《「終焉(しゅうえん)」の(いただき) オーエン・ザ・ロード》

「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード P(SR) 光文明 (11)
クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノウン/ゼニス 11500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から3枚をシールド化してもよい。
自分のクリーチャーが離れる時、かわりに自分のシールドを2つ、手札に戻してもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

DMBD-06で登場したデーモン・コマンド/アンノウン/ゼニス

召喚能力により、自分の墓地カードすべてを山札に加えてシャッフルした後、自分の山札の上から3枚をシールド化できる。さらに、自分のクリーチャー離れる時、かわりに自分のシールドふたつを手札に戻すことができる能力を持つ。

《怒流牙 サイゾウミスト》のように山札回復と3枚のシールド追加を行い、常在型能力で自分のクリーチャーに擬似真・エスケープ付与する。その代わりにエターナル・Ωを持っていない。

《クリスティ・ゲート》および《ヘブンズ・ゲート》の対象ではあるが「召喚」でないと能力が使えない為、そちらで使う上ではパワーも打点も勝る《新・天命王 ネオエンド》に軍配が上がる。
そちらとの差別化点は自分のクリーチャー全てが対象になる点と、《天運ゼニスクラッチ》《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》の対象である点。

《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》と組み合わせた場合に注目してみると、まずあちらのデメリットである、出したクリーチャーをターン終了ステップに手札に戻す効果を除去耐性で置換できる。また、出したクリーチャーが相手のコスト踏み倒しメタで場から離されそうになった場合も置換できる。さらに、アタック・チャンス発動用のアンノウンブロックされた時も、状況に応じて置換効果を使用してそのクリーチャーを守れる。

その他

  • デーモン・コマンドである事から、名前の由来はアガサクリスティの小説「そして誰もいなくなった(原題: And Then There Were None)」の登場人物「U.N.オーエン」と、アメリカの終末もの小説あるいはその映画化作品「ザ・ロード(The Road)」と思われる。
    • U.N.オーエン(U.N.Owen)は「UNKNOWN」を捩った「偽名」であり、アンノウンそのものをある意味で包括する名称とも言える。
  • もしくはデータの「セーブ(save)」と「ロード(load)」にひっかけて、《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》に語感を合わせたのか、あるいは君主の方の「ロード(lord)」の事なのか。色々と考えさせられるネーミングである。収録カードフレーバーテキストから考えると「セーブ」に対する「ロード」説が有力だが「これら全て」が由来という線も十分考えられる。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.「エターナル・Ω」を持つクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》の能力でシールドを2つ手札に戻すことはできますか?
A.はい、可能です。「エターナル・Ω」もこのクリーチャーの能力もどちらも置き換え能力ですので、どちらかを選んで使うことができます。どちらかを適用した場合、もう一方はそれ以上適用することができなくなります。
引用元(2019.7.2)