策士(さくし)のシダン ニャハン》

策士のシダン ニャハン UC 無色 (2)
クリーチャー:オラクル・セレス 2222
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚裏向きにしてマナゾーンに置いてもよい。
このクリーチャーが離れた時、オラクル、アンノウン、またはゼニスを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

DM24-BD6で登場した無色オラクル・セレス

手札から裏向きにマナブーストするcipと、離れた時に「オラクルまたはアンノウンまたはゼニス」種族指定のマナ回収を行う能力を持つ。
さらに、G・ストライクにより最低限の防御力を確保している。

水晶マナデッキの初動とマナ回収を兼ねるカード。2ターン目に水晶マナブーストが可能なのは《「この私のために華を咲かすのだ!」》に次いで2枚目であり、8枚体制も可能となった。
3ターン目《「これは命懸けのデュエルなのです」》の安定性が大きく上昇したと言えよう。
また、こちらはクリーチャーなので《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》の回収の範囲内に入っているのもメリット。
弱点としては手札消費の荒さ。
初動の手札補充札が《水晶設計図》程度しかない【緑零ゼニス・セレス】に於いては、このクリーチャーを出すと動きがかなり窮屈になってしまう。
また、もう一つの欠点としてマナ回収できるカードの範囲の狭いという点も存在する。
水晶マナはそのカードに特性が存在しないものとして扱うため、種族を参照するこのクリーチャーのマナ回収能力では水晶マナを回収できない。
その為、後に回収したいカードは安易に水晶マナ化させないようにする立ち回りが求められる。

逆に考えると、《水晶設計図》と合わせて2コスト無色水晶マナ生成が可能になったと捉え、新機軸の水晶マナデッキを目指すことも可能かもしれない。
特に緑以外の文明のゼニス・セレスは初動札の選択肢が少ないこともあり、採用候補に挙がるだろう。
無色中心なら《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《埋没のシダン オリーブオイル/記憶喪失魔法 アブラカタブーラ》で手札を稼げる。

  • 水晶マナ生成を度外視しても、単純に自然抜きで使えるコスト2マナブーストという点で独自性があるため、手札消費を呑んでもどうしても2ターン目にマナブーストしたい非自然デッキでも採用を検討できる。
  • 猫系クリーチャーでもはや恒例のパワー2222。標準的なバニラよりコスト論上得をしている。

関連カード

収録セット

参考