【アッシュランデス】アーマロイドが破壊されるとランデスする《猿神兵アッシュ》を使ったランデスデッキ。略称として【猿ラン】などがある。
自壊能力を持つ《銃神兵ディオライオス》や《螺神兵ボロック》、相打ちを取りやすい《砕神兵ガッツンダー》などを破壊し、相手のマナを墓地に送る。 DM-09で登場して以来、細々とではあるがずっと使われ続けている、非常に長い歴史を持ったデッキの一つである。 黒赤の2色で組まれることが多い。 主要カード(現在型)
火の候補
闇の候補
闇・火の候補
サイキック・クリーチャーの候補
このデッキの動かし方《一撃奪取 トップギア》から速やかに《猿神兵アッシュ》に繋ぐ。《アッシュ》が出た後は自壊できるアーマロイドを場に出してランデスしていく。 《ボロック》は《激天下!シャチホコ・カイザー》との相性が良く、自壊の条件を満たせる上に自分のターンのはじめにリアニメイトできる。《アッシュ》とともに3枚揃えれば相手のマナを縛り続けることができるので、非常に強力である。 それ以外には《停滞の影タイム・トリッパー》や《デュエマの鬼!キクチ師範代》で相手の足を引っ張って時間を稼ぐ。 フィニッシャーが貧弱なので、パワー6000の《勝利のリュウセイ・カイザー》を使って《時空の喧嘩屋キル》を覚醒させてW・ブレイカーの《巨人の覚醒者セツダン》を2体用意すると効率がいいだろう。 このデッキと非常に相性のよい《凶星王ダーク・ヒドラ》が2016年2月1日に殿堂入りに降格。さらに2022年7月1日の殿堂解除で4枚使用できるようになったため、後述のコンボを再び使う事が可能となった。 このデッキの弱点キーカードの《猿神兵アッシュ》がなければ話にならないため、ハンデスで落とされたり除去されたりすると何もできなくなってしまう。 文明の都合上、手軽なドローやサーチカードが使えないため、《ライク・ア・ローリング・ストーム》などのサルベージや《インフェルノ・サイン》などのリアニメイトで対抗していくことになる。 またコンボの完成が遅いため、ビートダウンの相手は基本的に厳しい。 その他のデッキタイプ《凶星王ダーク・ヒドラ》が一時期プレミアム殿堂に指定されるまでは、このデッキの回す手順は以下の通りであった。 まず《猿神兵アッシュ》と《凶星王ダーク・ヒドラ》をバトルゾーンに出す。 必須は、火と闇の2色だが、このコンボが考えられたのがDM-09が発売された当時と非常に古くから存在している事、さらにその魅力から様々なデッキタイプが考え出された。 火闇2色型(初期)最も初期に組まれたのがこの形であろう。 現在でも非常に相性の良い《封魔妖スーパー・クズトレイン》が登場した事でドローが強化され、この2色でも十分やっていける。 色事故の可能性が低いというのも長所の一つであり、補助カードにそれほどスペースを割かなくてよいため、多種多様なアーマロイドを入れる事が出来るのも利点である。 が、このタイプだと、アッシュランデス元来の弱点が他色で補えないため、非常に辛い。《凶星王ダーク・ヒドラ》のプレミアム殿堂入りもあり、今後このタイプは廃れていくと思われた。 ところが、のちにサイキック・クリーチャーという概念が誕生し、光文明を有しておきながらも、《超次元リバイヴ・ホール》などの闇単色呪文で簡単に呼び出せる《激天下!シャチホコ・カイザー》が登場した。 これにより、ターン開始時に墓地にある《螺神兵ボロック》をリアニメイトし、直後に必ず自壊できるようになるため、相手のマナの数を完全にロックできるようになった。 《穿神兵ジェットドリル》を併せて使えば、手札やシールドゾーン以外からのブーストは無効化され、《猿神兵アッシュ》が2体以上いれば、毎ターンマナが減ることになる。《超次元リバイヴ・ホール》で《螺神兵ボロック》をサルベージし、ダメ押しの一撃を与えても良いだろう。 光入り小型アーマロイドを投入することで、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》による大量ドローを狙い、《ペトリアル・フレーム》による除去耐性、優良ブロッカーとS・トリガーの増量による速攻への耐性を付けたデッキ。 キーカードの《猿神兵アッシュ》を守りやすくなったため、安定してコンボを持続させるという点では、非常に優れている。 更に、全体除去の手段として、《アポカリプス・デイ》が存在する。 また、アーマロイドを回収する手段として、光には《魔光王機デ・バウラ伯》など、墓地の呪文を回収するカードが多いため、より粘り強くなっている。 弱点としては、事故の要素が非常に大きい事。 十王篇にて赤白のアーマロイドの《機機-メーカ》が登場。S・トリガー付き軽量ブロッカーのアーマロイドということで十全の活躍が期待できる。 水入りかつてこのタイプが一番爆発力が高く、かつ強力であっただろう。 一回打てればランデス、除去、ドローとまさに鬼の様なアドバンテージを簡単に稼げたため、非常に強力なタイプであった(《アポカリプス・デイ》と違い、破壊した枚数分ドロー出来るため、《猿神兵アッシュ》+破壊するアーマロイドがもう2体いれば、確実にアドバンテージが取れる)。 《炎槍と水剣の裁》のプレミアム殿堂により、かなり弱体化したが、《エナジー・ライト》を筆頭とした安定性のあるドローが使えるため、他のデッキに対しても決して引けを取らない。2016年2月から《炎槍と水剣の裁》が再び投入可能になったがインフレによって、必須級の扱いではなくなった。 さらに、相性のよい《フォース・アゲイン》が2016年9月15日から殿堂入りとなった。《禁断〜封印されしX〜》と共に《爆流忍法 不死鳥の術》を採用し、《フォース・アゲイン》のリペアを図ると良いだろう。 また、後述するが、このデッキの弱点の一つにマナカーブの問題があるが、3コスト以下のドローソースで減らすこともが出来るのも強みである。 その他光入りと水入りに共通する利点として、《螺神兵ボロック》を自力で破壊できる、ということがいえる。《凶星王ダーク・ヒドラ》と組めば自分の火マナの数だけランデスできるので、一瞬で相手のマナゾーンを空にできる。 以上に上げたどのデッキにも言える事だが、弱点は相手の除去によって《猿神兵アッシュ》や《凶星王ダーク・ヒドラ》が破壊されてしまうと脆い事であろう。 また、速攻にも弱いため、S・トリガー頼みになることもしばしばある。 だが、回ったときの威力は凄まじく、バトルゾーンとマナゾーンにある相手のカードを空にできるのも珍しくない。 《超竜バジュラ》の登場でドラゴンが台頭した事からも見て取れるように、マナが全ての基盤であるデュエル・マスターズにおいて、ランデスは非常に強力である。 その他
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