雲龍(うんりゅう) ディス・イズ・大横綱(おおよこづな)

雲龍 ディス・イズ・大横綱  VR  闇/火/自然文明 (20)
サイキック・スーパー・クリーチャー:リキシ・コマンド・ドラゴン/エイリアン 20000
相手のクリーチャーは、可能であればブロックする。
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップする。
バトルゾーンにある自分の他のエイリアンすべてのパワーは+5000される。
Q・ブレイカー
リンク解除
覚醒リンク前⇒《横綱 義留の富士》(上)/《大関 地男の里》(中)/《小結 座美の花》(下)

DMR-02で登場した//自然リキシ・コマンド・ドラゴン/エイリアンサイキック・スーパー・クリーチャー
《無限掌》を内蔵し、バトルに勝つとアンタップされるQ・ブレイカー。また、相手ブロッカー強制ブロックさせ、自分の他のエイリアンパンプアップする。

一般に大型が《無限掌》効果を持つ場合、相手はブロックを控えるようになるが、その欠点を自身の能力で補っている。なおかつパワーが20000と非常に高いため、一度殴りだすと相手のブロッカーをまとめて踏み潰した上でシールドを吹き飛ばすことができる。

現時点ではデッキ内に入れられるブロッカー単体で、このクリーチャーとのバトルで勝てるのは《真実の名 リアーナ・グローリー》のみ。よって、【ヘブンズ・ゲート】などブロッカーを多用するデッキにとっては天敵となる。
スレイヤー破壊しても、バトルには勝っているためアンタップされ、リンク解除で残った2体がさらに追撃してくるので厄介。

また、《光牙忍ハヤブサマル》《威牙の幻ハンゾウ》などのニンジャ・ストライク持ちもほとんど効かず、唯一有効な《斬隠オロチ》リンク解除で残ったサイキック・クリーチャーのどちらかで攻撃が続行されることになる。

パンプアップ能力はリンク前に比べてパワーが上がったが、このクリーチャーだけで沢山なことも多い。
ついでに言えば、このクリーチャーのリンク前は《超次元ごっつぁん・ホール》などの呪文で呼び出されることが多いため、横にクリーチャーが並ぶこと自体少なく、生かし難いのが欠点。

やはり一番の課題は覚醒リンクまでの手間だろう。
リンクするのはターンのはじめなので、相手のターン中にサイキック・セル除去されやすい。

このクリーチャー黒赤緑であるが、《超次元シューティング・ホール》《超次元ボルシャック・ホール》を使うことで文明だけで揃えられる。合計5コストの《大関 地男の里》《小結 座美の花》をセットで呼べるのは有り難いところだろう。

ただし、これらの文明はいずれも手札の確保や呪文回収がやや苦手なため、除去が得意な相手だと少々厳しい。リンクしないでも戦っていける構築にするべきだろう。

もしくはエイリアンであることを活かし、を入れて《パンドラ城 デス・ファントム》を使って出すことも十分可能である。

比較的出しやすく、かつ十分な決定力を持っており、非常に優良なフィニッシャーと言える。

エラッタ

DMR-02に収録されているカードは、実際の種族欄に「リキシ・コマンド/ドラゴン/エイリアン」と書かれてあるが、実際には「リキシ・コマンド・ドラゴン/エイリアン」として扱う。
このカード自身にとってはエラッタがあろうとなかろうとゲーム進行には大した差が無かった(当時の種族参照では「ドラゴン」又は「コマンド」の部分だけだったため)が、この指定のままだとドラゴン種族となってしまい、《光器ペトローバ》などで指定出来るようになるので、いろいろと問題が生じる。

その他

収録セット

参考