【マルコビート】 (デュエプレ)
概要
DMPP-09で登場した《エンペラー・マルコ》を中心としたビートダウンデッキ。
手札補充とバウンス効果で相手をいなしつつダイレクトアタックを狙う。
DMPP-09期では水と自然文明を中心に様々なデッキカラーで構築されることが多く、速攻気味のデッキからグッドスタッフ的な構築など様々であった。
デッキタイプとしては広く認知されたデッキではあったものの目立った活躍は無かったが、DMPP-09EX期終盤に開催された公式大会で光水火と光水自然の構成のデッキがそれぞれベスト8に残り、そのうち光水火の構築が優勝を果たした。
このように様々なデッキカラーが存在するが、勝ち切るにはプレイヤーのデッキビルディング力が試されるデッキであると言える。
エンペラー・マルコ SR 水文明 (5) |
進化クリーチャー:サイバーロード 6000 |
進化−サイバーロード |
バトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャー1体を手札に戻す。 |
W・ブレイカー |
主要カード
進化元候補カード
他候補カード
このデッキの回し方
自然文明やチャージャー呪文でマナブーストを行いつつ進化元を出し、最速4ターンの《エンペラー・マルコ》の召喚を狙う。
《マルコ》の召喚が遅れるほど進化元が倒されたり、《マルコ》でバウンスできないサイズのクリーチャーが立ってしまうので、遅くとも6ターン目には《マルコ》は着地しておきたい。
しかし、《エンペラー・マルコ》だけでは他のスペックの高いカードには押し負けてしまうことも多い。
そのため「《マルコ》で増えた手札でどのようにして勝ち切るか」を考える必要がある。
このダメ押しの部分はゴッド・カードが使われることが多い。
特に、《烈流神》は《マルコ》等で4~6ターンで相手のシールドを削りきってしまえばダイレクトアタックが決まるので良く採用される。
長所
《エンペラー・マルコ》が水文明らしい手札補充とバウンス効果をもつためテンポアドバンテージを稼ぎやすい。
4ターン目に《マルコ》を召喚できればかなりの優勢を得られる。
手札補充とビートダウンを同時に行えるため、自分のペースでデュエルを進めやすい。
短所
進化クリーチャーを主力とするデッキの例にもれず、進化元を破壊される続けると苦しい。
また、手札補充も《エンペラー・マルコ》にほぼ一任されるため、《マルコ》を引けないと非常に厳しい戦いになる。
コントロールデッキに広く採用されている《超絶神ゼン》には《マルコ》のバウンス効果で除去し難く、パワーでも負けているため注意しなければならない。
他の高コストクリーチャーにも言えるが、相手の除去等で《マルコ》の召喚が遅れるほど対処が難しくなってしまう。
【速攻】デッキには5ターン前後の《エンペラー・マルコ》では間に合わないことも多い。
その他
DMPP-09での《エンペラー・マルコ》登場以来、デッキタイプとして成立したが、あまり目立った活躍は無かった。
これは、能力調整前の《連珠の精霊アガピトス》によるタップキル戦術と相性が極めて悪かったことや、展開力で勝る【ドリームメイト】等の存在も大きい。
また、ゴッド・カードのような1枚で高いスペックをもつカードに勝ちきれない事もある。
しかし、DMPP-09EX期終盤に開催された公式大会BATTLE ARENA5thにおいて優勝を果たし、十分なパワーをもったデッキであることが証明されたと言える。
また、同時にサバイバーとの混成デッキがトーナメント進出を決めており、デッキ構築の自由度の高さをうかがわせる。
サンプルレシピ
公式大会BATTLE ARENA5thにおいて優勝を果たした【白青赤マルコビート】。
(参照元の公式HPのリンク)
参考