《ボルザード・スーパーヒーロー/(ちょう)帝王(エンペラー)タイム》

ボルザード・スーパーヒーロー R 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のコスト6以下のドラゴンではないエレメントを1つ選び、破壊してもよい。
超帝王タイム R 火文明 (5)
呪文
S・トリガー
コスト3以下のドラゴンではないエレメントをすべて破壊する。

DM23-BD4で登場したアーマード・ドラゴン呪文ツインパクト

クリーチャー側はスピードアタッカーW・ブレイカーを持ち、アタックトリガードラゴン以外の中コストエレメントを除去できる。
ただ、単体コスト火力はコスト7のカードとしては重い。メクレイド5に対応しておらず、手打ちも厳しいコストなので取り回しが悪い。
基本的には呪文側をメインとし、こちらはドラゴン基盤の濁りにならない点が重要だろう。

呪文側は、《同期の妖精》による選択吸引を避けながら、《クリムゾン・ビクトリー》《ボルシャック・コーヤ・ドラゴン》などで焼くことができなかった《とこしえの超人》をはじめとする低コスト高パワーのメタクリーチャーを一掃できるありがたい受け札。
具体的に【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】対面で前例では処理できなかった《ボン・キゴマイム》《とこしえの超人》を討ち漏らさずに焼けるS・トリガー

【7軸ガチロボ】におけるメタに対する除去札としても優秀。

コスト3以下で《超帝王タイム》で破壊されないエレメント(=コスト3以下のドラゴン)

原則中型・大型として存在しているドラゴンでコスト3以下は比較的少ない。
環境で使われるものに限れば数種類、多く見積もっても十数種類まで絞られるため、使用感は無差別にコスト3以下の全体火力のような感覚で使えるだろう。

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環境において

DM24-SD1DM24-SD2DM24-SP1期以降のオリジナルCSでドラゴン基盤の【赤緑モモキングRX】【白赤緑モモキングRX】に2~4枚採用される。

2024年8月下旬には呪文側を目当てにこれを2枚投入した【5色ガイアハザード退化】が36人参加のオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。若干重いが相手のメタカードを吹っ飛ばしながらスター退化手段にもなるのが利点である。そちらのデッキはコンボが成立すれば即勝てるという性質のデッキではないため、このようなコントロール手段を兼ねたスター退化手段は貴重である。同じ頃、【白ガイアッシュ覇道】に4枚積みされた事例も確認された(オリジナル、59人参加、3位)。
この時期には【白赤緑ドリームメイト】系統や【白黒赤ファイアー・バード】を露骨に対策する段階に入っているため、うってつけの対策札ということで採用率が上向いている。流行している【青魔導具】にもよく通る。相手の構築には若干左右されるが、コスト3以下のクリーチャーを重用する【黒単アビスロイヤル】がループで作った過剰打点も他のS・トリガーでカバーすれば、S・トリガーとして捲れた際に大体捌ける。一種の《奇天烈 シャッフ》避けにもなるため、そういうことから一部で【黒単アビスロイヤル】対策として使われる。

一時期流行が過ぎ去ったが、2024年11月初頭からまた【白黒赤ファイアー・バード】対策としてドラゴン基盤に積極採用されるようになった。
またこの頃には、【白青黒マーシャル】自壊ループパーツ兼《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》などのメタカード除去札として使われるようにもなった。文明は致命的に噛み合わないが、呪文側にS・トリガーを持つ事が重要視され暴発させるのが基本であるためほとんど影響はない。

その他

関連カード

収録セット

参考