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「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」 P 光/水/闇/火/自然文明 (7) |
呪文 |
S・トリガー |
次のうち2つ選ぶ。 |
►相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。 |
►カードを3枚まで引く。 |
►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
►相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
►相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル~カツドンと仲間たち~》の1.5倍は長いカード名に目が行くが、その能力は強力。5000割り振り火力、3ドロー、1体マナ送り、オールタップ、1体破壊のいずれかをモードで2つ選んで実行できる。
コストや文明を考慮しなければ、S・トリガーとしてのスペックは最高峰。名乗り口上により、《龍装車 マグマジゴク》《遣宮使 ネオンクス》《ナ・チュラルゴ・デンジャー》《龍装の調べ 初不》《マッド・デーモン閣下》すべてのサポート対象になっている。
スクラッパーとしては頭一つ抜きん出た性能であるため、【マグマジゴクワンショット】の強化パーツとしても優秀。
5色ではあるが、S・トリガーで使えばマナ基盤は必要はなく、選択肢も10通りあるため、能力自体の汎用性はそこそこ高いだろう。《龍素記号Sr スペルサイクリカ》や《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で唱えられることも見逃せないポイント。
ウィークポイントは5色レインボー特有のマナ数0と文明の数、加えてそこそこのコストの重さから手打ちがしにくく、手札で腐りやすいことだろう。《アクア・スーパーエメラル》などのシールド追加手段を用意したり、《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》や《龍聖霊ウルフェウス》といったS・トリガー以外でのコスト踏み倒し手段を用意したりといった方法で対処したい。
《フェアリー・ミラクル》や《お清めシャラップ》《獅子王の遺跡》は山札からの無作為なマナブーストで序盤にこのカードがマナに落ちる事故を回避できないため、通常の【5色コントロール】には適性がない。
環境上での活躍を見る限り、「マナブーストを使わない」「手札に来たこのカードを能動的にシールド化できる」「これにスペースを割いてでも【速攻】をメタる意味がある」という条件を満たしたデッキでのみ採用候補になっている。
DMEX-12で成立した【ライベルモットループ】は暴発が容易で《ストリーミング・シェイパー》の回収にも引っかかるためかなり相性が良いが、先攻1ターン目にチャージできないという《海底鬼面城》との噛み合いのなさが足を引っ張り、しばらくはおしゃれ枠に近かった。
《海底鬼面城》の殿堂入り後は《龍脈術 水霊の計》と入れ替わる形でじわじわとシェアを伸ばし、2023年1月中旬にはこれを4枚積みした【ライベルモットループ】がオリジナルのCSで3位入賞。その後もまとまった数投入したレシピが散見された。
DM24-BD1・DM24-BD2期のオリジナルでは、3枚採用した【シールドプリズン】が64人規模のCSで優勝。手札事故は《Dの天牢 ジェイルハウスロック》《偽りの名 ドルーシ》《サイバー・I・チョイス》で手厚く対策しており、ダメ押しのように《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》でこれを踏み倒すギミックまで搭載されていた。
この頃の環境は《アシステスト・インコッピ》《同期の妖精》といった身代わり系のウィニーが大流行中で、それらを巻き込みながら打点を減らせる割り振り火力の通りが良かった。
一見《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に無防備だが、当時は【白黒赤ファイアー・バード】や【白赤緑ドリームメイト】の数が多く、それらに刺さらない《ラフルル・ラブ》は減少傾向にあったため、割り切っても問題なかったと思われる。
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