《ハンプティ・ルピア》
DM24-EX1で登場した光/闇/火のアーマード・ファイアー・バード。 G・ストライクを持ち、cipで1ピーピングハンデスと、捨てさせた手札に付随したコスト火力を放つ。 既存のハンデスデッキには合致しづらい色の弱さだが、【5色ザーディクリカ】のような5色構築ではマナ基盤を兼ねる妨害札としても期待できる。 追加効果の破壊については、手札から落とす=手札に握っているということは、現在は使えないがいずれ使う予定のカードということで、基本的に自身のマナのキャパシティ以上の初動やリソース札やフィニッシャーが対象になりやすい。マナカーブの都合で使えていないカードということはバトルゾーンに同じコストのクリーチャーがいることはあまり多くはないため、あくまでピーピングハンデスのおまけといった感じだろう。 低コスト帯でコスト限定破壊が刺さる場面は、相手がコスト2の一撃奪取や《AQvibrato》などを初動に出した後、相手の手札から別のコスト2を落とす、相手がコスト3の《天災 デドダム》などを初動に出した後、相手の手札から《フェアリー・ミラクル》といったコスト3を落とすなどで相手2枚に干渉できる。 逆に刺さらない場面では例えばコスト4の《獅子王の遺跡》を捨てさせて妨害する場面では、バトルゾーンに相手のコスト4のクリーチャーは多くの場合存在しない。 ただしツインパクトを捨てさせた場合は盤面にも触れられる可能性はぐっと上がる。
環境において【白黒赤ファイアー・バード】では展開そのものには関わらず種族シナジーぐらいしか無いが、単純に高スペックでマナ基盤にもなるファイアー・バードとして4枚積みされる。メクレイドや《アリス・ルピア》等からついでのように出て来ては踏み倒しスタンバイした《流星のガイアッシュ・カイザー》や展開を咎める《飛翔龍 5000VT》をはたき落とすなど、ピーピングハンデス特有のメタ潰し性能で【白黒赤ファイアー・バード】の展開力を支えている。このクリーチャーで獲得したテンポはターン経過に応じてリソースが伸びる《ルピア&ガ:ナテハ》とも相性が良い。破壊効果はビートダウン同型なら変に大型を狙わなくともコスト2の手札を引っこ抜いて適当なハイパー化元やメタカードなどを処理するだけで十分強力。 他にも、【ガイアハザード退化】にコントロール手段として確定で入る。 DM24-EX2期にはこれや《氷柱と炎弧の決断》、《邪心臓の魔法陣》や《鬼火と魍魎の決断》を採用した【白青黒赤退化】なる型がオリジナルの80人参加のチャンピオンシップで準優勝。要するに【白青黒退化】がこれのために赤を足されたということである。 フレーバーテキスト収録セット
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