轟神(ごうしん)ボボボロック》

轟神ボボボロック  VR 火文明 (1)
クリーチャー:アーマロイド 10000-
パワード・ブレイカー
自分のシールド1つにつき、このクリーチャーのパワーを-2000する。
このクリーチャーが出た時、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選んでもよい。その2体をバトルさせる。

DM24-RP1で登場したアーマロイド

1コストにしてパワー10000の実質W・ブレイカーという破格の性能に加え、自軍1体と相手1体指定の効果バトルを持った能力クリーチャー
その代わりデメリット能力として、自分のシールド1つにつき-2000の自己パワー低下が施される。そのためゲーム開始時のシールドが5つの状況で場に出すとパワーが-10000されただちに自壊してしまう。
これにより1ターン目から使うことはできないが、シールド回収が豊富な現在のカードプールでは大したデメリットではない。

シールド回収デメリットを軽減していけば、1コスト打点として着地しながら、効果バトルで厄介なメタクリーチャーも蹴散らせる。
2つシールド回収するだけで《奇石 ミクセル》などのクリーチャーに一方的にバトルで勝てるラインになる。【赤黒バクロ法師】で考えれば、死活問題となる《とこしえの超人》《若き大長老 アプル》も処理できるパワーラインに育つ。

【我我我ブランド】では1コストクリーチャー枠の新たな候補となるだろう。
厄介な《キャディ・ビートル》を処理でき、そのまま《我我我ガイアール・ブランド》の進化元や《“罰怒”ブランド》マスターB・A・Dをサポートするための軽量クリーチャーとして活躍できる。
溜めるプランの場合、《カンゴク入道》《斬斬人形コダマンマ GS》を利用することでパワー6000のW・ブレイカーに育ててから出すことも十分可能。《烈火大聖 ソンクン》と組み合わせてこのクリーチャーを自爆させることでそちらのpig効果の発動を狙うこともできる。
ミラーマッチにおいても相手のウィニー《こたつむり》に刺さる。

コスト1のシールド回収呪文である《奇怪な鬼祭》を唱えれば、最短2ターン目に自壊せず召喚できる。
もっとも、そこまでして最速召喚を狙いたい機会は少ないだろう。

アーマロイドが破壊されるたびにランデスを行う《猿神兵アッシュ》とは相性が良い。シールドが減っていなくても本家同様に1マナの《マナ・クライシス》として使えるし、減っていても相手クリーチャーのパワー次第で効果バトルで自爆してやれば同様である。1枚だけシールドを減らしてスレイヤー付与と併用しランデス《バグ丸くん》のように運用することも考えられ、【アッシュランデス】の可能性も広がっている。

ルール

  • パワーの計算は加算、減算、乗算の順で行う[2]
    例えば自分のシールドが4つあり、《パワード・スタリオン》クロスした状態では、《轟神ボボボロック》のパワーは(10000-8000)×2=4000となる。
    ここで5つめのシールドを追加すると、パワーは(10000-10000)×2=0となり、自壊してしまう。

その他

  • 《螺神兵ボロック》のリメイクカード。
    1ターン目に出すと自壊するウィニーという点は共通しつつ、除去を担えるようになった。
    フレーバーテキストでは《ボロック》がギアを身に着けた姿とされている。たった1つと言いながらイラストではギアを3つもつけており、その姿も変形ロボのようなものとなっている。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM24-RP1
    ボロックに足りなかったのは、たった一つの小さなギアを身に着ける勇気だった。

収録セット

参考


[1] 総合ルール113.2. 通常、シールドは1枚のカードからなりますが、シールド・プラスなどの効果で複数枚のカードを重ねた状態になることがあります。シールドの数を数えるときは、重ねられたカードの束を1つのシールドとして数えます。シールドゾーンにあるカードの枚数を数えるときは、束になっているカード1枚1枚を含め、シールドゾーンにあるそれぞれのカードの数を数えます。
[2] 総合ルール108.2. デュエル・マスターズのゲームで数字の増減が行われる場合、足す、引く、掛ける、割るの順番で行います。