《ロマネス仙鬼(せんき)(ふう)

ロマネス仙鬼の封 R 火文明 (4)
タマシード:デモニオ/鬼レクスターズ
S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手のコスト5以下のクリーチャーを1体破壊する。
▶相手の多色カードを1枚破壊する。

DMRP-21で登場したデモニオ/鬼レクスターズタマシード

素のコストが4と手打ちも視野に入る取り回しの良さながら、S・トリガーも持つ。
cipコスト5以下の相手クリーチャー1体か相手の多色カード1枚を破壊するモードを持つ。

何と言ってもタマシードなので呪文ロッククリーチャー指定の出ることによって起こる効果メタに引っ掛からないのが大きい。
《竜魔神王バルカディア・NEX》《∞龍 ゲンムエンペラー》《The邪悪 寄成ギョウ》といったカードの使用を制限する大型フィニッシャーを倒すことができる。

また、カード指定除去という点も見逃せない。登場時の環境では《未来王龍 モモキングJO》とその上に1枚という状態なら、《モモキングJO》を引っこ抜くことで連続攻撃を阻止できたり、《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》を破壊できる。

コスト5以下のクリーチャー破壊のモードもコスト相応の役割は持てる。

総じて序盤の露払いから、終盤の大物狙いまでマルチに働けるカードである。

ただ、上記大型フィニッシャーはワールド・ブレイカーを持っているため、このカードをS・トリガーで出してもシールドは全損した後。必ずしも返し札として次ターンを保証してくれるわけではないのに注意。

また、多色カードだが相性が悪いカードも存在し、《バルカディア・NEX》で踏み倒される《禁断竜王 Vol-Val-8》ジャストダイバーで対象に取れず、《SSS級天災 デッドダムド》相手にも再構築ルールにより侵略元が残り、墓地から侵略されてしまうので刺さりが悪い。

単色大型クリーチャーに無力なのにも注意が必要。例えば【白青黒退化】《聖霊王アルファディオス GS》は効果の範囲外である。

単純な対クリーチャー性能やS・トリガー目的の起用ならば《ヴィオラの黒像》に一歩劣るので、手打ちの軽さやカード指定除去による小回りの良さを活かした運用を考えたい。対《バルカディア・NEX》を想定して、返しのターンを得ることが目的なら5枚以上デッキに併用して入れたいところだろう。

  • クリーチャー側が単色である多色ツインパクトカードを選べるかどうかはそのカードの状態によって変化する。
    • バトルゾーンにクリーチャーとして存在する場合は、呪文の特性は完全に無視されているので単色カード扱いとなり、選べない。
    • カードの下[1]の場合は、通常はすべての特性が無視されているが、カード指定除去で選ぶ間は元々の特性を参照できる。つまり多色カードとして扱うので選ぶことができる。

環境において

その他

関連カード

収録セット

参考