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偽りの名 13 P(R) 自然文明 (10) |
クリーチャー:アンノウン 24000 |
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) |
種族選別 P(R) 自然文明 (3) |
呪文 |
自分の山札の上から3枚を表向きにし、その中から異なる種族を持つクリーチャーを好きな数選ぶ。それらを手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
軽量手札補充と大型切り札が一体化し、使いやすいカードとなっている。
呪文面ではつい大量手札補充を狙いたくなるが、めくれた種族が1種しか無くても《サブマリン・プロジェクト》や《剣参ノ裁キ》のように使えるのでコスト論的な損はまず生じない。
同じく3コストで最大3枚の手札補充が可能なカードには《野生設計図》や《コアクアンのおつかい》が存在する。これらと比較すると、このカード自体がめくれても手札に加えることができ連鎖的に手札補充を続けられる点が優秀。
最大限に活かすにはクリーチャー主体の構築で種族をある程度バラけさせる必要がある。ツインパクトを採用すれば無理なくクリーチャー比率を高められるだろう。同じ弾には《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》や《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》を始めとして優秀なツインパクトが多数登場しているのもうれしい所。
水文明の代わりにこのカードを手札補充として採用することでデッキ中の自然文明比率を高められるので、《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》や《霞み妖精ジャスミン》などの序盤に使いたいマナ加速の安定性を上げることができる。クリーチャー主体で組まれるデッキなら無理なく積むことができるだろう。クリーチャー面の汎用性は微妙だが、呪文面で自身を参照できるという点で無駄ではない。
オマケ程度と言えども10コスト以上のクリーチャー面が付いた初動手札補充手段なので、《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》とも好相性。自前で持たないスピードアタッカーも《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》で与えれば問題ない。
それまでこれといった採用先に恵まれなかったが、DMBD-18終期から《樹食の超人》型【墓地ソース】(【グルメ墓地ソース】)がオリジナルで流行すると、9枚目以降の《超七極 Gio/巨大設計図》として需要を得るに至った。そちらの型はメインデッキを7コスト以上で固めるというコンセプトから、結果的に種族がばらけることが殆ど。ただし、《超七極 Gio/巨大設計図》と比べて呪文面のコストも回収能力も弱く、同コストの《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》と比べて微妙なことから、次第に不採用が目立っていった。
【アカシック3】が環境に進出すると、次第に結果的に種族がばらけることが周知されたため、このカードが使われるケースも見られるようになった。《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》で無限ターンを作った後であれば打点として使うケースも十分ある。
『超CSⅦ in横浜』での活躍を機に【青緑ゲイル・ヴェスパー】が流行すると、そちらに入るようにもなった。呪文側は、グランセクト単種族のカードがメインデッキの3割程度、無種族の呪文が1割程度であり、他全てが単種族被りを起こしたり無種族であったりしないことを考えれば、通常大体2枚程度の手札補充にはなる。クリーチャー側も、場に出れば《ジーク・ナハトファルター》での山札掘削を誘発できるため、ないよりは全然マシである。
Q.《種族選別》を唱えて山札の上から3枚を表向きにしたら、ドラゴンギルド/メタリカ、ドラゴンギルド/ムートピア、ドラゴンギルド/ビートジョッキーでした。これら3つは同じ種族を持っていますが、異なる種族も持っています。何枚手札に加えることができますか?
A.それらのカードの間で同じ種族を持っていたとしても、異なる種族が混ざっていれば別にカウント可能です。この場合すべてを手札に加えることができます。
引用元(2019.7.2)
類似裁定(2021.7.16)