《ロイヤル・ドリアン》
cipでバトルゾーンにあるすべての進化クリーチャーの一番上のカードをマナゾーンに送る、S・トリガー・クリーチャーである。 進化クリーチャーへのメタカードとして用いるのが正道だろうが、進化元は残ってしまうため、あまり使い勝手は良くない。だが、【速攻】・中速ビートダウンには優秀な進化クリーチャーがよく用いられているため、防御用カードとしての出番も少しはあるかもしれない。 このカードの真価は、自分の進化クリーチャーと組み合わせた退化コンボにこそあるだろう。 環境においてかつてはコスト7以上の進化クリーチャーの一番上をどかすことができる点(主に《邪神R・ロマノフ》)で《龍脈術 落城の計》との差別化ができていたものの、2021年3月16日ルール改訂により1体しかクリーチャーを残せなくなったことで《落城の計》との差別化がしづらくなった。 登場から環境で活躍する機会は永らくなかったが、DMEX-17末期にオリジナル環境のチャンピオンシップで【青黒緑退化】の入賞が散見されたのを機に活躍を始め、2022年の正月明けには環境における退化デッキとして【青黒退化】と【青黒緑退化】が二大派閥となり、このカードは後者のデッキのキーパーツとなった。 このカードが活躍した最大の要因は呪文メタに引っ掛からない点にあり、【5色コントロール】が《覚醒連結 XXDDZ》や《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》を、《王来英雄 モモキングRX》採用型デッキが《アルカディアス・モモキング》を環境で暴れさせている中で、それらの呪文ロックの影響を受けずに済むのが大きい。S・トリガーで捲れれば《我我我ガイアール・ブランド》のアンタップ、スピードアタッカー付与を望まぬタイミングで誘発させることができるというのもある。ビートダウンもコントロールも、このカードのおかげで【青黒緑退化】に対して全てをケアすることはできない状況に追い込まれるのである。 メディアでの活躍
その他
デュエル・マスターズ プレイスでは
DMPP-09で実装。アンコモンに降格し、カード指定除去から単なるクリーチャー除去になった。 クリーチャーのS・トリガーなので、《超神星マーキュリー・ギガブリザード》でロックされた状態でも《クリスタル・ツヴァイランサー》も一緒に除去できる。 《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》にもランデスを食らわずに除去できるカードとして機能する。 一方で、相手が進化クリーチャーを使わないデッキでは能力を発揮できない。一応自分の進化クリーチャーをマナ送りにしてマナブーストという使い方はできるが、それならより軽くてチャージャーもついている《メビウス・チャージャー》がある。
関連カードフレーバーテキスト
収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス参考タグ:
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