《ミロクの弟子(でし) ニョライ》

ミロクの弟子 ニョライ R 水文明 (2)
クリーチャー:スターノイド 1000+
パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
バトルゾーンに自分のクロスギアが3枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+5000する。
自分のクロスギアが出た時、カードを1枚引く。
自分のクロスギアを、コストを支払わずに自分のクリーチャーにクロスしてもよい。

DMEX-17で登場したスターノイド

ほぼ全ての能力クロスギアに関連している。

1つ目の能力は、パワード・ブレイカー。単体で自壊しない、メインデッキに入るパワード・ブレイカーとしては最軽量であり、《輪輪-チャリン》に次いで2体目となる。
後述する2つめの能力とシナジーがあり、条件を満たすことでW・ブレイカー相当に強化するのが主な役割となる。また、クロスさせたクロスギアや、その他のカードパワーを底上げすれば、更なるブレイクを狙うことも可能。

2つ目の能力は、条件付きパンプアップ。自分のクロスギアが3枚以上で、パワーが+5000される。
たった2コストパワーが6000にまで到達すると言えば聞こえはいいが、その条件は結構厳しめ。3つ目の能力で後続を補充できる為、構築次第と言った所か。

3つ目の能力は、クロスギアが出る度に強制1ドロー
クロスギア全てがキャントリップを得るに等しく、単純にして強力な一文である。ジェネレートと指定されていないため、踏み倒しなどにも対応している。後続のクロスギアやメインウェポンを引き込むのに役に立つだろう。
【ウンリュウビート】のようなクロスギア基盤のデッキでは、殿堂入り《バジュラズ・ソウル》を引っ張り込むための山札掘削として役立つ。

4つ目の能力は、クロスギアクロスコストを0にする能力。
《バジュラズ・ソウル》《超銀河剣 THE FINAL》などの重量級クロスギアであっても、場に出せさえすればフリー・クロスとなる。

注意点としては、コストを支払えるか否かに関わらず、クロスギアをクリーチャーから外し、誰にも装備されていない状態には出来ない点。
幾らタダだからといって、《ノーブル・エンフォーサー》《イモータル・ブレード》などといった非クロス時の能力を持つカードを安易にクロスさせるべきではないだろう。
《堕魔 ドゥポイズ》などを使って、クロスしたクリーチャーを退場させれば誰にもクロスされていない状態にできるが、《悪魔妖精ベラドンナ》などcip自壊するクリーチャーにcip解決前にクロスすることは不可能である。

総じて、クロスギアに大幅に依存しているものの、同時にクロスギアそのもののプレイバリューを大幅に引き上げる存在と言える。クロスギアを積極的に採用するようなデッキであれば、まず間違いなく採用できる1枚と言えるほか、デメリット無しとしては最軽量かつ水のパワード・ブレイカーであることに注目して【秘密結社アウトレイジ】での採用も考えられる。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.《ミロクの弟子 ニョライ》の「自分のクロスギアを、コストを支払わずに自分のクリーチャーにクロスしてもよい。 」という能力は、攻撃ステップ中や相手のターン中でも使えますか?
A.いいえ、使えません。この能力は、自分のメインステップ中にのみ使えます。
引用元(2021.10.22)