FORBIDDEN(フォービドゥン)禁断(きんだん)(ほし)〜》

FORBIDDEN 〜禁断の星〜 SR 闇/火文明 (9)
クリーチャー:(種族無し) 9999+
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
バトルゾーンに自分の禁断フィールドがあれば、このクリーチャーのパワーを+90000し、「T・ブレイカー」を与える。

DMR-22で登場した/無種族クリーチャー

アタックトリガーで自身よりパワーが小さい相手クリーチャー1体を破壊し、同じ条件で自分のクリーチャー1体をリアニメイトする。

基礎パワーがそこそこ高いため、破壊リアニメイト対象はかなり広い。
特にリアニメイトパワーの問題さえクリアできれば進化クリーチャーさえ呼び出すことができ、パンプアップしてやることで範囲をさらに広げることができる。
また無条件でスピードアタッカーまで持っており、コスト踏み倒しで登場しても即座に仕事ができる。

禁断フィールド、すなわち《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》または《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》存在下においては、基礎パワー99999未満のクリーチャーであれば破壊リアニメイト可能。基本的にはほぼ全クリーチャーが対象になると思って問題ないだろう。

問題はコスト退化戦術に組み込んだり、《魔龍バベルギヌス》との相性を踏まえ墓地肥やしリアニメイト戦術を軸としたデッキに入れる等、何らかの工夫は必要である。

退化で出す場合は、を持つこのクリーチャーを直接進化元にできる墓地進化が適任。
《爆流忍法 不死鳥の術》も、このクリーチャー進化元封印から低コストで引きずり出すことができ、場合によってはリアニメイト先も用意できるので相性が良い。

またデザイナーズコンボである禁断フィールドとの組み合わせの際にも、注意点はある。


  • カード名は何故か通常のゴシック体フォントではなく、イタリック体フォント+隷書体フォントで書かれている。禁断文字フォントが暗号文に近い意味で採用されていたのとは異なり、おそらくこちらは神秘性・デザイン性を際立たせるための採用と思われる。ちなみに《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》(の通常版)にも同様のフォントが使われている。
  • 「Forbidden」とは「禁じられた」という意味。「禁断」の訳語でもあり、禁断文字カードでは一足先に登場していたお馴染みの単語。元ネタかどうかは定かではないが、過去に「禁断の惑星」(原題:『Forbidden Planet』)という映画があった。
  • カードイラストから「玉ねぎ」「タマネギ」と呼ばれることがある。登場時期の近い《第二種 タマネギル》も同じ愛称で呼ばれ、どちらも墓地戦略と相性が良いので、どちらを指すか判断するには実際のデッキリストなどを確認するのが重要。
  • 公式のカード検索では、《Forbidden ー禁断の星ー》という、色々と間違った名前で登録されている。まず《Forbidden》(小文字)ではなく《FORBIDDEN》(大文字)が正しく、《ー禁断の星ー》(長音符)ではなく《〜禁断の星〜》(全角チルダ/波ダッシュ[2])が正しい。同システムでこのカードを探したい場合、「禁断の星」で検索するのが確実である。

関連カード

収録セット

参考


[1] 具体的には、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の場合は禁断爆発すると禁断クリーチャーに変化し、《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》の場合はバトルゾーンを離れる。前者は姿は変わるもののバトルゾーンに残るので特に間違えやすい。
[2] 公式では大半のカードが全角チルダで統一されているが、少数ながら波ダッシュも混在しており判別不能。当wikiでは編集の都合上波ダッシュを使用している。