《カンゴク
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カンゴク入道 P(UC) 火文明 (2) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 2000+ |
自分のターンの終わりに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 |
<鬼タイム>自分と相手のシールドが合計6つ以下であれば、このクリーチャーのパワーを+3000する。 |
2コストになり、シールド回収が自分のターンの終わりになったことで確実に1枚は手札補充できるようになった《白鬼ギャラガ》。ただし、シールド回収は強制。
鬼タイムが発動すればパワー5000で破壊されにくくなる。そうなると《九番目の旧王》の全体除去の方など、目ぼしいパワー指定全体除去を耐えてくれる。相手が土壇場で《終末の時計 ザ・クロック》を捲って凌いでも、そちらの殴り返されずに済むパワーラインでもある。
シールドでの防御に依存しなくても良い環境・カードプールなら、わずか2マナにして最低1枚、除去されずにターン数がかさめば2枚以上の手札補充を実現できる破格の性能と言える。
これが【赤黒邪王門】なら4ターン目以降が訪れる展開もままあるため、《斬斬人形コダマンマ》や《花美師ハナコ》らとの差異がより顕著になる。
【赤青ビートダウン】では《伝説演者 カメヲロォル》と共に採用して(疑似)置きドロー8枚体制とする手がある。
DMRP-19期辺りにはこのクリーチャーや《斬斬人形コダマンマ GS》などでシールド回収を繰り返し、増えた手札から過剰打点を投げつける型の【我我我ブランド】がアドバンス・オリジナルを問わず環境に定着。この頃は【ゼロ・ルピアループ】のように一切ブレイクせずに勝つプランが主体のデッキがトップメタの一角にあるため、シールドでの防御に依存しない状況に巡り合いやすいと言える。もしシールド回収し過ぎると危ないと感じるなら、《“罰怒”ブランド》のマスターB・A・Dでの自壊対象にしてしまえばよい。
DMBD-18発売直前のオリジナル環境では【白青赤鬼羅.Star】でのチャンピオンシップ準優勝が記録された。好きなだけシールド回収しても《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》さえ着地すればそちらのブロッカー化能力でプレイヤーを十分守れるという考えから採用されたと見られる。
DMEX-18末期にはこれを置きドローに採用した【赤青覇道】がオリジナルのチャンピオンシップを優勝した。
【赤緑タマシードアポロヌス】に投入される場合もある。というのも、このデッキは一度攻撃が止まると今引きで召喚酔いしないアタッカーを引かない限り負けに等しいため、シールド回収による裏目が逆の意味で機能しづらい。また、諸々の進化指定サーチと異なり進化クリーチャー以外も回収できるのが大きい。同じ理由で【赤青アポロヌス】に採用される場合もある。