《ツネキン☆ゲームス》
DMEX-09で登場した水/自然のトリックス/チームウェイブ。 cipでクリーチャーを1体バウンス可能で、さらに相手がマナの数よりコストの大きいクリーチャーを出す時着地置換効果でマナ送りにする能力を持つ。 高速化した現代の環境ではコスト4のコスト踏み倒しメタを出しても既に踏み倒されているといった状況も珍しくないが、このクリーチャーは自身のcipで対象のクリーチャーをバウンスする事でその弱点をカバーしている。 【青黒ゲンムエンペラー】には間に合えば詰みに陥らせる事ができる。《∞龍 ゲンムエンペラー》が絶対に出せなくなり、《墓地の儀》では届かず、コスト8の《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》で破壊しようにもこれがいては出すのが困難。 バウンスは自分のクリーチャーも対象にできるうえに任意。強力なバズレンダを持つ味方クリーチャーを再び召喚してバズレンダを使い回すと言った使い方も可能。また、特にバウンスしたいクリーチャーがいなければ使わなくてもよい。 強力なメタクリーチャーであるが多色カードである点は注意。投入枚数を増やすほど他の多色カードを投入しづらくなったり色事故が発生しやすくなる。デッキの動きが鈍くなった結果、召喚が遅れ踏み倒しを許すようではあまり意味がない。 登場時点では【“B-我”ライザ】も一呼吸置いて《U・S・A・BRELLA》を立てるケースが少なくなく、そうでなくとも召喚酔いが解けているクリーチャーを数体用意してから動くプレイングが取られることがざらであるため、割とこのカードが間に合うケースが想定される。 登場時のカードプールを考えると【青黒緑デッドダムド】や【5色ドギラゴン剣】が適所。 環境において十王篇環境ではバウンスがGRクリーチャーに対して事実上の確定除去として働くことと、コスト踏み倒しメタ能力が【クラッシュ“覇道”】や【“B-我”ライザ】への対策になることから、【青赤緑バーンメアジョーカーズ】で偶に使われるが、やはり多色でありマナタップインの弊害がある事から評価はマチマチである。【クラッシュ“覇道”】に対してすら、《MANGANO-CASTLE!》による展開と《無限合体 ダンダルダBB》による《MANGANO-CASTLE!》使い回しまでは封じきれないため、効果は薄め。 それでも《∞龍 ゲンムエンペラー》が登場すると、そちらを完全に封殺する札となることから評価が上がった。ただし、【連ドラグナー】の場合《ヘブンズ・フォース》によって最速2ターン目でそちらを出せるため、こちらも《ヘブンズ・フォース》でこのクリーチャーを差し込めなければ上ブレに間に合わない事も。 2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂により【オカルトアンダケイン】が事実上消滅すると【ゼロ・ルピアループ】がアドバンス環境のトップに立ち、このカードも状況次第で0マナになる汎用除去として使われるようになった。【ドギラゴン閃】系統への対策として2ターン目の初動マナブーストから早出しする動きも多い。【ゼロ・ルピアループ】対策としては除去されると消えるコスト踏み倒しメタ能力よりもコスト踏み倒しメタに対するバウンスがメイン。 DMBD-16・DMBD-17期にはやはり【ゼロ・ルピアループ】対策として【青赤緑ドギラゴン閃】で流行。 DMRP-20期には【グルメ墓地ソース】対策として、やはり【青赤緑ドギラゴン閃】に投入されるようになった。《ベイB セガーレ》と異なり事実上永続的なコスト踏み倒しメタとして機能する上に、《奇石 ミクセル》と異なり出ることそのものを成立させずにcipでの除去を未然に防ぐのが大きい。《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》との最大8枚体制として《バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>》で呼び出し除去を撒くことで十分相手を牽制できる。 『全国大会2019』日本一決定戦でもこれが3枚積みされた型の【キリコチェイングラスパー】が確認されている。以降、【我我我ブランド】や【グルメ墓地ソース】に対する繋ぎ役として一定数見られるように。極端な例では《ファイナル・ストップ》と併用してのワンショットをサブプランに取り入れた型もある。その後、【キリコチェイングラスパー】での使用実績がそこそこ見られるようになった。 その後、程無くして全くといって良いほど使われなくなったが、DM23-EX3期にはこれを2枚程度入れた【青黒緑COMPLEX】も見られるようになった。《DARK MATERIAL COMPLEX》を育てる役割とカウンター封じを1体でこなせるのが利点。ただし、【白赤アーマード】の《ピース・盾・ルピア》のように、コストが軽いためこのカードの効き目が薄いものも一定数普及しているため、基本は《巨大設計図》基盤に刺さる程度のものと割り切るのが吉。 その他
関連カードフレーバーテキスト
収録セット
参考
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