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完全防御革命 UC 火文明 (3) |
呪文 |
自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。 |
相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分の手札にあるこのカードを捨ててもよい。 |
《無限掌》の能力に加えて、ダイレクトアタック以外の相手の勝利をこのカードのディスカードに置換する敗北回避能力を持つ。
同弾で登場した《夢の変形 デュエランド》や《伝説の正体 ギュウジン丸》のエクストラウィンに対するメタカードと見られ、《ギュウジン丸》にバトルゾーンを空にされても使える数少ない敗北回避カードである。
コンバット・トリックのため相手に誘発を悟られにくいことが最大のメリットで、相手がエクストラウィンのために吐いたリソースを丸々無駄にさせられる。
勝負を焦って盤面のカードをすべて取り込んだ《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》のメガメテオバーン10を置換して、疑似全体除去を使いながらシールドから3枚手札補充する場面などはこのカードが最も輝く瞬間である。
しかし、置換できるのはあくまでエクストラウィンの単発的効果のみで、それに付随して起こる現象には無力。《夢の変形 デュエランド》の召喚時限定cipでアドバンテージを稼がれれば痛いことには変わりなく、先述した《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》のT・ブレイクも防御札が薄い状態で受ければ充分厳しい攻めになりかねない。
また、ライブラリアウトや《水上第九院 シャコガイル》にも弱く、歴代の環境でもコンボデッキに対する完全無欠のメタカードとは考えられていない。
《一王二命三眼槍》の登場以後は、一見《完全防御革命》と相性が良さそうなデッキでも、デッキビルディングに縛りが追加されるかわりに対応できる範囲が広いそちらが採用されるケースが増えてきている。
なお、1つ目の能力と2つ目の能力は相性が非常に悪い。《無限掌》互換として唱えたらこのカードは墓地に置かれるため敗北回避能力は使えず、逆に敗北回避に使ったら《暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー》などの特殊な手段を用いない限り呪文としては再利用できない。
そのため1枚につき、一試合で使える能力はどちらか片方だけと考えておいた方がよい。
DMRP-21期の【白青赤ギャラクシールド】に3枚採用され、CS3位入賞を果たした。
【白黒赤ライオネル.Star】の《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》ピンポイントメタで、本来シールド追加の天敵であるそちらに強制的にシールドブレイクさせることができた。
手打ちして《MAX・ザ・ジョニー》のブレイクを強引に通すコンボも強力だった。
DMBD-19・DMBD-20期の非公認大会で優勝した【バグ丸くんコントロール】にも1枚積みされていた。
完全防御革命 C 火文明 (3) |
呪文 |
このターン、自分のクリーチャー1体は「バトルに勝った時、アンタップする。」を得る。 |
相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分の手札にあるこのカードを捨てる。このターン、自分はゲームに負けない。 |
※各プレイヤーの1ターン中、「アンタップする」能力の発動をカード1種あたり20回までとする。 |
エクストラウィンを防ぐ敗北回避能力がそのターン持続するように強化を受けた。
ライブラリアウトにも反応するため、一度山札がなくなった後はこのカードの枚数分のターンの生存が確定する。
《伝説の禁断 ドキンダムX》の特殊敗北のリスクヘッジもできる。尤も、あと2枚このカードが手札になければ禁断解放したターン中にダイレクトアタックを決めきらなければならない。
DMR-20のフルフレーム呪文サイクル。
闇・自然には存在せず、代わりに火には2枚存在する。
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分は《完全防御革命》を捨てられますか?
A.いいえ、捨てられません。コスト5以下の呪文の効果が無視されている状況なので、《完全防御革命》の置換効果は使えません。
引用元(2021.12.17)