偽りの名(コードネーム) リベルラ》

偽りの名 リベルラ VR 水文明 (6)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/アンノウン 6000
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。
各ターン、はじめて相手が使ったカードの効果で、相手はこのクリーチャーを選べない。
水晶武装4:自分のマナゾーンに裏向きのカードが4枚以上あれば、自分の呪文を唱える時、自分のマナゾーンにある無色カードをすべての文明のカードとして扱い、自分の呪文を唱えるコストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

DM23-EX3で登場したポセイディア・ドラゴン/アンノウン

ブロッカーのW・ブレイカー。パワーは平凡だが、条件付きアンタッチャブルのおかげで死ににくい。

水晶武装4達成で、水晶マナを利用して色事故無視で呪文を唱えることができるようになるが、根本的にこれを期待してデッキの色バランスを複雑化させては本末転倒。
どちらかというと水晶マナ1枚で呪文を唱えられるためのものであろう。
コスト軽減だけでも破格の性能なので染色を意識しすぎないことにも目を向けたい。

コスト6の次のターンにコスト11にマナカーブが繋がるため、生き残れば《クリスタル・ドゥーム》を唱えることができる。

《ベートーベン・キューブ》は、デッキの多色を0枚にしておけば、2マナ支払って詠唱→2マナアンタップインで実質0マナで唱えることができるようになる。
《偽りの名 リベルラ》で水晶武装4を達成している前提の話なので必然的に《ベートーベン・キューブ》も山札からの踏み倒しも使える。

《天頂と停滞と水晶の決断》手打ちするためにも使える。
3マナで唱えることができるので、マナ加速2回選択で逆に使用可能マナが増え、マナ加速1回と除去or手札補充1回に振り分けても実質1マナ呪文として機能する。

タッチで入れた《サスペンス・ザイン》を素引きしても《偽りの名 リベルラ》がいれば疑似[無色(2)]に変化させて使うことができるようになる。

  • 名前の「リベルラ」はスペイン語で「トンボ」を意味する。
  • あくまで話のネタだが「無色カードをすべての文明のカードとして…」は構造的に無限ループを引き起こしてしまう。この効果を適用する前には無色でも、適用すると5文明となり無色ではなくなる。無色ではないカードなので適用をキャンセルすると無色カードに戻るため、再び5文明として扱おうとしてループする。
    • 単純に《極楽鳥》を参考にして「すべての文明を持つかのようにタップしてもよい」と書けば問題は起こらなかった。

ルール

アンタッチャブルについて

このカードの「使った」は、キーワード処理の「使う」を参照している。
従って、各ターンはじめて召喚するか唱えるかなどしたクリーチャー呪文などの効果で選ぶことができない。

以下の状況では《リベルラ》を選べる。

  • 前のターンから存在するエレメントの能力が、そのターンはじめて誘発解決する時
  • 召喚唱えることなどをせずに効果が誘発したカードの能力の時
    • 例えば、《斬隠蒼頭龍バイケン》がハンデスされるかわりにバトルゾーンに出た時は、《バイケン》の能力は召喚することなく誘発しているので、《リベルラ》をバウンスできる。

裁定不明

アンタッチャブルの対象

《偽りの嘘 ネメシス》と同様に、置換効果が絡む時に選べるか選べないかが不明確。

  • 相手がこのターンはじめて使ったカードとして《神羅スカル・ムーン》がある。相手がこのターン使う2枚目のカードとして、《転生プログラム》を唱えて、《スカルムーン》を破壊しようとした時にかわりに《リベルラ》を選べるか。
  • 前のターンから存在する相手の《スカルムーン》がある。相手がこのターンはじめて使うカードとして、《転生プログラム》を唱えて、《スカルムーン》を破壊しようとする時にかわりに《リベルラ》を選べるか。

染色の期間

サイクル

DM23-EX3で登場した虫(蟲)をモチーフにしたドラゴン/アンノウンのサイクル。
cipと自分のターンのはじめ水晶マナを作る能力水晶武装4を共通でもっている。

関連カード

収録セット

参考