《ブレイン・コンチェルト》

ブレイン・コンチェルト VR 水文明 (3)
呪文
アンタップしている自分のクリーチャーとタマシードを好きな数タップする。こうしてタップしたクリーチャー1体またはタマシード1枚につき、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶カードを1枚引く。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
▶いずれかの墓地からカードを2枚選び、持ち主の山札の下に好きな順序で置く。

DMRP-21で登場した呪文

唱えることで自分のクリーチャーおよびタマシードを選んでタップでき、そうした枚数と同じ回数だけ、次の3つの効果から1つを選んで使える。

1つ目の効果は、シンプルな1ドロー
《ジャスト・ラビリンス》とは違い、呪文によってタップ状態にしなければ引く枚数に数えられないが、3つの効果の中では純粋にアドバンテージを得られる選択肢である。

2つ目の効果は、相手のクリーチャー1体にプリン効果を与える。
タップにより攻撃に参加できる数を減らしてしまうのがアンチシナジーだが、もともと攻撃できないクリーチャーやタマシードをコストに相手を妨害しつつ、自分のクリーチャーへの殴り返しも防げるため、あって困る選択肢ではないだろう。

3つ目の効果は、お互いの墓地からカードを2枚選んで山札の下に置く効果。
このカードを唱える頃にはお互いにある程度カードを展開しているはずであるため、相手の妨害として役に立つケースはあまり多くはないだろう。基本的には自分のカードを山札に戻すために使うことになるか。なお、唱えたばかりのこのカードは山札に戻せないので注意。

ルール

環境において

登場から【青黒タマシードハンデス】で使われる。コスト3なので、《サイバー・K・ウォズレック》でのコスト踏み倒し範囲内に収まる。これを使ってのまとまった数のドローを繰り返すことで、《魔天降臨》《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》《英知と追撃の宝剣》などの殿堂入りフィニッシャー呪文に繋げる動きが強力。大量ドローでこれをゲーム中に複数枚唱え、最期は足止めしつつ《S級宇宙 アダムスキー》でとどめを刺す、というのも使い方の1つ。《神の試練》山札を0枚にしてからこれで山札回復を行い、山札の上に予め唱えて墓地に置かれた《神の試練》を仕込むことで、無限ターンを狙える。

他のカード・デッキとの相性

  • 《偽りの名 iFormulaX》とは好相性。唱える際にあちらをタップすることで、エクストラウィンの条件を満たしつつ、手札補充ができる。

その他

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 効果について

Q.《ブレイン・コンチェルト》の「いずれかの墓地からカードを2枚選び、持ち主の山札の下に好きな順序で置く。」を選んで、自分と相手の墓地にあるカードを1枚ずつ、山札の一番下に置けますか?
A.いいえ、置けません。いずれか1人の墓地から2枚選ぶ必要があります。
引用元(2022.4.22)

Q.《ブレイン・コンチェルト》の「いずれかの墓地からカードを2枚選び、持ち主の山札の下に好きな順序で置く。」を選んで、唱えた《ブレイン・コンチェルト》自身を山札の一番下に置けますか?
A.いいえ、置けません。呪文は唱えている間、どこでもないゾーンにあります。墓地のカードを選ぶ効果で唱えている最中の呪文は選べません。

+  (総合ルール 409.1a)

引用元(2022.4.22)