《ドラグシュート・チャージャー》

ドラグシュート・チャージャー SR 火/自然文明 (7)
呪文
自分の山札の上から5枚を表向きにし、その中からドラゴンを1体、バトルゾーンに出す。その後、自分の山札をシャッフルする。そのドラゴンに「スピードアタッカー」を与え、このターンの終わりに破壊する。
チャージャー

DMEX-01で登場した/自然チャージャー呪文

トップ5枚を表向きにし、その中のドラゴン1体にスピードアタッカーを与えてコスト踏み倒しを行うチャージャー。ただし、踏み倒したドラゴンはそのターンの終わりに破壊される。
言うまでもなく非常に強力なコスト踏み倒し呪文であり、デッキに合わせて様々な活用方法が存在する。

たとえば、【準赤単】に入れれば、《偽りの王 ヴィルヘルム》《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の早出しに貢献してくれる。狙ったクリーチャーが出せる保証はないが、《怒英雄 ガイムソウ》よりも緩い条件でコスト制限のないコスト踏み倒しを行える上に、《怒英雄 ガイムソウ》と同じく出したクリーチャーにスピードアタッカーが付く点は大きい。

さらに、山札の上から5枚から選べる性質によって、《勝利宣言 鬼丸「覇」》《メガ・マナロック・ドラゴン》などの殿堂入りカードを場に出すこともできる。また、《メガ・マグマ・ドラゴン》《偽りの王 モーツァルト》などのシステムクリーチャーを、引きの強さに頼らずある程度安定して場に出すことも可能。

また、スピードアタッカーを付与することから、革命チェンジとも相性が良い。踏み倒したドラゴンを即座に革命チェンジ元にして回収してしまえば、デメリットはないも同然である。

cipアドバンテージを取れるクリーチャーなら自壊しても出た時点で仕事を終えるので好相性。その理屈が活かされたのが【ドラグシュートランデス】である。

自壊デメリットEXライフなどの耐性で帳消しにすることができる。そのことから、王来篇で強化を受けたカードと言える。

マナゾーンに置かれるので、マナ回収とも相性がよい。

チャージャーであることからただマナ武装を達成するためのもう一押しとしても利用可能。この呪文を唱えるターンに《フェアリーの火の子祭》を埋めることがままあり、7マナあるが火のマナは6枚だけでありそのままだと火のマナが足りないというケースも珍しくないため、この点は大きい。惜しむらくは、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》での使い回しが難しい点か。

出したクリーチャーが自壊するので、《時空の禁断 レッドゾーンX》のようなP侵略を出したクリーチャーに重ねるとP侵略の再利用ができる。

このように非常に汎用性が高く、また将来性も期待される呪文である。ドラゴンを扱うのデッキなら、十分採用を検討できるだろう。

  • 今まで登場した少女・女性イラストの中でも類を見ない刺激の強さ。DMX-26《龍覇 アイラ・フィズ》も相当なものだったが……。
    • ちなみに、イラストを担当したsioboy氏によると、制作の過程で露出度等は抑えたとの事。つまり、完成版に至るまでのイラストは、これよりももっと刺激が強くなっていた可能性が高い。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考