龍覇陣(りゅうはじん) グレン・エントリー》

龍覇陣 グレン・エントリー R 火/自然文明 (6)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から4枚を見る。その中からコスト8以下のドラグナーを1体出してもよい。残りを好きな順番で山札の下に置く。こうしてドラグナーを出したら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。

DM22-EX1で登場した/自然呪文

山札を4枚見てコスト8以下のドラグナー踏み倒し任意効果バトルもできるS・トリガー
山札からの踏み倒しなので確実性はないが防御札になり、手打ちでも最大2ターン分の早出しが狙える。

このカードは2週間後に発売したDM22-BD1の強化パーツと見られ、同構築済みデッキ切り札である《超戦龍覇 モルトNEXT》《爆炎龍覇 モルトSAGA》が踏み倒し範囲に入っている。また、イラストにも《モルトNEXT》が描かれている。

踏み倒すドラグナー文明の制限はないため赤緑以外での運用も視野に入るが、《龍覇 イメン=ブーゴ》軸のデッキなら《イメンズ・サイン》白黒なら自前でS・トリガーを持つ《最終龍覇 ロージア》《最終龍覇 ボロフ》で十分なことを考えると、主戦場はやはり【モルトNEXT】か。
また、《龍覇 ザ=デッドマン》も10マナ以上貯まってからが本領発揮で早出しとシナジーが薄い上に、デッキ内のドラグナー比率がそれほど高くならないためあまり相性が良くない。

なお、メインデッキにドラグナーを10枚採用した場合のヒット率は約70%となっている。高確率でヒットさせたい場合は20枚以上採用したいところ。
《13番目の計画》使用時には必要な枚数はさらに多くなる。

比較対象

環境において

登場からチャンピオンシップでの入賞実績は作っているには作っているが、あまり活躍できていない。

まず山札からコスト踏み倒しするということで、手札以外から出すことへのメタ、通常のコスト踏み倒しメタに引っ掛かる。次に、自身がドラゴンではない上にコスト踏み倒しと効果バトル以外の効果を持たないため、手打ち汎用性を考えると《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》に劣る。

そもそもカウンター札なら既にドラゴン基盤の邪魔にならない《ボルシャック・ドギラゴン》が存在するが、このカードの登場時点ではそれすらも不採用の【準赤単】系統の事例がそこそこあることからも、如何に「手札以外からのコスト踏み倒し」という点がネックに見られているかが分かるだろう。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考