プレイヤー

プレイをする人。カードテキストでは、そのゲームに参加している人を指す。

チャケの応援 UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
このターン、クリーチャーはプレイヤーを攻撃できない。
このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+2000される。

「このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない」という能力を持つクリーチャーは、直接攻撃だけでなくシールドブレイクもできない。→よくあるルールの勘違い
これは、「(攻撃先が相手クリーチャーではない)クリーチャーは常にプレイヤーを攻撃しようとしているが、シールドがあるせいで結果的にプレイヤーへの攻撃が阻まれている」という解釈のためである。

(かく)プレイヤー

同じゲームプレイしているすべてのプレイヤーが対象となる、リセット効果などに見られる表現である。
「誰も」や「すべてのプレイヤー」も同じ意味である。

神々の逆流 R 水文明 (9)
呪文
各プレイヤーは、自身のマナゾーンにあるカードをすべて手札に戻す。
聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
誰も光以外の呪文を唱えることができない。
W・ブレイカー
竜星バルガライザー P 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化以外のドラゴンであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー

「各プレイヤーは〜する」という書式には単発的効果が多いが、《フィーバー・ナッツ》《超電磁マクスウェル Z》のように継続的効果も存在する。
単発的効果だった場合はターン・プレイヤーから順にその処理を行う。

  • 《霊騎ラグマール》のように、各プレイヤーが同じ処理を行う場合でもそれぞれ分けて書かれるテキストも存在する。一見違いは無いように見えるが、そちらはテキストに書かれているプレイヤーの順番で処理するため、非ターン・プレイヤーが先に処理を行う場合がある違いがある。
    また多人数戦においては「相手はクリーチャーを選ぶ」などといった効果は「相手一人を指定し、そのクリーチャーを選ぶ」と解釈されるため、「各プレイヤーは」という書式の方が影響が及ぶ範囲が大きい。

「誰も〜」で始まる能力は継続的効果であり、いわゆるロック能力がほとんどである。

「すべてのプレイヤー」は《結婚してくれやぁ!!》以外は「すべてのプレイヤーに見せ〜」の書式であり、「表向きに〜」と処理の仕方に違いはない。

お互いに影響がある場合でも、効果範囲がプレイヤー以外なら「各プレイヤー」とは書かれない。

自分(じぶん)

  1. (直前がゾーンを指定していた、あるいは特に指定がない場合)「このカードをプレイしているプレイヤー」の意味
  2. (直前がカードタイプを指定していた場合)「そのカードの持ち主」の意味
インフェルノ・ゲート R 闇文明 (5)
呪文
進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
サファイア・ウィズダム SR 光/水文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/スターノイド 15000
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
相手がクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時、カードを2枚引く。
相手は、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを召喚できない。
相手は、自分の手札の枚数以下のコストを持つ呪文を唱えることができない。
零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)
クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000
EXライフ
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。
このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。

《インフェルノ・ゲート》なら、唱えたプレイヤーの墓地からカードを選び、《サファイア・ウィズダム》なら「相手は、『この《サファイア・ウィズダム》を使役しているプレイヤー』の手札の枚数以下の〜」という意味になる。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》はゾーン指定もカードタイプ指定もないが、これはクリーチャー自身が攻撃されないという意味ではなく、出しているプレイヤーが攻撃されなくなる効果を生成する。

機動基盤 コア・キャリバー VR 水文明 (3)
クリーチャー:トリックス/デリートロン 3000
自分の呪文を唱えた時、またはオーラを使った時、カードを1枚引いてもよい。
エレクトロ・シャワー VR 自然文明 (4)
呪文
自分の山札の上から2枚を、タップして自分のマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。

《機動基盤 コア・キャリバー》は、持ち主が自分の呪文ならば、自分がそれを唱えた時も、相手によって唱えられた時も誘発する(公式Q&A)。

相手(あいて)

  1. 自分」ではないプレイヤーのこと
  2. 「バトルや攻撃対象」の意味
ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
  • 2.について、一部のカードでは「そのカードを起点とした相手」の意味で書かれている場合もある。スレイヤーは「相手プレイヤーのクリーチャー」ではなく「バトル相手のクリーチャー」であり、《Rev.タイマン》は「呪文の持ち主から見た対戦相手」ではなく「そのクリーチャーから見た相手プレイヤー」である。

(てき)

「相手の〜」を意味する俗語。
さらに縮めて「敵」だけで「バトルゾーンにある相手のクリーチャー」を意味することも。
例:「敵クリーチャー」「敵獣」「敵を1体破壊

クリーチャー以外では「相手」を「敵」と表現することは少ない。大抵は省略しても「相手の」であることが明らかであるためである。
例:「敵手札ハンデス」→「ハンデス」、「敵マナランデス」→「ランデス」、「敵シールドブレイク」→「ブレイク

また、対戦相手そのものを敵と表現することはほとんどない。ゲームに勝つべく倒すべき敵であるが、実際に口にすると非常に刺々しく感じられる。悪気はなくても「敵プレイヤー」といった相手が不愉快に感じるかもしれない発言は控えること。

対戦相手がいなければゲームはできないという事を肝に銘じておこう。
マナーを守って楽しくデュエマ!

  • 勿論、ランキング争いの敵になったからと言って、SNSや掲示板などで相手のプレイヤーを執拗に貶すような真似は厳に慎むべきである。

ゲームそのものには一切影響はない余談だが、背景ストーリー上では「(戦争などにおける)敵国」というニュアンスの「敵」が存在している。

自身(じしん)

対象となっているプレイヤーのこと。「自分自身」も同じ意味である。

ヴォルグ・サンダー VIC 闇文明 (6)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。
W・ブレイカー
バイス・サイクロン UC 闇文明 (2)
呪文
サイクロン
相手は自分自身の手札を1枚選び、捨てる。

その()

英語では、「自分」は「you (あなた)」になり、「相手」は「your opponent (あなたの対戦相手)」となる。
相手プレイヤーに「enemy / foe (敵)」が用いられる事はない。

DEMON HAND R Darkness (6)
Spell
ST (When this spell is put into your hand from your shield zone, you may cast it for no cost.)
Destroy one of your opponent's creatures.
  • 相手のクリーチャーには「enemy creature(s)」が用いられる。

参考