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第七神帝サハスラーラ SR 闇文明 (10) |
進化クリーチャー:クリエイター/オリジン 21000 |
進化:自分のゴッド1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。その後、クリーチャーを2体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-8000する。 |
このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
cipで2枚のセルフハンデスと2体のサルベージ、アタックトリガーで敵1体に-8000のパワー低下を放ち、攻撃の終わりにアンタップするという闇の4神帝の能力を総まとめにしたような能力を持つ。
もはやおなじみとなった、ゴッドの合体形態が単一クリーチャーとなったクリエイターであり、その系統としては初の進化クリーチャーである。また、デュエル・マスターズ世界のクリーチャーとしては初の進化クリエイターでもある[1]。
ゴッドを進化元とするが、自身は種族にゴッドを持っていない。またオリジンの進化クリーチャーでありながらオリジンからは進化できない。
闇の神帝4体がG・リンクした形態を調整したうえで全盛りしたような豪勢かつ強力な能力を持つ。それぞれの元ネタと違いは以下の通り。
運用においては、進化元の用意、場に出す手段、フィニッシュのサポートが問題となる。
進化元にはゴッドが必要だが、幸いゴッド・ノヴァ系統の発展もあり有用な進化元には事欠かない。特別コンボによる展開を狙わない場合、《母なる星域》を持ってこれる《G・A・ペガサス》や汎用性の高い《極限龍神ヘヴィ》、マナカーブが綺麗に繋がる《原初の決闘者 アダム》などが良いだろう。ちなみに、最軽量の進化元は《キキの海幻》。
《メガ・イノポンドソード》等を使い【ダーウィン】系のデッキで用いるのも面白い。
場に出す手段としては順当にマナを伸ばし召喚、または《母なる星域》を打つか、何かしらのコンボで踏み倒すと良い。
G・リンクしたゴッドはコストが合算される上、リンクにより除去を耐えるため《母なる聖地》や《転生スイッチ》、《深淵の食卓》などのコスト参照踏み倒しが有効。このようなコンボを想定する場合は、求めるコストになるような組み合わせを選別してゴッドを採用すると良い。他には、墓地を肥やして《ヨミとイズモの計画》で踏み倒す事もできる。後述するが場に出せたとしても除去には弱いため、なるべく何度も再利用できるような余力のあるギミックに仕上げたい。
このようにある程度出すまでにお膳立てが必要な一方、場に出した後も耐性などは無く、あっさり除去やG・ストライクで止まってしまうのが難点。フィニッシャーとしての決定力そのものは高いので、「除去耐性を付与し確実に勝負を決めに行く」「コスト踏み倒し等を活用し出しやすくすることで圧力をかける」事を意識して構築したい。
除去をケアしたい場合は《神の裏技ゴッド・ウォール》を進化元のゴッドに予め撃ち、破壊されない無限アタッカーとしたり[2]、《パトファール-P4/サイレント・サイレン》などで離れない耐性を与えるのが有効。プリン効果やG・ストライクをケアしたい場合は《堕呪 ルアグリ》や《ダックス奮闘》によるアンタッチャブル付与や《同期の妖精/ド浮きの動悸》などで対策したい。耐性がハマれば1ショットキルがほぼ確定するので、上手く相手に合わせて対応できるように工夫しよう。
2021年3月16日ルール改訂改定に伴う退化のルール変更によって、【青黒退化】での退化先の候補として名前を挙げられるようになった。主流の座こそ高いロック性能に加え展開能力まで持つ《竜魔神王バルカディア・NEX》に譲るものの、こちらは単身でダイレクトアタックまで進めるビートダウン性能と、連続攻撃に伴うパワー低下による盤面除去性能、そして何よりあちらに比べてシングルカード価格が非常に安価で入手し易いことが利点となった。実際のところ、DMBD-18期にはこれを1枚積みした型の【青黒退化】のオリジナルでのチャンピオンシップ優勝が続々報告された。W・ブレイカーなので《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の革命避けもある程度でき、S・トリガーでそちらを踏んで出落ちもしづらい。《竜魔神王バルカディア・NEX》の殿堂入り後は退化先として優先して採用できる地位に落ち着いている。