不敬合成王(ふけいごうせいおう) ロマティックダム・アルキング》

不敬合成王 ロマティックダム・アルキング SR 光/水/闇/火/自然文明 (9)
進化クリーチャー:ニュー・ワールド・ドラゴン/ディスペクター 25000
進化GV・Ω:自分の墓地、マナゾーン、バトルゾーンからクリーチャーを1体ずつ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
ワールド・ブレイカー
「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置く。それが進化ではないクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
自分のシールドゾーンにあるディスペクターすべてに「G・ストライク」を与える。

DM22-EX2で登場した5色レインボーニュー・ワールド・ドラゴン/ディスペクター進化クリーチャー

進化GV・Ωを進化条件とする、エクストラEXライフ持ちのワールド・ブレイカー
EXライフシールドが離れた時、非進化の進化元を墓地を経由して踏み倒せる。
また、シールドゾーンにあるディスペクター全てにG・ストライクを与える常在型能力も持つ。

進化クリーチャーワールド・ブレイカーなので、一気に相手のシールドを全壊することができる。
相手のシールドを一気にワールド・ブレイクすると、S・トリガーなどで手痛いカウンターを受けやすいが、自身の持つエクストラEXライフおよびディスペクターへのG・ストライク付与、進化元となるクリーチャーを墓地から展開する効果が三重に合わさる事で容易な切り返しを防ぐことができる。
ワールド・ブレイカーの弱点を上手く補った強力なクリーチャーと言える。

EXライフシールドが離れた時に発動する能力は、進化元を1枚墓地に置いて進化ではないクリーチャーなら墓地から出すというもの。
これまでの連結ディスペクターは『このクリーチャーの「EXライフ」シールドが』であったが、このクリーチャーはなんと自身の指定がない。
自分のシールドゾーンにある必要があるため相手のディスペクターのものには反応しないが、味方のディスペクターにならそれに乗じて効果を発動できてしまう。
また、能力で新たにディスペクターを出すことで、「EXライフ」シールドの再展開を行える。もちろんそのシールドが離れれば再度能力が誘発することとなる。
《斬隠オロチ》《スローリー・チェーン》など、味方やシールドを操作する防御札とも相性がよい。

非常に豪快かつ強力であり、非進化であることしか問わないため、進化GV・Ωで墓地またはマナゾーンから取り込んでおけば《伝説の正体 ギュウジン丸》のような通常はマナコストを支払って出せないような大型クリーチャーも踏み倒せる。
無論、召喚ではないので多くのコスト踏み倒しメタに引っかかったり、ゼニスを筆頭とする召喚時能力はつかえないが、幸いにもディスペクターには召喚時能力を持つクリーチャーが少ない(出たときの能力や攻撃時の能力を持つクリーチャーのほうが多いため)ため、あまりデメリットにはならない。
一方で《終末縫合王 ミカドレオ》のようなディスペクターも存在するので、そういったクリーチャーを併用する場合には注意が必要となる。

…とこのように、バトルゾーンに出た時の性能自体は強力なのだが、いかんせん5色レインボーでありながら、9コストの進化クリーチャーである点が大きく足を引っ張る。つまり、かなり出しづらい。墓地にも進化元が必要なことから墓地利用メタにも弱い。
5色レインボーという時点で事故率を跳ね上がる上に、それを9マナ溜めながら進化元の用意も必要となると、その運用難易度はかなり高い。
9コストの進化クリーチャーということもあって、対応している踏み倒しカードも少ない。
幸いにもディスペクターには回収能力を持つカードが多いため、1~2枚の採用の時にネックとなる盾落ちやマナ落ちがあっても回収自体は容易だが。

能力もその出すまでの難易度に見合って強いかも疑問に残るところ。
確かに強力な能力は持っているが、単独では除去能力を持たず、良くも悪くも防御的な効果に終始しているため、ブロッカーを突破するには能動的にEXライフシールドを消費する等のひと手間かける必要があるのも難点。
また、かなり防御よりの性能といえ、エクストラウィンライブラリアウト戦術など、殴ってこない相手にも分が悪い。

その他

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

Q.自分の、《霊宝 ヒャクメ-4》と他のクリーチャー1体がバトルゾーンにいて、自分の墓地にクリーチャーが1体もない状況です。
この状況で、《霊宝 ヒャクメ-4》の「ササゲール」を使って《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》を召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。墓地にクリーチャーが1体もいない状況では、墓地のクリーチャーを進化元とする進化クリーチャーの召喚の宣言ができません。今回の場合、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》を召喚しようとすることがそもそもできないため、「ササゲール」も使えません。
引用元(2023.2.17)

Q.自分の《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》を召喚する時に、バトルゾーンから進化元として《霊宝 ヒャクメ-4》を選びました。
この時、進化元に選んだ《霊宝 ヒャクメ-4》の「ササゲール」を使って、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》のコストを少なくできますか?
A.はい、できます。ただし、そうした場合、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》はバトルゾーンに出せず、手札にとどまります。
進化クリーチャーを召喚する際、他の処理によって進化元がゾーン移動してしまった場合、その進化クリーチャーはバトルゾーンに出せません。支払ったマナはタップされたままで、召喚しようとしていた進化クリーチャーや、選んでいた進化元のカードは元あったゾーンにとどまります。
引用元(2023.8.4)

  • 2つ目の能力について

Q.自分は《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》を「EXライフ」がある《アイアンラビットンボ》の上に進化しました。この《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》がバトルゾーンを離れる際、かわりに《アイアンラビットンボ》の「EXライフ」シールドを墓地に置けますか?
A.いいえ、墓地に置けません。「EXライフ」シールドが残っているクリーチャーが進化した場合、進化している間はそのクリーチャーが持っていた「EXライフ」は何もしませんし、進化後のクリーチャーに「EXライフ」シールドが引き継がれることもありません。
引用元(2023.2.17)

  • 4つ目の能力について

Q.自分の《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》《アイアンラビットンボ》がバトルゾーンにいる状況です。その《アイアンラビットンボ》の「EXライフ」シールドが離れた場合、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》の「「EXライフ」シールドが自分のシールドを離れた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》以外のクリーチャーの「EXライフ」シールドが離れた場合もトリガーします。
引用元(2023.2.17)

Q.自分の「EXライフ」シールドを持つクリーチャーの上に《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》を重ねました。
進化元のクリーチャーが持っていた「EXライフ」シールドが離れた場合、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》の「「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。「EXライフ」シールドは、それを持つクリーチャーが進化元になった場合や、置換効果で離れた場合にも「EXライフ」シールドとして残ります。ですので、離れた時に「「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時」の能力がトリガーします。
ただし、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》の「EXライフ」シールドではないので、《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》が離れる時にかわりに墓地に置くことはできません。
引用元(2023.6.23)