《飢限電融 ファタル・エレガンス》
飢限電融 ファタル・エレガンス R 水/自然文明 (7) |
クリーチャー:ディスペクター/ポセイディア・ドラゴン/ジャイアント 9000 |
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。 |
相手のクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。 |
DMRP-19で登場した水/自然のディスペクター/ポセイディア・ドラゴン/ジャイアント。
ディスペクター共通のEXライフにW・ブレイカーを持ち、cipで相手限定の最大2バウンスを放ち、相手クリーチャーが出る度に任意で1マナブーストを行う。
cipのバウンスとマナブーストの条件が噛み合っており、相手のバトルゾーンの頭数を減らして再展開を強要し、相手にクリーチャーを出させることで能力を発動を狙うことが出来る。
ただしこれは、ブーストの回数やタイミングは相手依存になるという事でもある。純粋なマナブーストや繋ぎを狙うような性能ではない。
システムクリーチャーとしては、若干重いものの登場時に即座にバトルゾーンに触れる他、EXライフによる耐性も持つので着地によってテンポを失いにくい点が評価できる。
置きマナブーストは序盤にこそ輝くので、ササゲールなどを用いて早期召喚を狙いたい。
その他
《無限龍ファタル・スパイラル》と《偽りの名 ハングリー・エレガンス》の『電融』ディスペクター。
+
| | 合成元との関係
| - 《ファタル》の上半身と《エレガンス》の下半身を接合しており、まさしくカード名の通りの合成方法になっている。また、右腕のみ《ファタル》の物から《エレガンス》の物に置き換えられている。
- 《ファタル》の肉体の核となっていた緑色の球体を、まるで飴をなめるかのように舌で転がしているのが確認できる。
- cipのバウンスに《ファタル》の、相手の行動に応じたマナブーストに《エレガンス》の能力の面影がある。
- カード名「飢限」の「飢」は、《エレガンス》の名前「ハングリー(hungry:飢えた)」が由来だろう。
- 《飢動混成 ガリィングマール》と被っている。ディスペクター同士の冠詞の漢字被り自体はよくあることだが、カードのテキストとして明記されている訳ではない漢字を使っているのに被る例は珍しい。エピソード2期のジャイアント全体のモチーフである「グルメ・大食い」という要素が、アースイーターの種族全体の特徴と類似していたのが原因だろう。
- 「飢限」は「起原」と音が共通し、これは《ファタル》の種族「オリジン」の原語と同じ意味である。偶然ではなく意図した物だろう。また、「期限」とも共通しており、こちらは《ファタル》の冠詞「無限」を否定するような単語になっている。もっとも、これはさすがに偶然であると思われるが、妙な経緯で「ディスペクト」要素が見受けられるのは面白い。
- ゼニスでないアンノウンを合成元するディスペクターで、冠詞に「真」「偽」が含まれていないのは初めて。
- 合成元の両者から、特殊種族のオリジンとアンノウンが削除されている。
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関連カード
収録セット
参考