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天地命動 バラギアラ MHZ 自然文明 (9) |
クリーチャー:マスター・ハザード/グランセクト 17000 |
このクリーチャーが召喚によって出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。 |
輪廻∞:このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま唱えてもよい。そうした時、自分の《天地命動 バラギアラ》1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。(その呪文のコストは支払う) |
T・ブレイカー |
輪廻暴冥 MHZ 闇文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。 |
コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 |
DMRP-08で登場した自然のマスター・ハザード/グランセクトと闇の呪文のツインパクト。
クリーチャー面は天地命動 バラギアラを参照。
呪文面では相手クリーチャーのパワー低下とリアニメイトを行う。
前者の-4000のパワー低下は、コスト踏み倒しメタの除去にもなるので、後者のリアニメイトと相性がいい。
残念ながら《異端流し オニカマス》を除去することはかなわないが、バウンスされても手札から召喚で出し直すことができるので、ある程度は対抗できる。
リアニメイトに関しては、自然はそこまで墓地利用を得意としているわけでないが、軽量ツインパクト呪文からのクリーチャー利用や、ハンデスなどの耐性もし易くなるので痒い所に手が届くといった性能。
特に-4000のパワー低下、コスト5圏内のリアニメイトは、共にシステムクリーチャーに干渉できるものと考えてよいだろう。
例えば、《始虹帝 ミノガミ》を蘇生させて、マナを増やしつつ、敗北を回避させる準備を整えるなど、できるだけ様々な状況に応じたクリーチャーを選択するのがベスト。S・トリガーをもっているため、相手ターンからも唱えられる。
後の王来篇環境にて【5色コントロール】が環境に登り詰めると、蘇生札の候補として名前が挙げられる様になった。復活対象に文明指定がない上に、呪文の効果処理順の関係で蘇生前にパワー-4000を撃てるため、手札以外からカードを出せなくする《とこしえの超人》が相手の場に居てもそれを除去した上でこちらも《とこしえの超人》や《天災 デドダム》を蘇生できる。
さらにDMRP-18で《Disアイ・チョイス》と《砕慄接続 グレイトフル・ベン》のコンボが生み出されると呪文面にS・トリガーを持つ事が功を成し、《Disアイ・チョイス》の効果で《天地命動 バラギアラ》の方を踏み倒しで召喚し、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》により墓地からタップインされたマナも含め召喚時効果ですべてアンタップできる事から非常に相性の良いパーツとして周知され、本格的に価値が上がり始めた。
除去とリアニメイトが一体になっているスペックから、DM23-SP1期には【絶望神サガループ】のS・トリガー枠として投入されるケースがいくつか見られるようになった。同じ理由で、【青黒COMPLEXコントロール】に採用されるケースも。
青黒緑系構築の【アーテルマトリクスループ】に、2コスト初動マナブーストを唱えるための自然マナの増量として1枚積みされる場合がある。
それ以外にも、余程重いカードばかりの構築でもない限り、墓地利用系デッキにマナの調整枠として1枚程度入る場合がある。