最終龍覇(ファイナルりゅうは) ロージア》

最終龍覇 ロージア P(R) 光文明 (6)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー 3500
S・トリガー
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(このクリーチャーに装備して出す)

DMBD-14で登場したエンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー

cipで自分のマナゾーンと同文明の、コスト4以下のドラグハート・ウエポン1枚を装備できるS・トリガー獣

この点は《最終龍覇 ボロフ》と同様だが、単体でブロッカー&ドラゴンなため、《ヘブンズ・ゲート》《ドラゴンズ・サイン》に対応しており、シールドゾーンから召喚できるので相手のアタックを防ぐことができる。

S・トリガーで出た際に《邪帝斧 ボアロアックス》を装備すれば、このクリーチャーに適したドラゴン基盤のデッキに特によく採用される《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》辺りでリソースを稼ぎながら除去を放てる。自軍の《禁断〜封印されしX〜》封印が残り2枚以下なら《インフェル星樹》禁断解放を狙うという手もある。このように防御札として最も重視すべきなのは《邪帝斧 ボアロアックス》を装備できるという点であろう。

ブロッカーなので、チャンプブロックによってドラグハートを場から離してcipを再利用できるという利点がある。革命チェンジを行えば同じようなことができるが、チャンプブロックに関しては相手のブレイクによってS・トリガーで出た時に、次の返しのターンを待たずにドラグハートを再利用する余地が生まれるという意味もある。

一方、ウエポン以外はバトルゾーンに出せない。これは、デッキに入るドラグナーでの呼び出し先がドラグハート・フォートレスを中心とする【ロージアミラダンテ】に悪用されないための調整と思われる。

パワーも《闇の魔改造》《クリムゾン・ビクトリー》といった軽量全体除去に引っ掛からず、【我我我ブランド】ウィニー程度なら当たり負けしない及第点レベルの水準にある。《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のマッハファイターに収まるラインなのはご愛敬。

種族も優秀でサポートカードの枚挙をするとキリがない。

他のカード・デッキとの相性

【チェンジザドンジャングル】

ドラゴンシナジーを最大限活かすことができるという利点があり、《時の法皇 ミラダンテXII》への革命チェンジ元として使えることは当然のこと、《始原塊 ジュダイナ》で後続のドラゴンを呼び出すことができる。さらに、呼び出した《百獣槍 ジャベレオン》《百獣聖堂 レオサイユ》に龍解させれば、革命チェンジの邪魔にならない着地サポート耐性を用意することができる。

《信頼の玉 ララァ》

3→4の流れで出せる点は優秀。ただし、その場合はマナ武装の都合上【白単天門】【白単ドラグハート】の様な構築になるので、出せるドラグハート・ウエポンが《不滅槍 パーフェクト》《百獣槍 ジャベレオン》に限られ気味か。どちらも強力だが、このクリーチャーの汎用性を狭める点ではマイナスかもしれない。

【シデン・ギャラクシー】

エンジェル・コマンドドラゴンを併せ持つため、《超聖竜シデン・ギャラクシー》メテオバーンとして優秀で、《不滅槍 パーフェクト》《無敵剣 プロト・ギガハート》装備して、《シデン・ギャラクシー》に進化すれば破壊以外の耐性も付けられる。《無敵剣 プロト・ギガハート》の場合、メテオバーンでアンタップできることを活かして、《銀河大剣 ガイハート》を装備するのもいいだろう。

【6軸ガチロボ】

《銀河大剣 ガイハート》を呼び出せる6コストのドラグナーとしてカードパワー汎用性《龍覇 グレンモルト》の比ではなく、デッキの潤滑油として貢献することは当然のこと、フィニッシャーの1体としても役立つことだろう。

【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】

コストは6とガチンコ・ジャッジ要員としてはギリギリ及第点程度だが、《銀河大剣 ガイハート》を呼び出して詰め性能を強化したり、《邪帝斧 ボアロアックス》を出してそのcipで《Q.Q.QX.》を呼び出してワンショットの準備をしたりと、中々にユーティリティ。

環境において

登場早々【連ドラグナー】の防御札兼《銀河大剣 ガイハート》呼び出し要員として活躍。

【連ドラグナー】では、《爆熱天守 バトライ閣》が立っている状況でそのターン1度目の攻撃の際にこのクリーチャーか《最終龍覇 グレンモルト》を捲ればほぼ勝ち確。

DMRP-15発売から1か月近くが経過した頃の環境では、これを入れない【連ドラグナー】がほとんど存在しないほどのシェアを獲得。

王来篇環境では【白赤緑ドギラゴン閃】【白青赤緑ドギラゴン閃】で活躍。《“龍装”チュリス》殿堂入り後も【白青赤緑ドギラゴン閃】のリペア系である【白青赤緑ドラグナー】を中心に環境に居座った。【白青赤緑ドラグナー】においてはメインデッキに約3割の単色枠であり、尚且つ《最終龍覇 グレンモルト》で同じようなことができるため、初動を使うために単色マナとして惜しげもなくマナチャージされることが多い。

DMEX-17で自身を呪文ロックに変換できる《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》を相方として獲得。

DMEX-18で自身の打点補強に役立つ汎用サイキックである《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》を相方に獲得。

その後も色の合うアドバンスのドラゴン基盤で使われていたが、DM23-BD1期に入ると【白赤アーマード・サムライ】に種族シナジーを無視して汎用枠として投入されるケースも。

ルール

その他

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.相手の《早撃人形マグナム》が自分を攻撃し、自分は《最終龍覇 ロージア》を「S・トリガー」でバトルゾーンに出しました。《早撃人形マグナム》の「いずれかのプレイヤーが、マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力が先に解決し、自分は《最終龍覇 ロージア》を破壊しましたが、その後、《最終龍覇 ロージア》の「出た時」の能力で《邪帝斧 ボアロアックス》を超次元ゾーンからバトルゾーンに出せますか?
A.はい、バトルゾーンに出せます。《最終龍覇 ロージア》がバトルゾーンにいないので、《邪帝斧 ボアロアックス》は出た後、即座に超次元ゾーンに置かれますが、その「出した時」の能力は使えます。
引用元(2021.10.22)