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瞬封の使徒サグラダ・ファミリア UC 光文明 (2) |
クリーチャー:イニシエート/ハンター 1500 |
このクリーチャーがタップされている時、相手は呪文の「S・トリガー」能力を使えない。 |
※殿堂入り |
DMR-07で登場したイニシエート/ハンター。2019年3月1日付で殿堂入り。
能力は《式神シシマイ》の呪文バージョンといったところ。タップしている間、相手の呪文のS・トリガーを封じ込める能力を持つ。
要は、このクリーチャーで攻撃すれば呪文のS・トリガーを封殺できるということ。基本的にS・トリガーはクリーチャーよりも呪文の方がスペックが高いため、文明は違えど《式神シシマイ》並みの活躍を望める。
たった2コストのクリーチャーで《ドンドン吸い込むナウ》や《デーモン・ハンド》、《DNA・スパーク》などの厄介なS・トリガー呪文を封じ込めることができるのは言わずもがな強力。
また、速攻の天敵である《ヘブンズ・ゲート》や《ミステリー・キューブ》を封じることができる貴重なカードの1つ。呪文によるコスト踏み倒しを狙うデッキを相手にする場合、非常に重要な存在となる。
その軽さと高いスペック故に光入りの速攻デッキならば難なく採用を検討できる。白単をはじめとしてメタカード兼フィニッシャーとして活躍してくれる優秀なウィニーである。
エピソード2からエピソード3においては【オール・イエス】に挿される【ミラクルとミステリーの扉】や【獰猛ブラスター】のメタとして活躍し、他に沢山積まれた《デュエマの鬼!キクチ師範代》などのシステムクリーチャーとの相乗効果で相手の動きを見事に妨害した。
エピソード3環境当時、【ヒラメキドレーン】におけるカウンター封じとしても有名であった。《偽りの名 スネーク》型はソリティア中のマナがタイトで、《ダイヤモンド・ソード》と合わせて合計5マナならソリティアするターン中に捻出できるという理屈で採用されたのである。
ドラゴン・サーガ環境でも上質なウィニーとして【サザン・ルネッサンス】で出番を与えられたが、革命編ではこのクリーチャーのロック範囲外である強力なS・トリガー獣や革命0トリガーが出現し、採用率は低下した。
それでも、革命ファイナル環境では一部の素出しプランに寄せた【ドレミ団】に使われることがあった。《タイム3 シド》が覿面に効く対面では悠々と打点を素出しでき、自身も《獣軍隊 ヤドック》のメタに掛かりにくい、単体で複数ターンに渡るカウンター封じを行える余地がある、という《音精 ラフルル》に対する優位点があったためであった。
双極篇では【赤白“轟轟轟”ブランド】でしばしば使用される。長期戦になると《ジャミング・チャフ》でロックが事足りる上に、最速で出さないと呪文を封じ切れない事もある。また、これが刺さる対面がほぼコスト踏み倒し系統であり封じる対象は主に相手のコスト踏み倒し呪文になるので、これを使わず《制御の翼 オリオティス》や《奇石 ミクセル》でケアできることも少なくない。とはいえ革命0トリガーの流行も終息しており《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の採用率が新章デュエル・マスターズまでと比べて落ち着いていることから、大体これ1枚で呪文を封じられるケースも少なくない。
脇を固める打点の問題が《“轟轟轟”ブランド》によって解決され、3ターン目に安全に1ショットキルするという展開が比較的多くなったため、一方的なゲーム運びによるゲーム性の低下を危惧されてか、2019年3月1日に殿堂入り。ただ、殿堂入り直前の【赤白“轟轟轟”ブランド】では採用されることがあったものの必須カードとなるほど重要性の高いカードではなかった。
殿堂入り後、《音奏 プーンギ》の登場により《奇石 ミクセル》とそちらを合わせて十分にカウンター札をケアすることができるようになったため、DMSD-10期になると不採用がざらになった。《正義の煌き オーリリア》でこのカードと同じような呪文ロックが実現できたのも大きい。
『DMGP2024-1st』終了後、オリジナル・アドバンス両方で【白単ウイング】の入賞が一定数見られたが、そちらに入るかは半々といったところ。
優秀なメタカードのおかげで比較的安定して5ターン目までゲームができるため、カウンター封じが必要な場合、より確実性がある《ジャミング・チャフ》が選ばれることが多い。