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斬隠オロチ VR 水文明 (6) |
クリーチャー:サイバーロード/シノビ 3000 |
ニンジャ・ストライク7(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の一番下に置く) |
このクリーチャーが出た時、他のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の下に置く。そのプレイヤーは、自身の山札の上から進化ではないクリーチャーが出るまでカードを表向きにし、出たクリーチャーを出して、残りのカードを好きな順序で山札の下に戻す。 |
※殿堂入り |
ニンジャ・ストライクを持ち、疑似《転生プログラム》を内蔵している。
以下のような使い方ができる。
当然ながら相手に使用する場合は非常にギャンブル性が強いが、相手のクリーチャーのパワーにかかわらず使用可能で、《威牙の幻ハンゾウ》では届かない範囲のクリーチャーを除去できるのは強み。相手のデッキタイプにも左右されるが、パワーが6000より高いクリーチャーに使えばそれよりパワーが低いクリーチャーが出てくる可能性が高く、ハンゾウと持ち合せて相手のクリーチャーに応じて使い分けることもできた。
《転生プログラム》と違い山札の総数が減らないので、自分のクリーチャーに使用した際に山札が減らないのは本家にはない利点である。ただし破壊ではないのでpig能力を誘発させることができず、また相手に使ってライブラリアウトを狙うことはできない。
総合的に見て、非常にトリッキーな動きを見せる、いかにも水文明らしいカードと言えるだろう。
【不滅オロチ】の規制のため、2011年7月23日を以て殿堂入りとなった。ニンジャ・ストライク持ちのシノビでは3枚目の殿堂入りカードとなる。《転生プログラム》の例を考えると必然的であったかもしれない。
後に《伝説の禁断 ドキンダムX》が登場すると、唯一対策になるシノビとして注目され、【超次元デッドゾーン】を中心に採用された。そちらの攻撃にこのカードをニンジャ・ストライクすれば除去できゲームに勝てるからである。
DMRP-19期に《ヘブンズ・ゲート》軸の【5色ディスペクター】が確立されると、大量展開したEXライフ持ちをコストにさらに展開補助できることから需要が回復。その後、【4色ロマノグリラ天門】の1枚積み枠として定着。これらのデッキではバトルゾーンで手持無沙汰となった《天災 デドダム》をコストにガチャを回しても強力。
2022年1月1日殿堂レギュレーション改訂を機に【キリコチェイングラスパー】がオリジナル環境に姿を現すようになると、山札圧縮として使われるようになった。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂を機に【5色蒼龍】が再浮上すると、そちらにスーパーサブとして投入されるケースが散見されるようになった。
2024年11月頃からアドバンスの【青黒緑マルル】に5枚目の《深淵の逆転撃》感覚で採用されるケースが見られるようになった。