《ドンドン
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ドンドン吹雪くナウ R 水文明 (4) |
呪文 |
S・トリガー |
自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。このようにして見せたカードが光または闇なら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
DMRP-12で登場した水の呪文。
かの《ドンドン吸い込むナウ》の対象が敵対色の火と自然から友好色の光と闇になった物である。
あちらはビートダウンでよく使われたが、こちらは色の都合上コントロールに適している。
【ドロマーGRハンデス】や【ドロマー天門】などはデッキの枠がカツカツなので、このようにサーチと除去を兼ねる汎用性の高い札の登場は願ったり叶ったりだろう。ただ、前者のデッキでは《知識と流転と時空の決断》を使えば捲れたGRクリーチャー次第でフィールドアドバンテージとハンドアドバンテージを一度に稼ぐことができ、要するに似たようなことが《知識と流転と時空の決断》でもできる場合がある。
ただ、殿堂入りカードをピンポイントで引っ張り込むなら当然《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》の方が好都合である。そちらを抜いてこちらを代わりに使うなら、殿堂入りカードに頼らない構築にする必要がある。
【青黒緑デッドダムド】では、《ドンドン吸い込むナウ》の枠を奪えるだろう。《虹速 ザ・ヴェルデ》を回収してもバウンス出来なくなってしまうものの、マナカーブ的に綺麗につながる《無修羅デジルムカデ》や《解罪 ジェ霊ニー》、同弾で登場した《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》なら回収時にバウンス出来る。
オリジナルでは回収対象の比率が高い色の合う【ギャラクシールド】や【ライオネル.Star】系統で極稀に使われる。
【青黒赤緑邪王門】でも《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》や《時の法皇 ミラダンテXII》をサーチした時の《ドンドン吸い込むナウ》に対する優位点から使われる場合が僅かにある。
白青構築で《マーシャル・クロウラー》+《光霊姫アレフティナ》のフィニッシャーパッケージを採用した【ムザルミ天門】では、暴発ギミックで唱えられるサーチ札として利用されることが稀にある。同じ【ムザルミ天門】でも中には《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》型で使われる場合も。
Q.「W・ブレイカー」を持つクリーチャーにブレイクされたシールドが《終末の時計 ザ・クロック》と《ドンドン吹雪くナウ》だったので、それら2枚の「S・トリガー」の使用を宣言しました。
先に《終末の時計 ザ・クロック》をバトルゾーンに出した場合、その「出た時」の能力と《ドンドン吹雪くナウ》はどちらから解決しますか?
A.「S・トリガー」で宣言していた《ドンドン吹雪くナウ》を先に解決します。クリーチャーは召喚することまでが「S・トリガー」能力で、バトルゾーンに出た時にトリガーする能力は一度待機状態になります。複数の効果が同時に存在する場合、常に 「S・トリガー」の効果を優先して処理します。
(総合ルール 112.3a) 引用元(2020.9.11)