偽りの名(コードネーム) ハングリー・エレガンス》

偽りの名 ハングリー・エレガンス SR(VR) 自然文明 (8)
クリーチャー:ジャイアント/アンノウン 8000
W・ブレイカー
相手がカードを引いた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
アンノウン・クリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。

DMR-05で登場したジャイアント/アンノウン

相手がドローした枚数分マナブーストするトリガー能力と、アンノウンマナ召喚を可能にする常在型能力を持つ。

1つ目の能力ターンはじめのドローにも対応しているため、最低でも相手のターンが来る度に1マナブーストすることが可能。

大量にマナを増やしたいならば、《サイバー・N・ワールド》《新世界 シューマッハ》等で相手にドローさせてやると良いだろう。
アンノウンマナに落ちたとしても2つ目の能力によって活用できるため、無駄がない。

デュエル・マスターズ プレイスでは

偽りの名 ハングリー・エレガンス SR 自然文明 (8)
クリーチャー:ジャイアント/アンノウン 8000
自分のマナゾーンにアンノウンが3枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
相手がカードを引いた時、自分の山札が10枚以上なら、山札の上から同じ枚数をマナゾーンに置く。
自分のマナゾーンからアンノウンを召喚してもよい。
W・ブレイカー

DMPP-18で実装。
マナ加速が条件付きの強制になった。また、マナゾーンアンノウンが3枚以上の際に自身をコスト軽減する能力を得た。

新たに得たコスト軽減マナ召喚能力と好相性。コスト軽減のために埋めたアンノウンをマナ召喚で再利用できる。
一方マナ加速能力は、山札枚数の条件が付いたことでライブラリアウトの危険こそほぼ無くなった[1]ものの、強制になったことや山札が少ない状況からさらなるマナ加速が出来ない点で、TCG版より弱体化している。

また、大型クリーチャーをアタック・チャンスの前提としていた《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》のスキを突いたアンノウンでもある。
名目コストが6以下のアンノウンは1体も存在していないが、《偽りの名 ハングリー・エレガンス》が条件付きで実質コストが6のクリーチャーとして使えるかもしれない。

  • 「自分の山札が10枚以上なら」を確認するのは、「同じ枚数をマナゾーンに置く」の実行時である。
    • 《炎槍と水剣の裁》はカードを引く1枚毎に「自分の手札が4枚以下なら」を確認するため手札が5枚になると打ち止めになるが、《偽りの名 ハングリー・エレガンス》は「同じ枚数の」というテキストが影響して、複数枚ドローがそのままマナ加速枚数に適用される。結果としてブースト後に山札が8枚以下になることも起こる。
  • イラストから受ける印象とは裏腹に可憐な少女のようなボイスとなっており、そんな声で語尾に「ガンス」が付けられているため非常にギャップが際立っている。
    アニメ「ビクトリーV」におけるこのカードの使い手である山本・エレガンス・久美子も筋肉質な見た目や「ガンス」という語尾と裏腹に可愛らしい声をしたキャラクターだったので、そちらを明確に意識した内容となっている。
  • フレーバーテキストでは、「どれだけ食べても、腹二分目」と謳っているが、マナブーストが条件付きとなったことで、山札が1/4(デッキ枚数比)、もしくは1/3(初期シールド・手札を除いた分)を切ると、マナブーストしなくなる。したがってデュエプレの《ハングリー・エレガンス》は腹7.5分目もしくは腹6.6分目でお腹いっぱいになる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 山札が10枚ちょうどの際に、相手がカードを10枚引くとライブラリアウトする。《インビンシブル・テクノロジー》《神羅ブリザード・ムーン》などで発生しうる