《ドラグシュート・チャージャー》
トップ5枚を表向きにし、その中のドラゴン1体にスピードアタッカーを与えてコスト踏み倒しを行うチャージャー。ただし、踏み倒したドラゴンはそのターンの終わりに破壊される。 たとえば、【準赤単】に入れれば、《偽りの王 ヴィルヘルム》や《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の早出しに貢献してくれる。狙ったクリーチャーが出せる保証はないが、《怒英雄 ガイムソウ》よりも緩い条件でコスト制限のないコスト踏み倒しを行える上に、《怒英雄 ガイムソウ》と同じく出したクリーチャーにスピードアタッカーが付く点は大きい。 さらに、山札の上から5枚から選べる性質によって、《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《メガ・マナロック・ドラゴン》などの殿堂入りカードを場に出すこともできる。また、《メガ・マグマ・ドラゴン》や《偽りの王 モーツァルト》などのシステムクリーチャーを、引きの強さに頼らずある程度安定して場に出すことも可能。
また、スピードアタッカーを付与することから、革命チェンジとも相性が良い。踏み倒したドラゴンを即座に革命チェンジ元にして回収してしまえば、デメリットはないも同然である。 cipでアドバンテージを取れるクリーチャーなら自壊しても出た時点で仕事を終えるので好相性。その理屈が活かされたのが【ドラグシュートランデス】である。 自壊デメリットはEXライフなどの耐性で帳消しにすることができる。そのことから、王来篇で強化を受けたカードと言える。 マナゾーンに置かれるので、マナ回収とも相性がよい。
チャージャーであることからただ火のマナ武装を達成するためのもう一押しとしても利用可能。この呪文を唱えるターンに《フェアリーの火の子祭》を埋めることがままあり、7マナあるが火のマナは6枚だけでありそのままだと火のマナが足りないというケースも珍しくないため、この点は大きい。惜しむらくは、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》での使い回しが難しい点か。 出したクリーチャーが自壊するので、《時空の禁断 レッドゾーンX》のようなP侵略を出したクリーチャーに重ねるとP侵略の再利用ができる。 このように非常に汎用性が高く、また将来性も期待される呪文である。ドラゴンを扱う赤と緑のデッキなら、十分採用を検討できるだろう。
関連カードフレーバーテキスト収録セット
参考タグ:
|