力と、下に重ねたカード1枚につき呪文を唱えるコストを1下げる能力を持つ。無色ゼニスの標準装備としてT・ブレイカー、エターナル・Ωも持つ。
独自の進化方法を持ち、またその能力もゼニスとしては異色な常在型能力による呪文サポートと独特な性能のクリーチャー。
素のコストは10だが、軽減条件を満たすと8コストとなる。《ブラッディ・クロス》や《エマージェンシー・タイフーン》など墓地肥やし呪文を使ったり、順当にマナ加速を行なえば満たせる条件だが、それでもコスト軽減要員として若干重いのは否めない。《戦慄のプレリュード》を唱えれば6コストまで軽減できる上、同一ターン中に進化元および条件達成の種として貢献できるので積極的に用いたい。
墓地進化の性質上進化元が場に必要ないため、自己軽減できる状態なら最低でも『自分の呪文を4コスト軽減できるコスト8スピードアタッカークリーチャー』というスペックになる。
呪文のコスト軽減役としては《終刃混成 ミケラトレス》や《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》などが存在するが、こちらは文明の縛りが無く、また軽減量が青天井である事が強み。墓地肥やしが十分にできていれば、場に出したターン中に《オールデリート》や《煌銀河最終形態 ギラングレイル》などのフィニッシャー呪文に繋げる事も出来るだろう。
上述のように下に大量のカードを置き大型呪文に繋げるのも良いが、下に置くカードを少なめにして軽量級の呪文を大量に唱える手法も取れる。こちらの運用で《次元の嵐 スコーラー》など水文明の戦略と合わせる事も出来るか。
エターナル・Ωを持つため、除去されても再展開自体は容易。ただし、十分なコスト軽減をするには再度墓地肥やしが必要なのが痛いところ。幸い進化元にした呪文が手札に戻るため、リソースの損失は少なく済む。
ゼニスとしては、10コストと最軽量サイズながらさらに自己軽減でき、進化クリーチャーなので即座に攻撃出来る事が独自の長所。《戦慄のプレリュード》1枚で6マナで召喚でき、すぐに《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》や《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》を唱える事ができる。また、《ゼニス・シンフォニー》から出る即時打点として運用する事も可能。
また、マナ加速呪文や《戦慄のプレリュード》をコスト軽減する事で、後続のゼニス展開をサポートするといった事も出来る。
総じて、能力と基礎スペックどちらにも独特な強みを持つクリーチャー。ゼニス戦略以外にも様々に活用でき得るので、幅広く活用法を考えてやりたい。